CD 輸入盤

レナータ・テバルディ/デッカ録音全集(66CD)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
4781535
組み枚数
:
66
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明


レナータ・テバルディ/デッカ録音全集(66CD)
25の全曲盤、11のアリア&歌曲、ヴェルディのレクィエム
20世紀イタリアを代表するプリマドンナの完全限定ボックス


「イタリア・オペラ史が生んだもっとも美しい声」とうたわれ、巨匠トスカニーニをして「天使」と言わしめた類まれな美声の持ち主、レナータ・テバルディの没後10年にふさわしい大規模な記念ボックスの登場。
 内容はテバルディがデッカに録音した音源をすべて集めたというもので、発売時から高い評価を獲得してきた数々のオペラ全曲録音と、CD11枚分のアリア&歌曲集、そしてサバタとのヴェルディのレクィエムという構成です。
 143ページのブックレットには、レアな写真も多数収録予定ということで、その他、ジョージ・ホール氏(BBC Music Magazine)による書下ろしの英文エッセイも掲載。なお、歌詞・対訳は付属しません。

【演奏・音質共に優れたデッカ制作盤】
テバルディの声は豊麗かつ透明でしかも暖かみにみちた希有なもので、しかもそのテクニックは完璧で楽譜も尊重、役柄に応じたさまざまな表現をオペラティックに歌い上げ、劇場作品としてスケールの大きな歌唱でまとめるセンスには見事なものがありました。
 当セットに収められた録音はほとんどがセッションを組んでレコーディングされたものであり、そのため、モノラルの音源でも音質条件は良好、テバルディの美声を軸に、贅を尽くして制作された数々のオペラ全曲盤に出演する個性豊かな共演者の声も、デッカならではの克明な音で聴くことが出来るのが朗報です。
 たとえばカタラーニの『ワリー』では、気高い歌唱が今もって最高の評価を得ていますし、カラヤンとの『オテロ』は、デル・モナコの強烈な歌唱はじめすべてが好条件の名盤という評判でした。

【サバタとのヴェルディ:レクィエム】
1951年1月27日、ヴェルディの50回目の命日におこなわれた記念公演のライヴ録音で、音は冴えませんが歴史的ドキュメントとしても大変に興味深く、体に変調をきたす前のサバタによる情熱的で振幅の激しい超名演を存分に味わえるのがポイント。
 冒頭“Requiem et Kyrie”からスカラ座コーラス伝統の深々とした男声合唱が雰囲気十分であり、“Dies Irae”や“Tuba Mirum ”“Rex Tremendae ”“Sanctus”では情熱たぎる熱い演奏を展開、一方、“Ingemisco”や“Lacrymosa ”では深い叙情を聴かせてくれるサバタの指揮はまさに絶好調。歌手も総じて高水準で、“Ingemisco”での深い感動のこもったプランデッリの歌唱、“Liber Scriptus”“Lux Aeterna”“Libera Me”におけるテバルディの気迫のこもった凛とした歌、“Confutatis”でのロッシ・レメーニの美声など見事。オーケストラも素晴らしく、“Offertorium”でのチェロの深く美しいカンタービレには、このオーケストラの美質が象徴されているかのようです。

