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CD Pictures -Live at White Night Festival -Mussorgsky Pictures at an Exhibition, Schubert Piano Sonata No.17 : Alice-Sara Ott

Pictures -Live at White Night Festival -Mussorgsky Pictures at an Exhibition, Schubert Piano Sonata No.17 : Alice-Sara Ott

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  • ★★★★☆ 

    一人のクラシックオールドファン  |  Hyogo  |  不明  |  12/March/2013

    ムソルグスキー「展覧会の絵」は彼の友人であった画家の遺作展での10枚の絵画の印象を音楽に仕立てたものでオリジナルはピアノ曲であり、もう一つはクーセヴィツキー依頼によるラヴェル編曲のオーケストラ版があります。この二つの聴き比べは中々楽しいものでありクラシックにあまり詳しくなくても何かの機会で聴いた人は多いと思います。私はピアノ曲から聴き始めそれはリヒテルのソフィアでのライブ演奏LPで音色は貧しくてもライブの緊迫感・迫力感は忘れられません。そのピアノ版を本盤は24歳のアリス=紗羅・オットが2012年に弾いたこれもライブ演奏(タイム35’03)でこの後彼女は日本でもこの曲を引っさげて演奏会をあちこち開いた様で概ね好評であったらしいです。何より凛として端麗な容姿の美人であることがプラス要素であることは間違いはなく私もややミーハー的ではありますがそれに乗っているのでしょう(別コンサートでの画像サンプルで彼女のルックスも・・・)。とは言うものの演奏は強打鍵による迫力と繊細に紡ぎ出される緊張が中々ライブならではの聴き処であります。スタートのブロムナードはやや硬めにゆっくり目でしっかり踏みしめて行きます・・・以降の何回か出て来るプロムナードはその時折の弾き分けを聴きましょう。「小人」では不気味に間を取って強い当りで音の構成感を明確に表しています。「古城」はもう少しニュアンスを強調して欲しくはありましたがこの辺りが敢えて抒情性というものから距離を置いたこの演奏の特徴なのかも・・・そして「テュイルリーの庭」での子供の騒々しい喧嘩の様子や「ビドロ」の重々しい様子では音の透明感に触れた思いです。「卵の殻をつけた雛の踊り」での滑稽さに続けて「サムエル・ゴールデンベルクとシュムイレ」では恐い者と弱い者との対比をちゃんと表し〆は思い切り鍵がたたかれます。賑やかに「リモージュの市場」を過ごして間を取りながらの「カタコンベ」からブロムナード変奏的に「死者への呼掛け」に入って行きます。「鶏の足の上に建つ小屋」からいよいよラスト「キエフの大門」へは一つ一つ音を押し出しつつ迫力を増しながらゆっくり大きく間と溜めをとってクライマックス化してやや力技的に曲は閉じられます・・・海外でのライブの割りには割りとすぐに拍手が入りこのリサイタルの白熱的雰囲気が把握されました。まぁ、先のリヒテルやホロヴィッツと言った大家、ポゴレリチ、ウゴルスキ等中堅の男性陣演奏とは別の立ち位置で残って行くであろう(本盤は高音質盤としても)素晴らしい演奏かと思いました。シューベルトのピアノ・ソナタ第17番(タイム@9’07A11’08B8’27C9’00)他は聴いておりませんので★一つ保留しています。(タイムについては盤により多少異なる場合があります。)

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  • ★★★★☆ 

    一人のクラシックオールドファン  |  Hyogo  |  不明  |  08/March/2013

    ムソルグスキー「展覧会の絵」は彼の友人であった画家の遺作展での10枚の絵画の印象を音楽に仕立てたものでオリジナルはピアノ曲であり、もう一つはクーセヴィツキー依頼によるラヴェル編曲のオーケストラ版があります。この二つの聴き比べは中々楽しいものでありクラシックにあまり詳しくなくても何かの機会で聴いた人は多いと思います。私はピアノ曲から聴き始めそれはリヒテルのソフィアでのライブ演奏LPで音色は貧しくてもライブの緊迫感・迫力感は忘れられません。そのピアノ版を本盤は24歳のアリス=紗羅・オットが2012年に弾いたこれもライブ演奏(タイム35’03)でこの後彼女は日本でもこの曲を引っさげて演奏会をあちこち開いた様で概ね好評であったらしいです。何より凛として端麗な容姿の美人であることがプラス要素であることは間違いはなく私もややミーハー的ではありますがそれに乗っているのでしょう(別コンサートでの画像サンプルで彼女のルックスも・・・)。とは言うものの演奏は強打鍵による迫力と繊細に紡ぎ出される緊張が中々ライブならではの聴き処であります。スタートのブロムナードはやや硬めにゆっくり目でしっかり踏みしめて行きます・・・以降の何回か出て来るプロムナードはその時折の弾き分けを聴きましょう。「小人」では不気味に間を取って強い当りで音の構成感を明確に表しています。「古城」はもう少しニュアンスを強調して欲しくはありましたがこの辺りが敢えて抒情性というものから距離を置いたこの演奏の特徴なのかも・・・そして「テュイルリーの庭」での子供の騒々しい喧嘩の様子や「ビドロ」の重々しい様子では音の透明感に触れた思いです。「卵の殻をつけた雛の踊り」での滑稽さに続けて「サムエル・ゴールデンベルクとシュムイレ」では恐い者と弱い者との対比をちゃんと表し〆は思い切り鍵がたたかれます。賑やかに「リモージュの市場」を過ごして間を取りながらの「カタコンベ」からブロムナード変奏的に「死者への呼掛け」に入って行きます。「鶏の足の上に建つ小屋」からいよいよラスト「キエフの大門」へは一つ一つ音を押し出しつつ迫力を増しながらゆっくり大きく間と溜めをとってクライマックス化してやや力技的に曲は閉じられます・・・海外でのライブの割りには割りとすぐに拍手が入りこのリサイタルの白熱的雰囲気が把握されました。まぁ、先のリヒテルやホロヴィッツと言った大家、ポゴレリチ、ウゴルスキ等中堅の男性陣演奏とは別の立ち位置で残って行くであろう(本盤は高音質盤としても)素晴らしい演奏かと思いました。シューベルトのピアノ・ソナタ第17番(タイム@9’07A11’08B8’27C9’00)他は聴いておりませんので★一つ保留しています。(タイムについては盤により多少異なる場合があります。)

