確か2年前、オーストリアでライブを聴く機会がありました。私はクラッシックがメインで、ジャズはそんなに詳しくないですが、会場が大いに沸いていて、忘れられないコンサートででした。そこで、その場で思わずこのアルバムを買いました。ジャズだけでなく、クラシック、ウィーンの民族音楽など、いろいろな要素が音楽の中に流れています。そういったジャンルが、独特の意味を持ってコラージュのように出現するだけでなく（例えばリストの愛の夢〜Liebestraum、バッハの無伴奏パルティータ〜Bach 11/16）、この人達がやっている音楽の響きの根底にある気がします。私にはユニークでとても面白く聴こえます。クラシックファンの人達にもお勧めしたいアルバムです