【テバルディ・プロフィール】
レナータ・テバルディは、1922年2月1日、アドリア海に面したイタリアの風光明媚な港町ペザロに生まれました。幼い頃は病弱な体質だったと伝えられますが、この頃に戸外で自由にふるまうことができなかったことが、むしろ音楽への深い関心を彼女に植え付けたとも言われています。正規の音楽教育は、まずパルマ音楽院でエットーレ・カンポグリアーニに3年、その後ペザロに戻り、トスカ役で知られた往年の名ソプラノ、カルメン・メリスの元でさらに3年学びました。オペラ界へのデビューは1944年、ロヴィーゴにおける『メフィストーフェレ』の公演にエレナ役で参加したときで、このときテバルディは22歳でした。
 レナータ・テバルディの名をイタリア全土、さらに世界へと伝えたのは、デビュー2年後の1946年、ミラノ・スカラ座の戦後再開記念ガラ・コンサートへの出演でした。この24歳のソプラノを抜擢したのは巨匠アルトゥーロ・トスカニーニ。ヴェルディの『テ・デウム』の独唱と、ロッシーニの『モーゼ』からのアリア「祈り」を歌ったテバルディを、トスカニーニは「天使の歌声」と絶賛したのでした。
 その5年後、スカラ座への出演を続けていたテバルディに、もうひとつの重大な転機が訪れます。1951年の夏、英デッカが計画したプッチーニのオペラ3作[ボエーム、蝶々夫人、トスカ]のレコーディングの主役に選ばれ、当時最新のメディアであったLPという後ろ盾を得たテバルディは、その名声を世界的なものとする一方、名実共にスカラ座のプリマドンナとなり、同じ時期に台頭したマリア・カラスとの間で伝説ともなっている熾烈かつ華麗な歌手としての戦いを演じ、“イタリア・オペラの黄金時代”と讃えられる繁栄を招来しました。
 1955年1月31日、スカラ座を去ったテバルディは、デル・モナコを相手役に『オテロ』のデズデモナ役でメトロポリタン歌劇場にデビュー、その後は世界最大のオペラ・ハウスを主舞台として活躍、1951年以来の専属だったデッカに得意の役柄を次々とステレオ録音し、その地位はもはや揺ぎないものとなっていました。
 イタリア歌劇団の公演で日本を訪れた1961年は、テバルディが心技とも最盛にあった時期で、『トスカ』の主役と『アンドレア・シェニエ』のマッダレーナ役で披露した圧倒的な演唱は、デル・モナコのそれと並んで、日本のイタリア・オペラ受容史最大のトピックスと称される伝説的なものです。
 ヴェルディ後期とプッチーニのヒロイン、『アンドレア・シェニエ』のマッダレーナ役と『アドリアーナ・ルクヴルール』を当り役としたレナータ・テバルディは、1973年にオペラの舞台を去るまで、文字通り“黄金時代”の主役を務めた偉大なソプラノでした。1976年のリサイタルを最後に引退、その後は自適の日々だったと伝えられています。(HMV)

【収録情報】
Disc1-2
● プッチーニ:歌劇『ボエーム』全曲

 ジャチント・プランデッリ(テノール)
 ヒルデ・ギューデン(ソプラノ)、他
 ローマ聖チェチーリア国立音楽院管弦楽団
 アルベルト・エレーデ(指揮)
 録音時期:1951年(モノラル)

Disc3-4
● プッチーニ:歌劇『蝶々夫人』全曲

 ジュゼッペ・カンポーラ(テノール)
 ネル・ランキン(メゾ・ソプラノ)、他
 ローマ聖チェチーリア国立音楽院管弦楽団
 アルベルト・エレーデ(指揮)
 録音時期:1951年(モノラル)

Disc5-6
● プッチーニ:歌劇『トスカ』全曲

 ジュゼッペ・カンポーラ(テノール)
 エンツォ・マスケリーニ(バリトン)、他
 ローマ聖チェチーリア国立音楽院管弦楽団
 アルベルト・エレーデ(指揮)
 録音時期:1952年(モノラル)

Disc7-8
● ヴェルディ:歌劇『アイーダ』全曲

 マリオ・デル・モナコ(テノール)、他
 ローマ聖チェチーリア国立音楽院管弦楽団
 アルベルト・エレーデ(指揮)
 録音時期:1952年(モノラル)

Disc9-10
● プッチーニ:歌劇『マノン・レスコー』全曲

 マリオ・デル・モナコ(テノール)、他
 ローマ聖チェチーリア国立音楽院管弦楽団
 フランチェスコ・モリナーリ=プラデッリ(指揮)
 録音時期:1954年(ステレオ)

Disc11-12
● ヴェルディ:歌劇『椿姫』全曲

 ジャンニ・ポッジ(テノール)、他
 ローマ聖チェチーリア国立音楽院管弦楽団
 フランチェスコ・モリナーリ=プラデッリ(指揮)
 録音時期:1954年(ステレオ)

