Tommy Bolinに最近うち震えているものです。 さてファンの皆さんに質問。 私はTeaser３枚組を輸入版で買おうと思っているのですが、 （日本版の１枚組を買ったら泣きそうなぐらいかんどーしたので） その場合 このWhips ＆ RosesとWhips ＆ Roses２は買うべきなんでしょうか？ またTeaserDXは買うべきなんでしょうか？ なんか「だぶっている」というウワサもあり不安です。 Tommyの特に「Teaser」の時期の音源は すべて押さえておきたいのですが、 買って失望するのもいやなので教えて下さい。 通な方、テイク違いやダブりなど 詳しく教えて下さい！ 最近ファンになった新参者より

サバンナウーマンは魅力的な楽曲だしアウトロでのギターソロを聴いて彼を見る目が変わったギタリストは多いと思う。 ただ、他の楽曲は世間で言われるほど優れたものとも思えない。関わったバンドを聴いてもプレイヤーとしては一流だったと思うが正直ソングライターとして優れていると思った事はない。

リマスター処理のブルースペックCDで、価格的にも歓迎すべき本作。たしか当シリーズ発売当時、ファーストもカミングスーンだったはず。あれどうなったんやろ？本作は40年前、地元の中古レコード屋で怪しいジャケットに惹かれて学校の帰りに購入した、懐かしの品。

評価はあくまで3枚組or5枚組BOXのリミックスとでも言えそうなリマスター盤に対ししてのもので、アルバム「Teaser」はケチのつけようのない内容で満点です。 サウンドに厚みはでたしクリアになってシンバル・ワークなども聴きやすくなりましたが、はっきり言ってデフォルメし過ぎ。バンド・サウンドを強調し過ぎてヴォーカルがかなり引っ込んでます。M1”Grind”のラストでギターがコーラスに絡む辺りではヴォーカルが聴き取りにくいほどだし、M7”Marching Powder”のNマイケルウオルデンのドラムに対する処理もメタル・バンドまがいでやり過ぎだと思います。 ド迫力サウンドと前面にでたギターを歓迎される方もおいででしょうが、アナログLPの頃から好んで聴いてきた当方は崩れたバランスに違和感を覚えます。とても残念なリマスターです。

これだけ聴いてもTボーリンの凄さには触れられるけど、まずはオリジナル・アルバムの「Teaser」を聴くべきですよね。良くも悪くもオクラになったアウトテイク集ですからね。幸いオリジナル・アルバムの「Teaser」リマスターと本作など、お値頃で有り難い3枚組or5枚組のセットが出ました。迷わずそちらで有益な資金運用して下さい。

内容を考えると最近のTOMMYのアーカイヴは値段が安いですね。あの手この手でリリースする作品は賛否両論あると思うけれど、聴いていてつくづく「生きていたら・・・」と考えちゃう今日この頃です。改めてLORDと共に合掌。

レコードコレクター誌２０１２年の２０世紀のベストギタリスト１００からは漏れてしまいましたが、素晴らしいギタリストだと思います。忌わしいパープル４期のライブイン・ジャパンが足を引っ張ったのか？しかしジェームズ＆ギャング時代やビリー・コブハムとのセッションはとてもいいんですがね、ドラッグで早世したのが悔やまれます。

はっきり言ってこのﾀｲﾄﾙには語弊がある。当初、収録曲が別ﾃｲｸを含めたったの二曲しか増えてないのにどこがDXなんだ？と思ったが…実際はほとんどの曲が新たにﾘﾐｯｸｽされていて尺も全然違うまったくの別ﾊﾞｰｼﾞｮﾝ。中には10分を超えて存分にｿﾛやｲﾝﾀｰﾌﾟﾚｲを堪能出来る曲もあって、新鮮さは文句無し。唯一不満があるとすれば、何故ｵﾘｼﾞﾅﾙをﾘﾏｽﾀｰして二枚組ｾｯﾄにしなかったのかという事。この中途半端な企画にはｵﾘｼﾞﾅﾙは存在していないという意味でDXという呼び名は微妙である。ただし、現時点で他に選択肢は無いのだからﾌｧﾝとしては必須ｱｲﾃﾑなのは間違いない。

錚錚たるサポートをバックに思いっきり自分の世界を創造したTommy。 早すぎる夭逝が惜しまれます。

ﾊﾟｰﾌﾟﾙの雇われギタリストだが、卓越したプレーは本物だ。ジミヘン、ロイブキャナン、Ｇムーアと並ぶ評価をしてます。ミックロンソンもスゴいよ。歌はもうひとつだね。後２０年生きていたら時代は変わってたでしょう。ギター好きは必聴です。