SACD

Il Barbiere di Siviglia : Alceo Galliera / Philharmonia, Maria Callas Tito Gobbi Luigi Alva, Ollendorff, Zaccaria, etc (1957 Stereo)(2SACD)(Hybrid)

Rossini (1792-1868)

User Review :4.5
(7)

Item Details

Genre
:
Catalogue Number
:
WPCS12967
Number of Discs
:
2
Format
:
SACD
Other
:
Hybrid Disc

Product Description

Japanese remastered 2 x Hybrid SACD pressing. Warner. 2014. As she demonstrated in both Il barbiere di Siviglia and Il turco in Italia, Callas, the great tragedienne, could also turn her skills to comedy. As it happened, the 1956 La Scala production of Rossini's most popular opera did not prove a great success with audiences, but it's stars - Callas, Tito Gobbi and Luigi Alva - reassembled in London the following year for this recording. Callas sang the role of Rosina at it's original mezzo-soprano pitch and her version of 'Una voce poco fa' - punctuated by an unforgettable 'ma' ('but') in the cabaletta - is a miracle of both elegance and wit.

Track List   

Disc   1

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Comprehensive Evaluation

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此の程、我が苦手とするオペラと言うジャン...

投稿日:2024/05/06 (月)

此の程、我が苦手とするオペラと言うジャンルでは或ったものの、数有る歌劇の中で取り分け名高いゼヴィリアだけは、全曲で所有せねばと言う観念に駆られ本ディスク購入に至った次第だが、先ずのっけから当序曲の(特に主部に移行してからの)爽快なテンポ感に思わずうなずかされた。筆者にとって本楽曲鑑賞に於ける処女航海は、小学生の折に耳にしたfontana盤ベンツィ指揮ラムルー管に依るレコードでの事だったが、有無を言わせぬ速いテンポで徹頭徹尾貫かれる其の鮮烈で欣快な演奏スタイルは、我に強烈なインパクトを与え、ロッシーニの序曲たるものは、かく有るべしと云う言わば規範的存在として今でも己の中に君臨し続けている。是迄根っからのオペラ指揮者として不動の地位を築いたカラヤンに期待した時期も有ったが、音の構築、組み立て、更にはリズム処理までもがあくまで重たく、テンポも中庸で堅実では有るが、今一つ理想に応え得るものたり得なかった。そうした中でライナー、シャイーに依る録音は、其れ相応に速めのテンポ設定で筆者にとって好演と成り得たのだが、此処でのガリエラの解釈は、あくまで主観に基づいての主張だが、もはや良き意味での軽みの世界に達したかの様な印象を抱かせ、彼等にも増して目の覚める様な快心の出来栄えに仕上がって居り、感嘆の意を禁じ得ない。又、アバドの指揮した映像物も配信を介してほぼ一通り試聴してみたが、俊敏且つ細やかに上下する高度な歌唱技巧が求められるフレーズでの声の安定感に於いて、かのカラスと言えどもベルガンサにやや一日の長が有るやに思えたりする側面も認められた。がしかし其れでも本盤については、即述の冒頭一曲を持ってしただけで、勝負有った感の手応えを得るに充分な快演で有ると明言したい。

おいづる さん | 山梨県 | 不明

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カラスの声で作品に一本筋が通っているよう...

投稿日:2018/02/11 (日)

カラスの声で作品に一本筋が通っているように感じます。 今までセビリアの理髪師は途中で聞き飽きてしまっていたのだけれど、本作は甘味と苦味が交錯しているようで飽きが来ず、繰り返し聴いています。 アバド盤を聴いて、後のフィガロの結婚の伯爵となる役柄としてはルイジ・アルヴァはぴったりだとは思うのだけれど、フィガロの結婚のドン・バジリオを主役で聴いているような性格俳優的な歌い方が気になっていたのですが、程よく存在感が薄れて良いバランスになっている気がします。そもそも本作はアバド盤に比べてノーブルな歌い方をしているようにも思います。 ゴッビもプライに慣れていると重いフィガロだと感じましたがもちろん素晴らしい。 カラスがお嫌いな方以外にはオススメです。

ぜるきん さん | 愛知県 | 不明

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SACDで聴く、カラスの声。 CD開始か...

投稿日:2015/04/12 (日)

SACDで聴く、カラスの声。 CD開始から、およそ25分経過で カラスの声に巡り合えました。(待ち遠しかった。) 以前から馴れ親しんだ声より、暗く聞こえてしまった。 でも、カラスの声。 1957年録音が、舞台での失声降板事件(1958年)の一年前のセッション録音とあって体調と録音技術が交差する最高の作品です。 それよりも、ティト・ゴッビ、ルイジ・アルバ2人の男声陣が、カラスを支えているように思う。もっともセヴィリアでは、女声の活躍する場はあまりありませんので。 カラスを勝るロジーナは色々あるでしょうが、ここでのカヴァティーナをはじめ、音程のふらつきも少なく、カラス愛好家には支持されるでしょう。 でもこのCDで聴くべき声は、ティト・ゴッビ、ルイジ・アルバと思います。

きょん さん | 兵庫県 | 不明

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