Disc13-14
● ヴェルディ:歌劇『オテロ』全曲

 マリオ・デル・モナコ(テノール)
 アルド・プロッティ(バリトン)、他
 ローマ聖チェチーリア国立音楽院管弦楽団
 アルベルト・エレーデ(指揮)
 録音時期:1954年(ステレオ)

Disc15-16
● プッチーニ:歌劇『トゥーランドット』全曲

 インゲ・ボルク(ソプラノ)
 マリオ・デル・モナコ(テノール)、他
 ローマ聖チェチーリア国立音楽院管弦楽団
 アルベルト・エレーデ(指揮)
 録音時期:1955年(ステレオ)

Disc17-19
● ヴェルディ:歌劇『運命の力』全曲

 マリオ・デル・モナコ(テノール)
 エットーレ・バスティアニーニ(バリトン)
 ジュリエッタ・シミオナート(メゾ・ソプラノ)
 チェーザレ・シエピ(バス)
 フェルナンド・コレナ(バス)、 他
 ローマ聖チェチーリア国立音楽院管弦楽団
 フランチェスコ・モリナーリ=プラデッリ(指揮)
 録音時期:1955年(ステレオ)

Disc20-21
● ジョルダーノ:歌劇『アンドレア・シェニエ』全曲

 マリオ・デル・モナコ(テノール)
 エットーレ・バスティアニーニ(バリトン)
 フィオレンツァ・コッソット(メゾ・ソプラノ)、他
 ローマ聖チェチーリア国立音楽院管弦楽団
 ジャナンドレア・ガヴァッツェーニ(指揮)
 録音時期:1957年(ステレオ)

Disc22
● マスカーニ:歌劇『カヴァレリア・ルスティカーナ』全曲

 ユッシ・ビョルリンク(テノール)
 エットーレ・バスティアニーニ(バリトン)、他
 フィレンツェ五月祭管弦楽団
 アルベルト・エレーデ(指揮)
 録音時期:1957年(ステレオ)

Disc23-24
● ボーイト:歌劇『メフィストーフェレ』全曲

 チェーザレ・シエピ(バス)
 マリオ・デル・モナコ(テノール)、他
 ローマ聖チェチーリア国立音楽院管弦楽団
 トゥリオ・セラフィン(指揮)
 録音時期:1958年(ステレオ)

Disc25-26
● プッチーニ:歌劇『西部の娘』全曲

 マリオ・デル・モナコ(テノール)
 コーネル・マックニール(バリトン)
 ジョルジョ・トッツィ(バス)、他
 ローマ聖チェチーリア国立音楽院管弦楽団
 フランコ・カプアーナ(指揮)
 録音時期:1958年

Disc27-28
● プッチーニ:歌劇『蝶々夫人』全曲

 カルロ・ベルゴンツィ(テノール)
 フィオレンツァ・コッソット(メゾ・ソプラノ)、他
 ローマ聖チェチーリア国立音楽院管弦楽団
 トゥリオ・セラフィン(指揮)
 録音時期:1958年(ステレオ)

Disc29-30
● プッチーニ:歌劇『ボエーム』全曲

 カルロ・ベルゴンツィ(テノール)
 エットーレ・バスティアニーニ(バリトン)
 チェーザレ・シエピ(バス)
 フェルナンド・コレナ(バス)、他
 ローマ聖チェチーリア国立音楽院管弦楽団
 トゥリオ・セラフィン(指揮)
 録音時期:1959年(ステレオ)

Disc31-32
● プッチーニ:歌劇『トスカ』全曲

 マリオ・デル・モナコ(テノール)
 ジョージ・ロンドン(バリトン)、他
 ローマ聖チェチーリア国立音楽院管弦楽団
 フランチェスコ・モリナーリ=プラデッリ(指揮)
 録音時期:1959年(ステレオ)

