スティーブのバリバリ・テクニックを聞こうという方にはご不満でしょうが、彼とともに年齢を重ねてきた者は、買ってよかったと思います。 聞いていて心が静まるような、仕事から帰って、夜ひとりで聞きたいようなアルバムです。決して退屈しないのは、バックを支えるミュージシャンの質の高さもあるでしょう。クラッシクのように暗くならない、でもジャズやロックのように神経に触らない、そんなしっとりした癒し系です。

　ハウ師匠のギターは素晴らしいし、ライブも最高！彼のギターの音色によって彼の世界に引き込まれ帰ってこれません。彼のボーカルはうまくないけどほのぼのだし、いいですよ〜！

まちがいなく、Howeの最高傑作。彼は、どういうわけか日本では、いわゆる三大ギタリストなどと比べて人気が低いが、本当にすごいギタリスト。確かにスピードやテクニック、ルックス（？）において彼以上の人はいるが、アイデアの豊富さ、音作りの繊細さ、作曲能力の高さ、そして何よりギターへの愛情に関しては、他に類を見ないでしょう。