SACD

Sym, 5, 6, : G.wand / Ndr So (1992)

Beethoven (1770-1827)

User Review :5.0
(3)

Item Details

Genre
:
Catalogue Number
:
SICC10134
Number of Discs
:
1
Label
:
Format
:
SACD
Other
:
Hybrid Disc

Product Description

Japanese SACD pressing features DSD remastering. Sony. 2012.

Track List   

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

★
★
★
★
★

5.0

★
★
★
★
★
 
3
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0
★
★
★
★
★
奇をてらうことなく、これら名曲の本質を突...

投稿日:2020/09/22 (火)

奇をてらうことなく、これら名曲の本質を突いた名演。純器楽的とも、あるいは(場合によっては都合の良い逃げ口上にもなり得る)純精神論的とも違う音楽的な何かが、この指揮者の手によって見事に表現されています。スタジオ録音の全集盤も素晴らしいですが、こちらのライブ盤ではより豊かな広がりを感じます。単なるコマーシャル且つ軽薄な巨匠風味とは明らかに一線を画す、どこまでも気品に満ちた一途な音楽だと思います。

H.N さん | 栃木県 | 不明

0
★
★
★
★
★
ヴァントの音楽を聴いていると心安らかにな...

投稿日:2020/09/13 (日)

ヴァントの音楽を聴いていると心安らかになる。一音一音しっかり聴こえるからだ。鳴っているかいないか耳を澄まさないとわからないようなものはヴァントにはない。じじいになって耳が遠くなりかけるとヴァントのありがたみがよくわかる。ただこの田園の方は誰が聴いてもいいと思うのではなかろうか。小気味よく進められるが決して先を急がず、ベームVPOのようなキラキラした響きはないが、ベートーヴェンの音楽そのものをよく聴かせてくれる。5番は好みの問題。終始ヴァントの音楽。テンポもよく聴きやすいのは田園の場合と変わらない。ただこの曲にはフルトヴェングラー、クライバーはじめ名盤が多い。自然自分ももっと泥臭い演奏を求めてしまっている。評点は好みで、田園は★5つ、運命は★4つ、四捨五入して★5つ

ゆっきー さん | 千葉県 | 不明

0
★
★
★
★
★
ヴァントと言えば、最晩年の神々しいまでの...

投稿日:2012/03/04 (日)

ヴァントと言えば、最晩年の神々しいまでの崇高な超名演を成し遂げたこともあって、どうしてもブルックナー指揮者のイメージが付きまとうところだ。これは、朝比奈にも共通することであると思われるが、ヴァントにしても朝比奈にしても、ブルックナーだけでなく、ベートーヴェンやブラームス、シューベルトの楽曲においても、比類のない名演の数々を成し遂げていることを忘れてはならないだろう。ヴァントによるベートーヴェンの交響曲の演奏としては、何と言っても1980年代に、手兵北ドイツ放送交響楽団とともにスタジオ録音した唯一の交響曲全集(1984〜1988年)が念頭に浮かぶ。当該全集以前の演奏もテスタメントなどによって発掘がなされているが、ヴァントのベートーヴェン演奏の代表盤としての地位にはいさかも揺らぎがないと言える。しかも、当該全集については、現在では入手難であるが、数年前にSACDハイブリッド盤で発売されたこともあり、ますますその価値を高めていると言っても過言ではあるまい。本盤におさめられたベートーヴェンの交響曲第5番及び第6番の演奏は、1992年に北ドイツ放送交響楽団とともにライヴ録音したものである。本演奏と同様に、前述の全集以降は、第1番〜第4番のライヴ録音も行っただけに、残る第7番〜第9番の録音を果たすことなくこの世を去ってしまったのは極めて残念なことであったと言える。それはさておき、本盤の演奏も素晴らしい名演だ。前述の全集も、ヴァントの峻厳な芸風があらわれたいかにもドイツ色の濃厚な名演揃いであったが、いささか厳格に過ぎる造型美や剛毅さが際立っているという点もあって、スケールがいささか小さく感じられたり、無骨に過ぎるという欠点がないとは言えないところだ。それに対して、本盤の演奏は、おそらくはヴァントの円熟のなせる業であるとも思われるところであるが、全集の演奏と比較すると、堅固な造型の中にも、懐の深さやスケールの雄大さが感じられるところであり、さらにグレードアップした名演に仕上がっていると言えるのではないだろうか。もちろん、華麗さなどとは無縁の剛毅さや無骨さは相変わらずであるが、それでも一聴すると淡々と流れていく曲想の端々からは、人生の諦観を感じさせるような豊かな情感が滲み出していると言えるところであり、これは、ヴァントが晩年になって漸く到達し得た至高・至純の境地と言えるのではないかと考えられるところだ。そして、演奏全体に漂っている古武士のような風格は、正に晩年のヴァントだけが描出できた崇高な至芸と言えるところであり、本演奏こそは、ヴァントによるベートーヴェンの交響曲第5番及び第6番の最高の名演と高く評価したいと考える。音質は、1992年のライヴ録音であるだけに、従来CD盤でも十分に満足できる音質であったが、今般、ついにSACD化されたのは何と言う素晴らしいことであろうか。音質の鮮明さ、音場の幅広さのどれをとっても一級品の仕上がりであり、あらためてSACDの潜在能力の高さを思い知った次第だ。いずれにしても、ヴァントによる至高の名演を、SACDによる極上の高音質で味わうことができるのを大いに歓迎したい。

つよしくん さん | 東京都 | 不明

3

Beethoven (1770-1827) Items Information

  • Furtwangler / Bayreuth 1951 German Edition. In 1951 Wilhelm Furtwangler twice demonstr... HMV&BOOKS online|Friday, January 1, 2008 21:20
    Furtwangler / Bayreuth 1951

Symphonies Items Information

Recommend Items