後ろ二曲はポーランドでの2003年ソロ公演の音源ですが、良演です。

Discばら売りミックス違いは詐欺だが、こんな素晴らしい作品を駄作扱いするとは耳が幼稚だとしか思えない。分かりやすい音楽しか聴けない子供なんでしょうね。 CDに決定盤は存在しませんが、SPV版ならお求めやすくてオススメです。レコードと比べると重めの音ですが、変わらず体感、そして感動出来る素晴らしさです。

こんなに長い曲、しかもアルバム2枚組を良く聴いてられるなと思うが、なぜか飽きないし聴けば聴くほどのめり込んでゆく。シュルツェの世界は深い。

何かとんでもない物を聴いてしまった・・・

70年代シュルツェは外れ無し！！なかでもこれは最高傑作だと思う。

今更だがこのｱﾙﾊﾞﾑを初めて聞いて衝撃を覚えない人はいないはず、その位歴史的価値のある作品。

POPOL VUH全作の紙ジャケット化には正直いってもっと他に同仕様で出すべきアーティストの作品があるのではないかとかなり訝ってしまったものの、今回の傑作ぞろいの70年代シュルツェ作品の紙ジャケット化は大正解だった。

こうも早く紙ジャケット化が実現するとは！CLUSTERも十一月にはCLUSTER＆ENOも出るのにどうする金を......FRIPP＆ENOも出るし。まだTANGERINE DREAMも集め切れていない。音響派の嬉しい悲鳴が。

�@と�Aとでは印象がかなり異なるものの、全体的に荘麗で鋭い感覚表現と美意識とが結晶している人気の高い傑作。ただ、これをもってしても彼の最高作ではないし、ヒットラー政権崩壊/ベルリン分割/工業立国化といった復興社会の混乱荒廃、そこに生きる人間精神の普遍的な在りようを音に見出さなければたしかに無価値な作品群だろうと思う。フレーゼのソロよりもTDの『リコシェ』までの作品群のほうが水準高いし。

ワーグナー、R・シュトラウスよりも遅く知った作品だけれども、十分楽しめる。もちろん日本人が席買い占め状態だというバイロイトには行きたいが。