CD Import

Pictures -Live at White Night Festival -Mussorgsky Pictures at an Exhibition, Schubert Piano Sonata No.17 : Alice-Sara Ott

User Review :4.0
(5)

Item Details

Genre
:
Catalogue Number
:
4790088
Number of Discs
:
1
Format
:
CD
Other
:
Import

Product Description

アリス=紗良・オット/ピクチャーズ
展覧会の絵、シューベルト:ソナタ第17番


瑞々しい感性で描く、圧巻の白夜祭ライヴ!
サンクトペテルブルク『白夜祭』(白夜の星音楽祭)でのライヴ録音。『展覧会の絵』、シューベルトのソナタ第17番。輸入盤がようやく登場です!(ユニバーサルIMS)

【プロフィール】
ドイツ人と日本人の両親のもと、ミュンヘンに生まれたアリス=紗良・オットは、すでにヨーロッパ、日本の主要コンサートホールにおける演奏により、その実力を高く評価されています。弱冠13歳にして浜松国際ピアノ・アカデミー・コンクールでモスト・プロミッシング・アーティスト賞を受賞、その2年後には、イタリアでシルヴィオ・ベンガーリ国際ピアノ・コンクールにて、最年少の最優秀賞するなど数多くのコンクールで実績をあげています。
 これまでに、北ドイツ放送交響楽団、ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団、hr交響楽団、シンシナティ交響楽団、ライプツィヒMDR交響楽団、バンベルク交響楽団、ウィーン交響楽団、サンフランシスコ交響楽団、東京交響楽団、ロッテルダム・フィルハーモニー管弦楽団、ロイヤル・スコティッシュ・ナショナル管弦楽団、フィルハーモニア管弦楽団などと共演のかたわら、ダニエル・ハーディング指揮スウェーデン放送交響楽団、サカリ・オラモ指揮王立ストックホルム・フィルハーモニー管弦楽団とのツアーなどにも登場。
 ソロ活動に加え、室内楽奏者としても、ハイムバッハ、チューリッヒ音楽祭、ダボス音楽祭、シュヴェツィンガー城音楽祭など各地の音楽祭に出演し、ラルス・フォークト、グスタフ・リヴィニウス、タチアナ・マズレンコ、ペーター・サドロなどと共演。ソリストとしては、ルール・ピアノ音楽祭、シュレースヴィヒ・ホルシュタイン音楽祭、メッケルンブルク・フォアポンメルン音楽祭、ブルンスヴィヒ・クラシック祭などに出演。
 2008年4月にはドイツ・グラモフォンと専属契約を結び、デビュー盤のリスト「超絶技巧練習曲集」、続くショパン「ワルツ全集」とも大きな話題となっていたほか、ヘンゲルブロック指揮ミュンヘン・フィルとの、リストとチャイコフスキーのピアノ協奏曲第1番も高く評価されていました。
 2010年にはドイツのグラミー賞ともいわれるエコー賞のクラシック部門で、ヤング・アーティスト・オブ・ザ・イヤーを受賞しています。

【収録情報】
・ムソルグスキー:組曲『展覧会の絵』
・シューベルト:ピアノ・ソナタ第17番ニ長調 D.850

 アリス=紗良・オット(ピアノ)

 録音時期:2012年7月3日
 録音場所:サンクト・ペテルブルク、マリインスキー劇場
 録音方式:ステレオ(デジタル/ライヴ)

Track List   

  • 01. Promenade
  • 02. Gnomus
  • 03. Promenade
  • 04. Il vecchio castello
  • 05. Promenade
  • 06. Tuileries
  • 07. Bydlo
  • 08. Promenade
  • 09. Ballet of the unhatched chicks
  • 10. Samuel Goldenburg and Schmuyle
  • 11. Promenade
  • 12. The Market-place at Limoges
  • 13. Catacombae (Sepulcrum romanum)
  • 14. Cum mortuis in lingua morta
  • 15. The hut on chicken's legs (Baba-Yaga)
  • 16. The Bogatyr Gate at Kiev
  • 17. Allegro vivace
  • 18. Con moto
  • 19. Scherzo (Allegro vivace)
  • 20. Rondo (Allegro moderato)

Customer Reviews

Read all customer reviews

Comprehensive Evaluation

★
★
★
★
☆

4.0

★
★
★
★
★
 
1
★
★
★
★
☆
 
3
★
★
★
☆
☆
 
1
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0
★
★
★
★
☆
ムソルグスキー「展覧会の絵」は彼の友人で...

