カラーが、画面より明るめです。ターコイズを希望していましたが、光に当たると眩しいくらいのブルーでした。 生地はペラペラの薄手ではないものの、しっかりしているという感じではないです。真夏にはいいかもしれません。 大きさは男性用Mサイズなので女性にはやや大きめかも。 気にいりましたが、色が派手すぎてマイナス★です。

ハロウィンの夜、カボチャ大王が来ることを信じてやまないライナスのまっすぐさが、おかしみをもって作品を包んでいる。チャーリーブラウンを始めとする子供たちは、丁寧に暮らしを紡いでいる、その中でひょうひょうと存在するスヌーピーが、絶妙なスパイスとなっている。

高らかなファンファーレと共に、テンポよく展開する冒頭のタイトルの場面がまず、おしゃれです。劇中にも度々現れる、音楽と画面の構成の組み合わせの妙は、さながら一時間強のミュージックビデオのようです。手書きの線や色は、古臭さよりも親近感や優しさが感じられ、動く絵本のようでもあります。特筆すべきは、空の描写です。水彩と色鉛筆の空には、登場人(犬)物の心情が映し出されているように感じられます。こんなにかわいいアニメを見ていた当時の子が羨ましい、と思う反面、子供にこの細部の素晴らしさがわかるまい、とも思います。チャーリーブラウンをはじめ、登場する子供たちは見た目に似つかわしくなく、時に辛辣なことまで口にし、笑わせてくれます。チャーリーとペパーミントパティが観覧車に乗っている場面では、エデンの東を連想させられました。大人が見ても楽しめると思います。最後のクレジットタイトルまでぬかりなく、おしゃれです。「帰っておいで、スヌーピー」という邦題でテレビ放送していたものと、同じ作品です。