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  • ★★★★☆ 

    一人のクラシックオールドファン  |  Hyogo  |  不明  |  07/March/2013

    ムソルグスキー「展覧会の絵」は彼の友人であった画家の遺作展での10枚の絵画の印象を音楽に仕立てたものでオリジナルはピアノ曲であり、もう一つはクーセヴィツキー依頼によるラヴェル編曲のオーケストラ版があります。この二つの聴き比べは中々楽しいものでありクラシックにあまり詳しくなくても何かの機会で聴いた人は多いと思います。私はピアノ曲から聴き始めそれはリヒテルのソフィアでのライブ演奏LPで音色は貧しくてもライブの緊迫感・迫力感は忘れられません。そのピアノ版を本盤は24歳のアリス=紗羅・オットが2012年に弾いたこれもライブ演奏(タイム35’03)でこの後彼女は日本でもこの曲を引っさげて演奏会をあちこち開いた様で概ね好評であったらしいです。何より凛として端麗な容姿の美人であることがプラス要素であることは間違いはなく私もややミーハー的ではありますがそれに乗っているのでしょう(別コンサートでの画像サンプルで彼女のルックスも・・・)。とは言うものの演奏は強打鍵による迫力と繊細に紡ぎ出される緊張が中々ライブならではの聴き処であります。スタートのブロムナードはやや硬めにゆっくり目でしっかり踏みしめて行きます・・・以降の何回か出て来るプロムナードはその時折の弾き分けを聴きましょう。「小人」では不気味に間を取って強い当りで音の構成感を明確に表しています。「古城」はもう少しニュアンスを強調して欲しくはありましたがこの辺りが敢えて抒情性というものから距離を置いたこの演奏の特徴なのかも・・・そして「テュイルリーの庭」での子供の騒々しい喧嘩の様子や「ビドロ」の重々しい様子では音の透明感に触れた思いです。「卵の殻をつけた雛の踊り」での滑稽さに続けて「サムエル・ゴールデンベルクとシュムイレ」では恐い者と弱い者との対比をちゃんと表し〆は思い切り鍵がたたかれます。賑やかに「リモージュの市場」を過ごして間を取りながらの「カタコンベ」からブロムナード変奏的に「死者への呼掛け」に入って行きます。「鶏の足の上に建つ小屋」からいよいよラスト「キエフの大門」へは一つ一つ音を押し出しつつ迫力を増しながらゆっくり大きく間と溜めをとってクライマックス化してやや力技的に曲は閉じられます・・・海外でのライブの割りには割りとすぐに拍手が入りこのリサイタルの白熱的雰囲気が把握されました。まぁ、先のリヒテルやホロヴィッツと言った大家、ポゴレリチ、ウゴルスキ等中堅の男性陣演奏とは別の立ち位置で残って行くであろう素晴らしい演奏かと思いました。シューベルトのピアノ・ソナタ第17番(タイム@9’07A11’08B8’27C9’00)他は聴いておりませんので★一つ保留しています。(タイムについては盤により多少異なる場合があります。)

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  • ★★★★★ 

    パパはマエストロ  |  青森県  |  不明  |  17/December/2012

    某リアル店舗で日本盤を完試聴・注文中。ラヴェル寄りかムソルグスキー寄りかなんて関係なく、若く素直で瑞々しい感性と高低ムラなく響かせる十分な技量、幾分の熟成を経て弾かれたライブ録音。シューベルトも幾分溌剌としている。これまで前者はポゴレリチ・ウゴルスキ・レオンスカヤ・フィルクスニー等を、後者はクーパー・レオンスカヤ辺りを好んで聴いてきたが、本盤も愛聴盤となりそうだ。

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  • ★★★☆☆ 

    ケッヘル551  |  鳥取県  |  不明  |  24/October/2012

    録音がすごくいいですね。ホールの臨場感とピアノの音が見事に再現されています。 ところで演奏はというと、展覧会の絵では遅めのテンポで丁寧に弾いています。楽譜上の全部の音が出ているような感じです。しかしその丁寧な演奏が逆に、音楽の連続性が途切れるような感があり、全体的には満足感が得られませんでした。 それと、この曲独特の野性的で泥臭いような特徴が薄く、お上品な演奏になってしまいました。 シューベルトのソナタ17番については、恥ずかしながら持っていませんでしたので書けません。

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