Gounod (1818-1893)
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Gounod (1818-1893) Review List

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  • 初回発売時、グノーの交響曲を聴けるCDはこれだけだっ...

    Posted Date:2024/03/24

    初回発売時、グノーの交響曲を聴けるCDはこれだけだったと思います。交響曲を目当てに購入しましたが、「ファウスト」のバレエ音楽が良く、聴いたことがあるメロディーが2、3あったかと思います。初回発売も国内盤を買いましたが裏面の曲目リストが国内盤独自の物ではなく輸入盤の裏面に日本語で曲目を印刷しただけの形態になり、この頃からコスト削減が図られ始めたことを思い出します。輸入盤の裏面デザインのセンスが良いのはこの頃からで、それをコストを掛けて決まり巾着の形式に直すのも馬鹿らしいと日本のメーカー側も気づいたのかも知れません。パッケージ・デザインの仕様が変わったと言う意味でも印象に残っているCDです。

    またたび度々 .

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  • 2019年の来日公演でも披露された通り、マクヴィカー演...

    Posted Date:2022/08/08

    2019年の来日公演でも披露された通り、マクヴィカー演出『ファウスト』はロイヤル・オペラの看板演目の一つだが、2004年のパッパーノ指揮による第1回録画はもう手に入らないだけに、15年ぶりの再録画はありがたい。メイキング映像にも演出家自身の出演はなく、最近はすっかり落ち着いた巨匠になってしまったマクヴィカーは、自分の若き日の仕事をもはや評価しないのかもしれないが、改めて見直してみても面白い『ファウスト』の舞台が見たい人には、やはり第一に推せる映像だと確認した。時代を作曲の時代、第二帝政下のパリに移した演出と言えば、パリのラヴェルリ演出もそうだが、マクヴィカー版は禁欲(宗教音楽)と快楽(オペラ)の間で引き裂かれた作曲者グノー自身を老ファウスト博士に見立てるという枠があり、一段と凝った仕掛けがほどこされている。そのため舞台の両端にはそれぞれ教会のオルガンとオペラのボックス席があり、これが教会の場、バレエ「ワルプルギスの夜」、最終場などで効果的に活用される。台本がひどく説教臭い(まったくゲーテらしくない)のに閉口させられるオペラだが、演出は早くも「金の子牛の歌」あたりからメフィストのお供のダンサーたちを出して挑発的な舞台を作っている。キャバレー『地獄(ランフェール)』でのワルツの場面、「ワルプルギスの夜」での痛烈な『ジゼル』のパロディなど、何度見ても痛快だ。 アラーニャ、ゲオルギウ、ターフェル、キーンリーサイド、コシュを揃えた旧録画を凌ぐのは容易ではないが、新しいキャストの面々もなかなか健闘。特にシュロットはさすがのカリスマ性で舞台をさらっている(女装もなかなかサマになる)。コロラトゥーラの軽やかさとドラマティックな力を兼ね備えたルングも出色。トウキョウ・リングの頃から大物の片鱗を見せていたエッティンガーがオペラ指揮者としての成長を感じさせてくれるのも嬉しい。因襲的なページも多いオペラだが、第4幕以降はさすがの表現力。なお、前回録画と同じく、オリジナル第4幕冒頭の「紡ぎ車の歌」はカット、したがって第4幕は教会の場から始まる。 

    村井 翔 . |60year

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  • 私は見たことのないオペラで、あらすじを知るつもりで...

    Posted Date:2022/01/15

    私は見たことのないオペラで、あらすじを知るつもりで見たので、その感想です。 オペラとしては「ファウスト」という名前に惑わされないほうがいいようです。ゲーテの原作とは似て非なるものです。男と女の恋物語。 もう一つ展開の相当部分をバレエが担う演出(原作はわかりませんが)だから、CDで聞いたら印象は全く違うんでしょうね。 演出は時代を変えているらしいですが、違和感はなく、結構いいです。歌手もルックスも含めてまずまず。「ファウスト」というオペラを知るためにはいいDVDのような気がします。ただ、作品はオペラとしてはあんまり気に入りませんでした。

    シロクン .

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  • 怨霊の話は、日本の舞台芸能(特に能)ではよく見かける...

    Posted Date:2021/07/30

    怨霊の話は、日本の舞台芸能(特に能)ではよく見かけるが、オペラでは意外に少ない気がする。一番有名なのは「ドン・ジョヴァンニ」の騎士長だろうが、怨霊はやはり男よりも女の方が怖い。この上演では、失礼ながら、これがパリの歌劇場で歌う歌手かと疑ってしまいそうなコワモテのいかつい面々が揃い、しかも終始黒尽くしの舞台で進行するので、オペラの華やかなイメージをくつがえされてしまいそうだ。しかしながらストーリーは面白いし、グノーの音楽も「ファウスト」に劣らず充実している。演出もこういうやり方以外にもいろいろな可能性がありそうなので、もっと上演されてもよさそうな作品だと思う。暑い夏の夜に涼気を求めて鑑賞するのも一興かも?

    グー .

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  • 有名な「ファウスト」とほぼ同時期に作られた異色の傑...