投稿日:2013/03/12 (火)

ムソルグスキー「展覧会の絵」は彼の友人であった画家の遺作展での10枚の絵画の印象を音楽に仕立てたものでオリジナルはピアノ曲であり、もう一つはクーセヴィツキー依頼によるラヴェル編曲のオーケストラ版があります。この二つの聴き比べは中々楽しいものでありクラシックにあまり詳しくなくても何かの機会で聴いた人は多いと思います。私はピアノ曲から聴き始めそれはリヒテルのソフィアでのライブ演奏LPで音色は貧しくてもライブの緊迫感・迫力感は忘れられません。そのピアノ版を本盤は24歳のアリス=紗羅・オットが2012年に弾いたこれもライブ演奏(タイム35’03)でこの後彼女は日本でもこの曲を引っさげて演奏会をあちこち開いた様で概ね好評であったらしいです。何より凛として端麗な容姿の美人であることがプラス要素であることは間違いはなく私もややミーハー的ではありますがそれに乗っているのでしょう(別コンサートでの画像サンプルで彼女のルックスも・・・)。とは言うものの演奏は強打鍵による迫力と繊細に紡ぎ出される緊張が中々ライブならではの聴き処であります。スタートのブロムナードはやや硬めにゆっくり目でしっかり踏みしめて行きます・・・以降の何回か出て来るプロムナードはその時折の弾き分けを聴きましょう。「小人」では不気味に間を取って強い当りで音の構成感を明確に表しています。「古城」はもう少しニュアンスを強調して欲しくはありましたがこの辺りが敢えて抒情性というものから距離を置いたこの演奏の特徴なのかも・・・そして「テュイルリーの庭」での子供の騒々しい喧嘩の様子や「ビドロ」の重々しい様子では音の透明感に触れた思いです。「卵の殻をつけた雛の踊り」での滑稽さに続けて「サムエル・ゴールデンベルクとシュムイレ」では恐い者と弱い者との対比をちゃんと表し〆は思い切り鍵がたたかれます。賑やかに「リモージュの市場」を過ごして間を取りながらの「カタコンベ」からブロムナード変奏的に「死者への呼掛け」に入って行きます。「鶏の足の上に建つ小屋」からいよいよラスト「キエフの大門」へは一つ一つ音を押し出しつつ迫力を増しながらゆっくり大きく間と溜めをとってクライマックス化してやや力技的に曲は閉じられます・・・海外でのライブの割りには割りとすぐに拍手が入りこのリサイタルの白熱的雰囲気が把握されました。まぁ、先のリヒテルやホロヴィッツと言った大家、ポゴレリチ、ウゴルスキ等中堅の男性陣演奏とは別の立ち位置で残って行くであろう(本盤は高音質盤としても)素晴らしい演奏かと思いました。シューベルトのピアノ・ソナタ第17番(タイム@9’07A11’08B8’27C9’00)他は聴いておりませんので★一つ保留しています。(タイムについては盤により多少異なる場合があります。)

1
★
★
★
★
☆
ムソルグスキー「展覧会の絵」は彼の友人で...

投稿日:2013/03/08 (金)

