Leester Youngが加入しているベイシー楽団の吹き込みを網羅。 黄金時代のベイシー楽団が聞けます。

まず最初に、ここに記載されている曲目とは内容がまったく異なっていますので御注意ください。（おそらく同シリーズの他の商品のが誤って記載されてるのではと思われます） 実際の内容は、「シューシャインボーイ」などのベイシー時代、カンサス、キーノート、アラジンの各セッションと「ブルーレスター」「ナット・キング・コールとのトリオ」からの抜粋などで成り立っています。 レスター好調期の演奏がまとめて楽しめるお得なセットと言えましょう。ただ同じような内容で出ている４枚組の「The Lester Young Story」の方がどちらかというとお薦めです！

疲れた耳に、身体に、心に、私への最高の贈り物は「I Want A Little Girl」それもこの盤のテイクがやっぱり好い。

資料的価値が高い「集大成Ｂｏｘ」は、中途半端な動機では購入まで至らないのが現状だと思います。本作品の内容をクリックし確認しているリスナーはアナログ時代、半ばブートレグ状況のなか相当数のテイクをすでに入手されている事でしょう。自身も同様な状況下、輸入盤ＬＰで本Ｂｏｘを予約購入しました。数年後にＣＤ化される情報がアナウンスされ「恵まれた時代になるな」と嬉しいものでした。その経験から、こうした「集大成Ｂｏｘ」はダブりの心配がない、これからのリスナーにこそ、推奨したい。もはやライブは望めない、興味あるアーティストの「ワンタイム・パフォーマンスが何時でも楽しめるんだ」とワクワク感じる方には、素晴らしい買い物です。

渡仏の際に在仏のメンバーと共に録音された最晩年の録音。音色、技巧、フレーズ、全てがヘロヘロだが、それが逆に胸をしめつける。ビリー・ホリデイの「レディ・イン・サテン」に匹適する作品だと思う。この録音数日後、急遽帰国しニューヨークのホテルで４９歳の生涯を閉じた。

中期のﾚｽﾀｰの作品。晩年には見せる事がなかった、ｱｯﾌﾟﾃﾝﾎﾟの曲も軽やかにｽｲﾝｸﾞさせる。ﾊﾞﾗｰﾄﾞも吹いており、ﾌｧﾝ必見の一枚。

名盤プレス＆テディ以上。 期待に背かない満足度98点の満願盤。

プレス＆テディ盤以上で、絶対お買い得。売切れ必至、早い者勝ち

編集廉価盤には珍しく晩年の演奏が収められている渋いアルバム。特に「サンデイ」はかなりいい雰囲気。黒人独特のブルースのフィーリングを持ちながら、白人の洗練された響きも持つ不思議なサキソフォニストだ。

戦中・戦後にかけて録音されたレスターの名演の数々。小編成での演奏も味わい深いものだが、注目はビックバンドとの競演。なんと、カウント・ベイシーだ。