ﾊﾞﾝﾄﾞになりたかったｸﾗﾌﾟﾄﾝ、素晴らしい歌声のｳﾞｧﾝ、やはり存在感がちがうﾃﾞｨﾗﾝ。ﾗｽﾄﾜﾙﾂは素晴らしい…だけど、これはﾛﾋﾞｰﾛﾊﾞｰﾄｿﾝのﾗｽﾄだ。ここで終わるべきではなかった。後の再結成するけど…終わらない音こそﾊﾞﾝﾄﾞだと思うから

ﾊﾞﾝﾄﾞを嫌いな人は周りに多い…そのことはﾛｯｸの多様性を示す。その良さに気付いた時、視野は広がる。ﾃｸﾆｯｸではなく、感情…歌そのもの。ﾊﾞﾝﾄﾞはｱﾒﾘｶの荒野という歌だ。

サウンド的にかけ離れているのでほとんど賛同者はあるまいと思うが、ＢＡＮＤの情緒性にはＰＲＯＣＯＬ ＨＡＲＵＭと共通のものがあると自分は固く信ずる。

バンドは好みがはっきり分かれるバンドらしく、ここまで賛辞が連ねてある書き込みも珍しい。反面、そう思わないひとは見向きもしないようだ。1stより楽曲が向上しているとのもっぱらの評判ながら逆に彼ら特有の息苦しさも増している。

アメリカングルーヴと言っても、それは南部星条旗的ＷＡＳＰのだろ。（初期）エルヴィス・プレスリーこそが白も黒も無いアメリカングルーヴの真髄なのさ、まァこれはこれでいいのだろうが。自由の大陸ＵＳＡの尺度を島国的に測り誤ったＨＭＶ寸評の“爺むさい”とは思わないが、鬱陶しいのは確か。言ってみればコーンバーボンのような歌曲、好みが前提のバンド。

BOXでｵﾘｼﾞﾅﾙを手放した！しかしそこに収められてたbonus･truckがBOXには無し…｡で､買い直す羽目に｡【last･walts】での縁の人含め､他でのﾊﾞｲﾄ作も揃える次第で｡唯､『PAUL･BUTTERFIELD』が発売してへん！紙ｼﾞｬｹかﾘｲｼｭｰで早く御目文字したい！！

これの「オールド・ディキシー・タウン」は時を越えてる。今だにこれ以上にダイナミックかつエモーショナルな演奏を聞いたことがありません。最高。

ｵﾘｼﾞﾅﾙﾗｲﾝﾅｯﾌﾟによる幻の音源登場か？はたまた再編後のﾗｲﾌﾞ音源か？と期待するも空しく、名盤『Rock Of Ages』とまったく同じ音源で、曲順を変えて収録しただけ。Dylanとの共演が収録された、『Rock〜』のﾘﾏｽﾀﾘﾝｸﾞ盤2枚組みを買うべし！安さは魅力だけどね…。

いいんじゃないの、とは思うがいささか過大評価の気味があるね。こういうバンドもあり程度。バンドだけが特別なのではない。アメリカン・ルーツがらみだからといって神殿に祭り上げては駄目！歌詞もそうだが南部星条旗をメンバーの背後にこれ見よがしに掲げていた一場面、ＴＶで観たがなんとも厭味だったなァ。

俺の感性にぴったりあう、音楽、怠い、田舎くせー。爺臭い。そんな批判を受けても聴く事を辞めない音楽。そんなﾔﾂらさｻﾞﾊﾞﾝﾄﾞは！