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Sym, 1, : C.konig / Luxembourg Solistes Europeens +overtures, Etc

Farrenc, Louise (1804-1875)

User Review :5.0
(1)

Item Details

Genre
:
Catalogue Number
:
8574094
Number of Discs
:
1
Label
:
:
International
Format
:
CD
Other
:
Import

Product Description

ファラン:交響曲第1番

ルイーズ・ファランはパリ音楽院で女性として初めて教授職に就任し、1861年と1869年には管弦楽曲に対してフランス学士院よりシャルティエ賞を授与されたほどの才能の持ち主でした。その作品は長い間顧みられることがありませんでしたが、20世紀後半になって、クララ・シューマンを始めとした女性作曲家たちの存在が注目されるようになり、彼女の作品も演奏される機会が増えてきました。
 このアルバムに収録された「交響曲第1番」はドイツ古典派の流れを汲む堅固な構成と洗練された旋律を持つ作品。2つの序曲はベルリオーズに絶賛されたほどの見事なオーケストレーションが施されています。ガレンベルク伯爵(ベートーヴェンが『月光ソナタ』を献呈したジュリエッタ・グイチャルディの夫)の主題による変奏曲はピアノの華麗な技巧が存分に発揮された作品で、交響曲とは違う作風を味わうことができます。(輸入元情報)

【収録情報】
ファラン:
1. 交響曲第1番ハ短調 Op.32 (1841)
2. 序曲 第1番ホ短調 Op.23
3. 序曲 第2番変ホ長調 Op.24
4. ガレンベルク伯爵の主題による変奏曲 Op.25(ピアノとオーケストラ版)


 ジャン・ミュラー(ピアノ:4)
 ソロイスツ・ヨーロピアン・ルクセンブルク
 クリストフ・ケーニヒ(指揮)

 録音時期:2017年11月13日(1)、2018年11月26日(2-4)
 録音場所: Grand Auditorium, Philharmonie Luxembourg, Luxembourg
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)

Track List   

Customer Reviews

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このHMVの曲名表記に記されている作曲者の...

投稿日:2021/07/06 (火)

このHMVの曲名表記に記されている作曲者の正没年は間違いで 1804〜1875 が正しい。その程度にマイナーな作曲家かな。 ルイーズ・ファランは、ベルリオーズの1歳下、シューマンやメンデルスゾーン(1810年生まれ)、リスト(1811年生まれ)、ワーグナー(1813年生まれ)とほぼ同時代の女流作曲家です。その意味でファニー・メンデルスゾーン(フェリックスの姉、1805年生まれ)と同世代、クララ・シューマン(1819年生まれ)の先輩にあたります。 作風はドイツ・ロマン派に近く、「メンデルゾーン」といっても通用しそうです。オーケストレーションはシューマンよりも上手いような。 パリ音楽院初の女性教授とのことで、管弦楽曲がシューマンに絶賛されるなど、存命中は国内外で活躍し評価されたようですが、女流作曲家ということもあり、没後は忘却・無視されたようです。 そんなファランの交響曲を「実際の演奏」として聴くことができるようになったのは意義深いことだと思います。 交響曲第1番は、作曲者37歳のときの作品で、なかなか楽想や機転に富んだ、充実した内容の音楽だと思います。 序曲も、まるでモーツァルトの交響曲の序奏のような荘厳な開始、メンデルスゾーンを思わせる軽快さと色彩感の曲です。 演奏は、曲の真価を味わうには十分な水準で、きびきびと小気味よいです。録音も良好です。

Tan2 さん | 神奈川県 | 不明

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