スポンティニュアス･コンバスションの音楽性が発展した様な印象がします。 　ギタリストを加えてツインギターになって、音の厚みが増し、複雑な絡みの展開があって、とても効果的で良いと思いました。 　ドラマーが後にイングランドでも素晴らしいドラミングを披露する‘Jode ’Leighでこのアルバムでも、パーカッシブなプレイを聴かせてくれます。 　しかしこの兄弟はスポンティニュアス･コンバッションの時に参加していた、後にストライダーに参加するTony Block といい、ドラマーの人選が素晴らしいと思います。 　一応ハードロックに分類されると思うのですが、切れのあるシャープなパートと、静かな部分があり、プログレの要素も感じます。 　ブリティシュロック特有の陰りのあるメロディーがいい感じです。 　しかしコニープランクがプロデュースしているのが意外で、面白い組み合わせだと思います。