    Posted Date:2021/07/21

    有名な「ファウスト」とほぼ同時期に作られた異色の傑作。過去の殺人事件をきっかけに恐ろしい出来事が起こる、という展開はまるでミステリーを見てるかのようです。歌手も演出も素晴らしく、スパイアーズ氏の真摯な歌唱にグッと来ました!!最高です!!

    小笠 .

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  • ブックレットによると、ディレクターのジョエルは本作...

    Posted Date:2021/07/09

    ブックレットによると、ディレクターのジョエルは本作を深く愛しており、オペラ座の総裁就任早々相当な意気込みで上演を実現させたらしいが、鑑賞してなるほど、これはそれだけの名舞台だと思った。ストーリーだけ追えば大した作品にも思えないのだが、この作品の魅力は、もっと別の所にあるように思う。聴けばすぐにそれと分かるグノーならではの流麗な旋律美。素朴な農村の美しく詩的な舞台と、そこで繰り広げられる若者たちの純愛。月夜のローヌ川のシーンにおける、ドイツ・ロマン派オペラにも通じる超自然的な世界。また、若い頃宗教音楽に傾倒していたグノーだけあって、このオペラにはそれが色濃く反映されているように感じた。すべてが自分のテイストに合っていて、見終えた後は、レクイエムでも聴いた後のように、浄化された静かな感動が残った。 万人受けするような作品ではないかもしれないが、もっと舞台にかけられてもいい名作だと思う。

    グー .

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  • 絶頂期の演技の上手い美男美女が、揃うなどということ...

    Posted Date:2020/11/08

    絶頂期の演技の上手い美男美女が、揃うなどということは、滅多にないことなのである。脇も強力、指揮演奏も万全。フランス語も明快。奇跡の一枚だ!ああ、アラーニャ!オペラ嫌いの人に是非聴いてほしい。

    ファウスト博士 .

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  • 資料的価値は⭐5、演奏のレベルは⭐2...

    Posted Date:2020/04/24

    資料的価値は⭐5、演奏のレベルは⭐2程度。 グノーの『ファウスト』と言えば、一応はフランスオペラの定番の言う評価が定着しているが、今日私たちが耳にすることができるのは1869年版である。ところがグノー生誕200周年を記念して、ありがたいことに、ベーレンライター版(1859年初演版)の録音が登場した。ただし完全な初演版というわけではなく、リハーサルで却下され、実際には初演の舞台で演奏されなかった楽曲も盛り込んでいる(プラッソン盤では「補遺」として収録されている)。そのような点も含めて、実に資料的価値がある録音だと思う。 しかし歌手のレベルがあまりに低すぎる。ファウスト、マルグリット、メフィストフェレス、三者とも良くない。みんなハキハキ歌うことを知らないようだ。ファウストは常に猫なで声、マルグリットはシャリシャリの声でもったいぶったような歌い方、メフィストフェレスは深みなど全くない浅い声。 とはいえ、立派なブックレット(仏語、英語)は一読の価値あり。 一部ライブ録音も混ざっていると思われるが、歌詞の間違いがそのまま収録されている。

    さいもん .

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  • プラッソンはEMIに1983年とこの1995年との2種類の歌劇...

    Posted Date:2019/07/30

    プラッソンはEMIに1983年とこの1995年との2種類の歌劇『ロメオとジュリエット』の全曲録音がある。特に思い入れのある作品なのだろうか? 2種類の録音を聴いてみたが、2度目の録音では、よりプラッソンの意図が感じられ、オーケストラも素晴らしい演奏をしている。 1度目の録音ではロメオをアルフレード・クラウスが歌っていて、もちろん素晴らしいのだがロメオにしては年齢が高く(中年くらいに)感じられた。 一方、2度目ではロベルト・アラーニャがロメオらしく若々しい歌声を聴かせてくれる。 ジュリエットは、2度目の録音ではアンジェラ・ゲオルギューが歌っていて、大人の成熟した女性の豊かな声に感じられて、1度目の録音のイレアナ・コトルバシュの表現の方に軍配をあげたい。 両方の録音でロラン神父を歌うのはジョゼ・ヴァン・ダム。慈愛に満ちた暖かい声が素晴らしい。

    ユローヂィヴィ .

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  • ”アッシジの聖フランチェスコ”は愛用の作品名辞典に...

    Posted Date:2018/08/31

    ”アッシジの聖フランチェスコ”は愛用の作品名辞典に見当たらない 7年前の2011年に発見され この演奏が2年前のものだからだ 失われていたスコアが120年ぶりに姿を現したことになる 現代でもまだこんなことがあるのかと驚く つくづくヨーロッパ音楽の奥深さを思い知る また この宗教音楽へと傾倒していったグノーやリストの心中もわたしたちの日常感覚では想像に難い ただ 声と器楽の合奏として味わうのでは何ものにも触れ得ないと恐れる そうだ この世で一番怖いものは 馬鹿だ 分からないことほど恐ろしいものはない でも 逃げ出さずに耳傾ければ この異教徒にも優しく語りかけてくる知性がある 知は情を醸成し その意を伝えまた解する助けとなる 言葉が通じず 感覚が異なり その目指す世界が異なっても ヒトは向き合う価値がある 耳傾ける価値がある 無限の闇の中を飛ぶ希望の光の星を認めた時の歓びを求めて 指揮者エキルベイに注目しよう あなたは如何

    風信子 .

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