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Faust : McVicar, Dan Ettinger / Royal Opera House, Michael Fabiano, Erwin Schrott, Irina Lungu, etc (2019 Stereo)

Gounod (1818-1893)

User Review :4.0
(2)

Item Details

Genre
:
Catalogue Number
:
OABD7285D
Number of Discs
:
1
Aspect
:
WideScreen
Color
:
Colour
Format
:
Blu-ray Disc
Other
:
Import

Product Description


エッティンガーが豪華キャストを得て描き尽くす、迫真のドラマ『ファウスト』

ドイツ文学史に屹立する文豪ゲーテの「ファウスト」(第一部)を、近代フランス音楽の名匠グノーが流麗で劇的な歌劇に結実させた『ファウスト』。本上演は2004年の初演以来、英国ロイヤル・オペラの定番演目となっているマクヴィカー演出によるものです。これは舞台を16世紀のドイツから作曲当時の19世紀後半のパリに移し、作品に秘められた官能性と精神性の対立、分裂を鮮やかに抉り出し、作品の終幕のマルグリットの救済にも問いを投げかけるという瞠目すべきもの。このプロダクションは2019年の同歌劇場の来日公演でも大きな話題となりました。
 本映像では、外題役ファウストを情熱的に歌い上げるファビアーノ、悪魔メフィストフェレスを野性味たっぷりのシュロット、マルグリットの可憐さが光るルングらが、素晴らしいパフォーマンスを繰り広げます。脇を固めるのは来日公演とほぼ同じキャスト、見事なコメディエンヌぶりで沸かせるマルト役のウィルソン、ヴァランタン役のテグー、ヴァグネル役のアルカンタラら。エッティンガーのキレのよいタクトが、この波乱に富んだ物語を抒情と緊張のバランスを見事に取りながら、弛みなく描き尽くします。(輸入元情報)

【収録情報】
● グノー:歌劇『ファウスト』 (1859) 全曲


 ファウスト…マイケル・ファビアーノ(テノール)
 メフィストフェレス…アーウィン・シュロット(バス)
 マルグリット…イリーナ・ルング(ソプラノ)
 ヴァグネル…へルマン・E. アルカンタラ(バリトン)
 ヴァランタン…ステファーヌ・デグー(バリトン)
 シエベル…マルタ・フォンタナルス=シモンズ(メゾ・ソプラノ)
 マルト・シュヴェルトラン…キャロル・ウィルソン(メゾ・ソプラノ)

 メーガン・グリフィス、ヤセット・ロルダン(プリンシパル・ダンサー)

 コヴェント・ガーデン王立歌劇場管弦楽団&合唱団
 ダン・エッティンガー(指揮)

 演出:デイヴィッド・マクヴィカー
 再演演出:ブルーノ・ラヴェッラ
 舞台装置:チャールズ・エドワーズ
 衣装:ブリギッテ・ライフェンシュトゥエル
 照明:ポール・コンスタブル"

 収録時期:2019年4月18,30日
 収録場所:ロンドン、コヴェント・ガーデン、ロイヤル・オペラ・ハウス(ライヴ)

【特典映像】
● ロイヤル・オペラが『ファウスト』を上演する理由
● ダン・エッティンガーとアーウィン・シュロットによる『ファウスト』におけるメフィストフェレスのキャラクターについての対話
● キャスト・ギャラリー

 収録時間:本編178分、特典8分
 画面:カラー、16:9、1080i High Definition
 音声:LPCM 2.0、DTS-HD Master Audio 5.1
 字幕:日、英、仏、独、韓
 Region All

 ブルーレイディスク対応機器で再生できます。

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

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2019年の来日公演でも披露された通り、マク...

投稿日:2022/08/08 (月)

2019年の来日公演でも披露された通り、マクヴィカー演出『ファウスト』はロイヤル・オペラの看板演目の一つだが、2004年のパッパーノ指揮による第1回録画はもう手に入らないだけに、15年ぶりの再録画はありがたい。メイキング映像にも演出家自身の出演はなく、最近はすっかり落ち着いた巨匠になってしまったマクヴィカーは、自分の若き日の仕事をもはや評価しないのかもしれないが、改めて見直してみても面白い『ファウスト』の舞台が見たい人には、やはり第一に推せる映像だと確認した。時代を作曲の時代、第二帝政下のパリに移した演出と言えば、パリのラヴェルリ演出もそうだが、マクヴィカー版は禁欲(宗教音楽)と快楽(オペラ)の間で引き裂かれた作曲者グノー自身を老ファウスト博士に見立てるという枠があり、一段と凝った仕掛けがほどこされている。そのため舞台の両端にはそれぞれ教会のオルガンとオペラのボックス席があり、これが教会の場、バレエ「ワルプルギスの夜」、最終場などで効果的に活用される。台本がひどく説教臭い(まったくゲーテらしくない)のに閉口させられるオペラだが、演出は早くも「金の子牛の歌」あたりからメフィストのお供のダンサーたちを出して挑発的な舞台を作っている。キャバレー『地獄(ランフェール)』でのワルツの場面、「ワルプルギスの夜」での痛烈な『ジゼル』のパロディなど、何度見ても痛快だ。 アラーニャ、ゲオルギウ、ターフェル、キーンリーサイド、コシュを揃えた旧録画を凌ぐのは容易ではないが、新しいキャストの面々もなかなか健闘。特にシュロットはさすがのカリスマ性で舞台をさらっている(女装もなかなかサマになる)。コロラトゥーラの軽やかさとドラマティックな力を兼ね備えたルングも出色。トウキョウ・リングの頃から大物の片鱗を見せていたエッティンガーがオペラ指揮者としての成長を感じさせてくれるのも嬉しい。因襲的なページも多いオペラだが、第4幕以降はさすがの表現力。なお、前回録画と同じく、オリジナル第4幕冒頭の「紡ぎ車の歌」はカット、したがって第4幕は教会の場から始まる。 

村井 翔 さん | 愛知県 | 不明

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私は見たことのないオペラで、あらすじを知...

投稿日:2022/01/15 (土)

私は見たことのないオペラで、あらすじを知るつもりで見たので、その感想です。 オペラとしては「ファウスト」という名前に惑わされないほうがいいようです。ゲーテの原作とは似て非なるものです。男と女の恋物語。 もう一つ展開の相当部分をバレエが担う演出(原作はわかりませんが)だから、CDで聞いたら印象は全く違うんでしょうね。 演出は時代を変えているらしいですが、違和感はなく、結構いいです。歌手もルックスも含めてまずまず。「ファウスト」というオペラを知るためにはいいDVDのような気がします。ただ、作品はオペラとしてはあんまり気に入りませんでした。

シロクン さん | 新潟県 | 不明

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