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仕事道楽 岩波新書 新版

Toshio Suzuki

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784004314868
ISBN 10 : 4004314860
Format
Books
Publisher
Release Date
May/2014
Japan

Content Description

「いつも現在進行形、面白いのは目の前のこと。」―“好きなものを好きなように”作りつづけ、アニメーション映画制作の最前線を駆け抜けてきたジブリも三〇年。高畑勲監督の一四年ぶりの新作公開、宮崎駿監督の「引退宣言」と大きな転換点を迎えた今、プロデューサー・鈴木敏夫が語ることとは?口絵も一新、新章を加えた決定版!

目次 : 1 「仕事は公私混同/まかせた以上は全部まかせる」―『アニメージュ』創刊のころ/ 2 「つきあう以上、教養を共有したい」―高畑勲、宮崎駿との出会い/ 3 「一番大事なのは監督の味方になること」―『風の谷のナウシカ』そしてスタジオジブリ設立/ 4 「企画は半径3メートル以内にいっぱい転がっている」―宮崎駿の映画作法/ 5 「みんなで坂を転げ落ちるのが映画づくりだ」―高畑勲の論理と実践/ 6 「人間、重いものを背負って生きていくもんだ」―徳間康快の生き方/ 7 「いいものを作るには小さい会社のほうがいい」―「町工場」としてのジブリ/ 新 「こつこつ努力することで開ける未来がある」―つねに現在進行形で考える

【著者紹介】
鈴木敏夫 : 1948年名古屋市生まれ。1972年慶應義塾大学文学部卒業、徳間書店入社。『アニメージュ』編集部を経て、『風の谷のナウシカ』を機に映画制作へ。1989年よりスタジオジブリ専従、プロデューサーとして『もののけ姫』『千と千尋の神隠し』など、大ヒット作を次々に生みだす。現在、スタジオジブリ代表取締役プロデューサー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • くぅ

    語弊を恐れずに言えば宮崎さんも高畑さんも癖まみれの変人の類い(そうでなければジブリの作品はこんなにも愛されなかっただろうから良しだが)なので、間に挟まる鈴木さんは大変だった(現在進行形かもしれませんが)と思います。しかしそれが覗き見する他人には面白い。基本的にはクスクス笑ってしまうような話が並ぶが故、中に出る鋭い言葉が印象に残る。終盤の現代の若者の鑑賞スタイルについてもそう。ストーリーを追うのみで表現の仕方に目を向けないと。目が大事なものを捉えられなくなってきているのは何故だろう。怖くなりました。

  • ホークス

    宮崎、高畑の両監督と著者を中心にしたジブリの物語。性格が全く違う三人は、反発しながらも強く引き付け合う。徳間の社長など周囲の人も曲者で、小さな会社は激しく揺れる。一見紳士な著者もヤンチャで、人間洞察に長けケンカも辞さない。人間の美点は、不完全さと一体なんだなと感じた。真面目で厳しい人はわがまま。物事を推し進める人には犠牲的な信奉者が必要。結び付ける人は誰にでも柔軟さを求める。でもそれは、限界ではなく可能性なのだと思う。「何者かになる」という事は、その可能性に賭ける、又は殉じる事ではなかろうか。

  • ばんだねいっぺい

     徳間社長の「お金なんて紙なんだよ。」や高畑さんの「プロデューサーの仕事は監督の味方であることだ」や宮崎さんの「お互いに尊敬しあっていないから仕事ができる」。血の通った言葉の数々に心打たれる。

  • みのゆかパパ@ぼちぼち読んでます

    スタジオジブリのプロデューサー・鈴木敏夫が、これまでの仕事を通じて感じていることを、仕事でかかわってきた人たちとのエピソードを交えながら語った一冊。著者の仕事に対するスタンスや、実際の仕事っぷりから何かしらのヒントをもらえたような気もしたのだが、ジブリファンの自分としては、宮崎駿と高畑勲の両巨匠の実像や、彼らの作品にまつわる裏話的なものを知れたのが何といっても興味深い。このところのジブリ作品には何かと不満を言いたくもなっていたが、本書を踏まえて見返したくなると同時に、ジブリのこれからが楽しみになってきた。

  • 流之助

    鈴木敏夫という人は、本当に人付き合いが好きなんだと感じる。私は個性的な人と仕事をするのは苦手だ。自分は融通が利かない人間だ。もっと人のことを面白がる、ということを、これから考えていきたいと思った。また、読んでいるうち、私の祖父を思い出した。父方と母方の、それぞれ性格の全く違う二人の祖父。鬼籍に入ってからもっと話を聞いておきたかったと後悔する。二人の名監督の話を、もっと聞いておくべきなんだ、きっと。ジブリのこれからにも期待してしまう。私たちにはジブリが必要です。

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