Lost Tapes: Chet Baker In Germany 1955-1959 (180gr)

没後25年のチェット・ベイカー、1955〜59年の超貴重発掘音源
なんと歌姫カテリーナ・ヴァレンテとのデュオ・トラックも！ 全世界限定1000枚アナログLPが登場！

南西ドイツ放送局に残された貴重なテープを発掘していくJaazzHaus の“Lost Tapes”シリーズ、その最新作はチェット・ベイカー！ 残念ながら収録時間の関係でLPのみのリリースとなりますが、内容は素晴らしく充実。1955年の秋、チェットはディック・トゥワージクらから成るカルテットを率いて渡欧しましたが、10月21日にトゥワージックがパリで麻薬過剰摂取のため亡くなってしまいます。しかし、その後もチェットは欧州に留まり、翌年3月まで活動を続けました。ここに収められているのは、トゥワージック生存時の1曲と、56年3月にクルト・エーデルハーゲン楽団やカテリーナ・ヴァレンテと共演した6曲、そして59年秋に再渡欧したときに南西ドイツ放送ダンス・オーケストラと残した4曲の合計11曲。

カテリーナ・ヴァレンテが歌う2曲は、何とチェットのトランペットとのデュエット。まるで歌っているようなトランペットが見事な
オブリガードをつけていきます。それ以外の9曲は、ゴージャスなサウンドをバックにチェットが繊細で力強いプレイを披露してお
り、素晴らしいオーケストラル・ジャズを楽しめます。1929年12月23日生まれのチェット、当時25歳〜29歳という若き日の音源。凛々しく溌剌とした演奏とスウィートな演奏、全11曲を堪能できる大変貴重な発掘音源です。

Studio Recordings SWF Baden=Baden：
A1 — 4 1956.3.26
A5 — 6 1956.3.29
B2-5 1959.9.2

Jazztime Mainz, Kurfürstliches Schloss:
B-1 1955.9.20