Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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• ykmmr (^_^)

  読了日：2023/03/21

  後半は、まさに、『日本沈没』であるが、政府の対応・科学者の見解・諸外国の対応。それぞれの役割や判断が『運命』を決めるのは言うまでもない。筆蹟が早く、目も回るわけだが、内容が内容だからそうであろう。これから起こりうる『日本』の顛末なのかもしれないが、災害の度に、海外には助けて貰えて、日本も日々お返ししているのは救いで、そこはあまり心配していない。一番心配なのは、政府対応かな。

• エピファネイア

  読了日：2022/04/28

  小松左京さんの名作に挑戦。地球のプレート下で起こっていることを説明した前半部分は苦戦した。フィクションと思えず、現実に起きる可能性があるか思わずググった。数万年単位で見ると可能性はあるようだ。昨日まで見ていた山が一瞬にして山容を変える、生活していた土地が水没する。我々はその時何を決断するのか。慣れない海外への逃避を選ぶか、母なる大地と共に生を終える覚悟を決めるか。今勤務している辺りは早々に沈没する設定だったのがショック。会社でハザードマップを思わず見直してしまった。沈没はなくても大地震への備えは必要だ。

• 活字の旅遊人

  読了日：2021/12/14

  下巻。破滅が一気に進行する。その様子は、東日本大震災を経た日本人にはかなりのリアリティを持つものだろう。災害のみならず、新型コロナウイルス絡みの混乱も含め、国民の行動、政治と学問との関係、諸外国の思惑など、やはり令和の今こそ読んでおいた方が良い作品だと思った。戦争を経験した世代には、更に別の想いが重なっているだろうし。災害だから他国が助けてくれて当然、というのは能天気に過ぎるよなあ。1970年代の技術についてのその後、という趣旨の解説があって、これが参考になる。でも、カバーの新幹線はO系にすべきだよなあ。

• ぼっちゃん

  読了日：2020/11/28

  映画化、ドラマ化、アニメ化など何度もされており、来年日曜劇場でまたやるようですが、日本とはなにか、日本人とはなにか考え直すきっかけとなるような作品で、そのため何度もリメイクされるのが納得できました。

• Kiyoshi Utsugi

  読了日：2020/04/28

  下巻では、D計画がいよいよ本格化するとともに、日本が沈没していくまでを描いています。 D計画は、政財界の黒幕である100歳を越えた渡老人、実際の計画実施は田所博士、幸長助教授、小野寺、中田に任されます。 日本が沈没してしまうということで、１億１千万人の人をどうやって国内から退去させるのか？ この辺りは、かなりリアルに描かれています。 本では初めて読むので、最終的にどうなるのかを知らなかったのですが、本当に沈没してしまうのですね。 日本に住んで、日本に生きることとはどついうことなのかを考えさせられました。

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