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Complete String Quartets : Belcea Quartet (8CD)

Beethoven (1770-1827)

User Review :5.0
(4)

Item Details

Genre
:
Catalogue Number
:
ZZT344
Number of Discs
:
8
Format
:
CD
Other
:
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Product Description


ベートーヴェン弦楽四重奏曲全集(8CD)
ベルチャ四重奏団


新メンバーになったベルチャ四重奏団が、古巣でもあるフランスのレーベル「ジグザグ・テリトワール」で、ベートーヴェンの弦楽四重奏曲という大物にセッション録音で取り組みました。
 まず2巻分売でリリースされたこれら17曲の録音は、今回、お買得価格の全集ボックスとして登場し、2度のメンバー・チェンジを経て、大胆さと繊細さの共存したスタイルがさらに強化されてきた彼らの現在の芸風が反映されたものとなっています。(HMV)

【ベルチャ四重奏団プロフィール】
第1期
ベルチャ四重奏団は、1994年、ロンドン王立音楽院在学中の学生によって結成。アマデウス四重奏団とチリンギリアン四重奏団に師事し、のちにアルバン・ベルク四重奏団にも教えを受けています。
 その間、1999年、大阪国際室内楽コンクールとボルドー国際弦楽四重奏コンクールに優勝し、ヨーロッパ・コンサートホール協会が主催する「ライジング・スター」シリーズのイギリス代表にも選出、カーネギーホールを皮切りに世界各国でデビュー演奏会を実施、さまざまな賞も受けるなどして着実に評価を高めていきます。
 2001年には、ウィグモアホールのレジデント・カルテットとなり、さらにフランスのジグザグ・テリトワール・レーベルからヤナーチェク作品をリリースしてディアパゾン・ドール受賞、秋には、EMIと5年の専属契約を締結し、以後、ドビュッシー、ラヴェル、デュティユー(2001)、シューベルト(2002)、ブリテン(2005)、ブラームス(2004)、シューベルト:鱒(2005)、モーツァルト(2005)のほか、歌曲伴奏作品などもレコーディングします。当時のメンバーは下記の通りです。
 コリーナ・ベルチャ=フィッシャー(第1ヴァイオリン)ルーマニア
 ローラ・サミュエル(第2ヴァイオリン)イギリス
 クシシュトフ・ホジェルスキ(ヴィオラ)ポーランド
 アラスデア・テイト(チェロ)イギリス

第2期
2006年になると、チェロがアラスデア・テイトからフランス人のアントワーヌ・レデルランに交替、第2期ベルチャ四重奏団は、ルーマニア、イギリス、ポーランド、フランスという多彩なメンバーの組み合わせとなります。EMIにバルトークの弦楽四重奏曲全集とシューベルトの弦楽四重奏曲第14番と第15番、及び弦楽五重奏曲を録音していました。
 コリーナ・ベルチャ=フィッシャー(第1ヴァイオリン)ルーマニア
 ローラ・サミュエル(第2ヴァイオリン)イギリス
 クシシュトフ・ホジェルスキ(ヴィオラ)ポーランド
 アントワーヌ・ルデルラン(チェロ)フランス

第3期
前回のメンバー変更から約5年、2011年のはじめに、第2ヴァイオリンがローラ・サミュエルから、バーゼル交響楽団のコンサートマスターでスイス人のアクセル・シャッハーに交替、これにより第3期ベルチャ四重奏団は、ルーマニア、スイス、ポーランド、フランスというメンバーの組み合わせとなり、ロンドン本拠地のカルテットながらイギリス人のいない構成となっています。
 コリーナ・ベルチャ=フィッシャー(第1ヴァイオリン)ルーマニア
 アクセル・シャッハー(第2ヴァイオリン)スイス
 クシシュトフ・ホジェルスキ(ヴィオラ)ポーランド
 アントワーヌ・ルデルラン(チェロ)フランス

【収録情報】
ベートーヴェン:
Disc1
・弦楽四重奏曲第6番変ロ長調 op.18-6
・弦楽四重奏曲第12番変ホ長調 op.127
Disc2
・弦楽四重奏曲第2番ト長調 op.18-2
・弦楽四重奏曲第9番ハ長調 op.59-3『ラズモフスキー第3番』
Disc3
・弦楽四重奏曲第11番ヘ短調 op.95『セリオーソ』
・弦楽四重奏曲第14番嬰ハ短調 op.131
Disc4
・弦楽四重奏曲第1番ヘ長調 op.18-1
・弦楽四重奏曲第4番ハ短調 op.18-4
Disc5
・弦楽四重奏曲第3番ニ長調 Op.18-3
・弦楽四重奏曲第5番イ長調 Op.18-5
・大フーガ変ロ長調 Op.133
Disc6
・弦楽四重奏曲第7番ヘ長調 Op.59-1『ラズモフスキー第1番』
・弦楽四重奏曲第8番ホ短調 Op.59-2『ラズモフスキー第2番』
Disc7
・弦楽四重奏曲第10番変ホ長調 Op.74『ハープ』
・弦楽四重奏曲第13番変ロ長調 Op.130
Disc8
・弦楽四重奏曲第15番イ短調 Op.132
・弦楽四重奏曲第16番ヘ長調 Op.135

 ベルチャ四重奏団

 録音時期:2011年12月、2012年3月,5月,10月,12月
 録音場所:オールドバラ、スネイプ・モルティングス、ブリテン・スタジオ
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)

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Comprehensive Evaluation

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投稿日:2021/07/18 (日)

数あるベートベン弦楽四重奏全集の中でも間違いなくトップレベルにある。 アルバンベルクQをさらに進化させた演奏と思わせる。4人の奏者が同等に活躍、変幻自在、強弱の幅はとても大きい。文句の付けようがない。

ruri さん | 東京都 | 不明

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投稿日:2021/03/05 (金)

素晴らしい全集です。定評があるアルバン・ベルクSQやエマーソンSQでは聴き飛ばしてしまっていた部分で「おや?」という発見がある。変わったことをやっているとか奇を衒っているとかいうことは全然なく正攻法なんですが、例えばハープの第1楽章の終盤で第1ヴァイオリンが忙しく動く中で各パートがピチカートを奏で、やがて第2ヴァイオリンがアルコでテーマを弾くあたり。このテーマが現われ方が感動的。そして第1ヴァイオリンの忙しいフレーズの最後の音。あっさりと短く切ってしまう演奏が多い中で、ベルチャは音を押すように締めくくる。ため息である。他にもハッとする瞬間が多く、何度でも繰り返して聴くに値する演奏。自分のなかでは、目下のところベートーヴェンの弦楽四重奏曲全集のベスト・ワン!

ピジョンバレー さん | 埼玉県 | 不明

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投稿日:2016/08/15 (月)

私の魂に、ベルチャSQの名前を刻み付けた名盤である。何と言うか・・ここには全てがあるのだ。繊細さも、大胆さも、喜び・悲しみ・・全てが、である。それらがまるで精密機械のように組み合わさり、能動し、音楽というタペストリーを織り上げていく。アンサンブルの正確さは最上位クラスで、この全集を聴いてしまうと、他の録音が聴けなくなるので注意である。無人島に持っていくディスクの一つ。素晴らしい。

silver さん | 岐阜県 | 不明

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