ムソルグスキー「展覧会の絵」は彼の友人であった画家の遺作展での10枚の絵画の印象を音楽に仕立てたものでオリジナルはピアノ曲であり、もう一つはクーセヴィツキー依頼によるラヴェル編曲のオーケストラ版があります。この二つの聴き比べは中々楽しいものでありクラシックにあまり詳しくなくても何かの機会で聴いた人は多いと思います。私はピアノ曲から聴き始めそれはリヒテルのソフィアでのライブ演奏LPで音色は貧しくてもライブの緊迫感・迫力感は忘れられません。そのピアノ版を本盤は24歳のアリス=紗羅・オットが2012年に弾いたこれもライブ演奏(タイム35’03)でこの後彼女は日本でもこの曲を引っさげて演奏会をあちこち開いた様で概ね好評であったらしいです。何より凛として端麗な容姿の美人であることがプラス要素であることは間違いはなく私もややミーハー的ではありますがそれに乗っているのでしょう(別コンサートでの画像サンプルで彼女のルックスも・・・)。とは言うものの演奏は強打鍵による迫力と繊細に紡ぎ出される緊張が中々ライブならではの聴き処であります。スタートのブロムナードはやや硬めにゆっくり目でしっかり踏みしめて行きます・・・以降の何回か出て来るプロムナードはその時折の弾き分けを聴きましょう。「小人」では不気味に間を取って強い当りで音の構成感を明確に表しています。「古城」はもう少しニュアンスを強調して欲しくはありましたがこの辺りが敢えて抒情性というものから距離を置いたこの演奏の特徴なのかも・・・そして「テュイルリーの庭」での子供の騒々しい喧嘩の様子や「ビドロ」の重々しい様子では音の透明感に触れた思いです。「卵の殻をつけた雛の踊り」での滑稽さに続けて「サムエル・ゴールデンベルクとシュムイレ」では恐い者と弱い者との対比をちゃんと表し〆は思い切り鍵がたたかれます。賑やかに「リモージュの市場」を過ごして間を取りながらの「カタコンベ」からブロムナード変奏的に「死者への呼掛け」に入って行きます。「鶏の足の上に建つ小屋」からいよいよラスト「キエフの大門」へは一つ一つ音を押し出しつつ迫力を増しながらゆっくり大きく間と溜めをとってクライマックス化してやや力技的に曲は閉じられます・・・海外でのライブの割りには割りとすぐに拍手が入りこのリサイタルの白熱的雰囲気が把握されました。まぁ、先のリヒテルやホロヴィッツと言った大家、ポゴレリチ、ウゴルスキ等中堅の男性陣演奏とは別の立ち位置で残って行くであろう(本盤は高音質盤としても)素晴らしい演奏かと思いました。シューベルトのピアノ・ソナタ第17番(タイム@9’07A11’08B8’27C9’00)他は聴いておりませんので★一つ保留しています。(タイムについては盤により多少異なる場合があります。)

0
★
★
★
★
☆
ムソルグスキー「展覧会の絵」は彼の友人で...

投稿日:2013/03/07 (木)

ムソルグスキー「展覧会の絵」は彼の友人であった画家の遺作展での10枚の絵画の印象を音楽に仕立てたものでオリジナルはピアノ曲であり、もう一つはクーセヴィツキー依頼によるラヴェル編曲のオーケストラ版があります。この二つの聴き比べは中々楽しいものでありクラシックにあまり詳しくなくても何かの機会で聴いた人は多いと思います。私はピアノ曲から聴き始めそれはリヒテルのソフィアでのライブ演奏LPで音色は貧しくてもライブの緊迫感・迫力感は忘れられません。そのピアノ版を本盤は24歳のアリス=紗羅・オットが2012年に弾いたこれもライブ演奏(タイム35’03)でこの後彼女は日本でもこの曲を引っさげて演奏会をあちこち開いた様で概ね好評であったらしいです。何より凛として端麗な容姿の美人であることがプラス要素であることは間違いはなく私もややミーハー的ではありますがそれに乗っているのでしょう(別コンサートでの画像サンプルで彼女のルックスも・・・)。とは言うものの演奏は強打鍵による迫力と繊細に紡ぎ出される緊張が中々ライブならではの聴き処であります。スタートのブロムナードはやや硬めにゆっくり目でしっかり踏みしめて行きます・・・以降の何回か出て来るプロムナードはその時折の弾き分けを聴きましょう。「小人」では不気味に間を取って強い当りで音の構成感を明確に表しています。「古城」はもう少しニュアンスを強調して欲しくはありましたがこの辺りが敢えて抒情性というものから距離を置いたこの演奏の特徴なのかも・・・そして「テュイルリーの庭」での子供の騒々しい喧嘩の様子や「ビドロ」の重々しい様子では音の透明感に触れた思いです。「卵の殻をつけた雛の踊り」での滑稽さに続けて「サムエル・ゴールデンベルクとシュムイレ」では恐い者と弱い者との対比をちゃんと表し〆は思い切り鍵がたたかれます。賑やかに「リモージュの市場」を過ごして間を取りながらの「カタコンベ」からブロムナード変奏的に「死者への呼掛け」に入って行きます。「鶏の足の上に建つ小屋」からいよいよラスト「キエフの大門」へは一つ一つ音を押し出しつつ迫力を増しながらゆっくり大きく間と溜めをとってクライマックス化してやや力技的に曲は閉じられます・・・海外でのライブの割りには割りとすぐに拍手が入りこのリサイタルの白熱的雰囲気が把握されました。まぁ、先のリヒテルやホロヴィッツと言った大家、ポゴレリチ、ウゴルスキ等中堅の男性陣演奏とは別の立ち位置で残って行くであろう素晴らしい演奏かと思いました。シューベルトのピアノ・ソナタ第17番(タイム@9’07A11’08B8’27C9’00)他は聴いておりませんので★一つ保留しています。(タイムについては盤により多少異なる場合があります。)

1

Recommend Items