Disc33-34
● ヴェルディ:歌劇『トロヴァトーレ』全曲

 マリオ・デル・モナコ(テノール)
 ウーゴ・サヴァレーゼ(バリトン)
 ジュリエッタ・シミオナート(メゾ・ソプラノ)
 ジョルジョ・トッツィ(バス)、他
 ジュネーヴ大劇場管弦楽団
 アルベルト・エレーデ(指揮)
 録音時期:1956年(ステレオ)

Disc35-36
● ヴェルディ:歌劇『アイーダ』全曲

 カルロ・ベルゴンツィ(テノール)
 ジュリエッタ・シミオナート(メゾ・ソプラノ)
 アルノルト・ヴァン・ミル(バス)
 コーネル・マックニール(バリトン)
 フェルナンド・コレナ(バス)、他
 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
 ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)
 録音時期:1959年(ステレオ)

Disc37-38
● ヴェルディ:歌劇『オテロ』全曲

 マリオ・デル・モナコ(テノール)
 アルド・プロッティ(バリトン)
 ネッロ・ロマナート(テノール)
 トム・クラウゼ(バリトン)、他
 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
 ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)
 録音時期:1961年(ステレオ)

Disc39-40
● チレア:歌劇『アドリアーナ・ルクヴルール』全曲

 マリオ・デル・モナコ(テノール)
 ジュリエッタ・シミオナート(メゾ・ソプラノ)、他
 ローマ聖チェチーリア国立音楽院管弦楽団
 フランコ・カプアーナ(指揮)
 録音時期:1961年(ステレオ)

Disc41-43
● プッチーニ:歌劇『三部作』全曲

 マリオ・デル・モナコ(テノール)
 ロバート・メリル(バリトン)
 ジュリエッタ・シミオナート(メゾ・ソプラノ)
 フェルナンド・コレナ(バス)、他
 フィレンツェ五月祭管弦楽団
 ランベルト・ガルデッリ(指揮)
 録音時期:1961-1962年(ステレオ)

Disc44-46
● ヴェルディ:歌劇『ドン・カルロ』全曲

 カルロ・ベルゴンツィ(テノール)
 ニコライ・ギャウロフ(バス)
 ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(バリトン)
 グレース・バンブリー(アルト)、他
 コヴェント・ガーデン王立歌劇場管弦楽団
 サー・ゲオルグ・ショルティ(指揮)
 録音時期:1965年(ステレオ)

Disc47-49
● ポンキエッリ:歌劇『ジョコンダ』全曲

 カルロ・ベルゴンツィ(テノール)
 ロバート・メリル(バリトン)、他
 ローマ聖チェチーリア国立音楽院管弦楽団
 ランベルト・ガルデッリ(指揮)
 録音時期:1967年(ステレオ)

Disc50-51
● カタラーニ:歌劇『ワリー』全曲
 マリオ・デル・モナコ(テノール)
 ピエロ・カプッチッリ(バリトン)、他
 モンテカルロ国立歌劇場管弦楽団
 ファウスト・クレヴァ(指揮)
 録音時期:1968年(ステレオ)

Disc52-53
● ヴェルディ:歌劇『仮面舞踏会』全曲

 ルチアーノ・パヴァロッティ(テノール)
 シェリル・ミルンズ(バリトン)
 レジーナ・レズニック(メゾ・ソプラノ)
 ヘレン・ドナート(ソプラノ)
 ヨセ・ヴァン・ダム(バス)、他
 ローマ聖チェチーリア国立音楽院管弦楽団
 ブルーノ・バルトレッティ(指揮)
 録音時期:1970年(ステレオ)

