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R.Strauss 4 Letzte Lieder, Capriccio Last Scene -Schwarzkopf(S), Wagner Arias -Edelmann(B-Br): Ackermann / Philharmonia

Strauss, Richard (1864-1949)

Item Details

Genre
:
Catalogue Number
:
OPK7072
Number of Discs
:
1
Label
:
:
International
Format
:
CD
Other
:
Import

Product Description

フィルハーモニア管弦楽団
初期の指揮者第3弾はオットー・アッカーマン!


アッカーマンは日本ではオペレッタ指揮者として知られていますが、ケルン、チューリッヒ、ウィーンと歌劇場で活躍していた指揮者です。当時のヨーロッパでは歌劇場の音楽家は多かったのですが、日本に彼らの活躍は伝わりませんでした。特にアッカーマンは50歳という若さで亡くなったことで埋もれてしまいました。また、エーデルマンは1950、60年代のワーグナー歌手として一流でしたが、日本ではホッターの陰に隠れてしまいました。シュワルツコップと共演したフルトヴェングラーのバイロイトの『第9』、映像となったカラヤンとの『ばらの騎士』がありながらです。EMIがワーグナーの全曲を録音するようになったのはエーデルマンがピークを過ぎてからのことです。実際ライブCDが出るようになって、初めてエーデルマンのオペラでの活躍を知ることになりました。ここではアッカーマンの指揮をバックにした、シュワルツコップとエーデルマンの歌声をお聴きください。(OPUS 蔵)

「アッカーマン指揮による『メリー・ウィドウ』全曲は、前述のフランスACCディスク大賞「オペレッタ部門賞」に輝く成功作だったのだが、当事者のレッグ/シュワルツコップ/アッカーマンのトリオとしては、自分たちが本当に聴いて欲しい真実の芸術的自信作は、そんなオペレッタではなくて、同じ1953年の9月25日と26日、ロンドンでもいつものキングズウェイ・ホールとは別のワトフォード・タウンホールで録音したR・シュトラウスの『4つの最後の歌』と歌劇『カプリッチョ』最後の場が、秘められた珠玉の1枚だったのである。『メリー・ウィドウ』の「ヴィリアの歌」をあでやかに歌うシュワルツコップの円熟の名唱を伴奏しながら、いま38歳、声と表現と魅力が絶頂期にあるこのソプラノには、もっと深い真実の芸術を歌う作品を・・・とアッカーマンは切望していた。スイス在住という身軽さ、一流歌劇場の主宰者でもある職業柄、アッカーマンは昨年(1952年)1月のミラノ・スカラ座での『バラの騎士』公演ではじめて元帥夫人を歌い、同じくはじめてオックス男爵を歌うオットー・エーデルマンに侵すべからざる凛とした威厳の美しさを示したシュワルツコップの歌唱のすばらしさを思うと、若き元帥夫人とも想像される『カプリッチョ』の伯爵令嬢マドレーヌの独り舞台となるラスト・シーンこそ、いまの彼女のソプラノで聴きたいと考えたという。偶然だがレッグもシュワルツコップのオペラでの持ち役を決めるべき時期が来ていることを痛感していたから、かねて考えていたR・シュトラウスの『4つの最後の歌』『カプリッチョ』最後の場をアッカーマン/フィルハーモニア管の伴奏で録るべきと確信したのだろう。(中略)
1951年に戦後初めて再開されたバイロイト音楽祭で、あの世紀に残るフルトヴェングラーのベートーヴェン『第9』にシュワルツコップとエーデルマンの素晴らしいソロを聴いた人のすべてにこのワーグナー・プログラムを捧げたい。1916年2月5日、ウィーンでうまれたバス・バリトンのエーデルマンは1951年のバイロイトでは『マイスタージンガー』の主役ハンス・ザックスで、シュワルツコップのエーファと共演してデビューするが、アッカーマン/フィルハーモニア管弦楽団の伴奏での6曲の録音が残されていたことはよろこばしい。大袈裟なハッタリや面白がらせる誇張を排したアッカーマンのワーグナー演奏、細部の自然な流れとともにアッカーマンの人間味を感じさせて爽やかな気分に誘うプログラムをを聴いていただけることと筆者は思います。」 小林利之(OPUS 蔵)

【収録情報】
R.シュトラウス:
・歌劇『カプリッチョ』最後の場面「明日のお昼の11時ですって?」
・4つの最後の歌

 エリーザベト・シュヴァルツコップ(ソプラノ)
 フィルハーモニア管弦楽団
 オットー・アッカーマン(指揮)

 録音時期:1953年9月25,26日
 録音場所:ロンドン、ワトフォード・タウン・ホール
 録音方式:モノラル(セッション)

ワーグナー:
・『さまよえるオランダ人』第2幕〜ダーラントのアリア「わが子よ」
・『タンホイザー』第2幕〜領主ヘルマンのアリア「この殿堂に」
・『パルジファル』第3幕〜聖金曜日の音楽
・『パルジファル』第3幕〜「これこそ聖金曜日の奇蹟」
・『ローエングリン』第1幕〜王の挨拶「親愛なるブラバントの方々よ」
・『ローエングリン』第1幕〜王の祈り「主なる神よ、この試合を」
・『ワルキューレ』第3幕〜ヴォータンの告別と魔の火の音楽

 オットー・エーデルマン(バス・バリトン)
 フィルハーモニア管弦楽団
 オットー・アッカーマン(指揮)

 録音時期:1957年
 録音方式:モノラル(セッション)

 原盤:UK-Columbia LP

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