キューピッドという曲は涙腺の時とまったく違うイメージで明るくかわいい曲です☆

　１集とは違って、一度聴いたとたんに最高！！と思えるアルバムではないが、聴けば聴くほど、その良さが氷が解けるように徐々にわかってくるアルバムだと思います。３曲目のデュエット曲、「安否」は、お互い何度も別れても結局元通りの関係に戻ってきたけど、結局はお互い疲れるから、別れることにしよう。でも、来世ではお互い気を使うこともなく、決して別れない関係になったらいいね。といった意味の詩で、メロディーだけではなく、詩も切なくて泣かせます。

　一曲目の「12月32日」を聴いたとたんに、最高！！だと思ったアルバムです。 歌唱力もあるし、感情表現も豊か。 最近の日本の歌手にはないものがあります。�@の「12月32日」は、年が明ける前に、必ず戻ってくると言った恋人を信じて待つうちに、周りの人たちは新年を迎えて楽しそうなのに、自分だけ、12月のまま、12月32日になってしまった。という歌詞で、聴く度に悲しくなります。最近の多くのＪ-ＰＯＰに見られる、「軽いおしゃべりソング」に飽き飽きしていて、美しいメロディーと詩を持つ歌が聴きたくてうずうずしている方にはお勧めです。