Disc54
● 『オペラ・アリア集』

 ヴェルディ:『アイーダ』より「勝ちて帰れ」
 ヴェルディ:『トロヴァトーレ』より「おだやかな夜・・・この恋を語るすべもなく」
 グノー:『ファウスト』より「何と美しいこの姿」
 プッチーニ:『蝶々夫人』より「ある晴れた日に」
 プッチーニ:『マノン・レスコー』より「柔らかなレースの中で」
 プッチーニ:『トスカ』より「歌に生き恋に生き」
 モーツァルト:『フィガロの結婚』より「愛の神よ安らぎを与えたまえ」
 モーツァルト:『フィガロの結婚』より「楽しい思い出はどこへ」
 チレア:『アドリアーナ・ルクヴルール』より「私は芸術の下僕」
 チレア:『アドリアーナ・ルクヴルール』より「哀れな花」
 カタラーニ:『ワリー』より「今は安らぎもなく」
 マスカーニ:『ロドレッタ』より「ああ彼の名が」
 ロッシーニ:『ウィリアム・テル』より「暗い森」
 レフィーチェ:『チェチーリア』より「神の愛ゆえに」
 レフィーチェ:『チェチーリア』より「チェチーリアの死」

 ローマ聖チェチーリア国立音楽院管弦楽団
 アルベルト・エレーデ(指揮)
 録音時期:1949年、1955年

Disc55-56
● 『歌曲とアリア』

 作者不詳:ああ愛らしく美しい瞳
 A.スカルラッティ:すみれ
 ヘンデル:『ジュリアス・シーザー』より「この胸に息のある限り」
 サルティ:『ジューリオ・サビーノ』より「いとしい女から遠く離れて」
 ロッシーニ:約束
 ベッリーニ:フィッリデの悲しげな姿よ
 ベッリーニ:お行き幸せなバラよ
 ヴェルディ:ストルネッロ
 マルトゥッチ:回想の歌
 作者不詳:A la barcillunisa
 マセッティ:Passo e non ti vedo
 トゥリーナ:『カンツォーネ形式の詩曲』より「歌」
 A.スカルラッティ:恋をしたい人は
 A.スカルラッティ:熱い血潮よ
 ヘンデル:ああ! 無慈悲な人
 ロッシーニ:競艇前のアンゾレータ
 ロッシーニ:競艇後のアンゾレータ
 モーツァルト:静けさがほほえみながら
 モーツァルト:私の胸は喜びに高鳴る
 ベッリーニ:優雅な月よ
 ベッリーニ:お願いだ私の美しき理想のひとよ
 マスカーニ:愛している・・・愛していない
 レスピーギ:夜
 トスティ:可愛い口許
 ダヴィコ:O luna che fa lume

 ジョルジョ・ファヴァレット(ピアノ)
 録音時期:1956年、1957年(ステレオ)

Disc57
● 『オペラ・アリア集』

 ヴェルディ:『ドン・カルロ』より「世の空しさを知る神」
 ヴェルディ:『仮面舞踏会』より「ここがあの恐ろしい場所」
 ヴェルディ:『仮面舞踏会』より「私の最後の願い」
 ヴェルディ:『ジョヴァンナ・ダルコ』より「Oh ben s’addice questo torbido cielo」
 プッチーニ:『トゥーランドット』より「この宮殿の中で」
 ポンキエッリ:『ジョコンダ』より「自殺」
 プッチーニ:歌劇『つばめ』より「ドレッタの夢」
 マスカーニ:『カヴァレリア・ルスティカーナ』より「ママも知るとおり」
 チレア:『アルルの女』より「ローザの嘆き」

 ニュー・フィルハーモニア管弦楽団
 オリヴィエロ・デ・ファブリティース(指揮)
 録音時期:1964年(ステレオ)

Disc58
● 『オペラ・アリアと歌曲集』

 ヴェルディ:『アイーダ』より「勝ちて帰れ」
 プッチーニ:『ボエーム』より「私が町を歩くと(ムゼッタのワルツ)」
 ロッシーニ:競艇前のアンゾレータ
 ロッシーニ:競艇中のアンゾレータ
 ロッシーニ:競艇後のアンゾレータ
 ポンセ:小さな星
 カルディッロ:つれない心
 トスティ:可愛い口許
 クルティス:忘れな草
 リチャード・ロジャース:『回転木馬』より「もしもあなたを愛したら」

 ニュー・フィルハーモニア管弦楽団
 リチャード・ボニング(指揮)
 録音時期:1969年(ステレオ)

Disc59
● 『ドイツ&フランス・オペラ・アリア集』

 ワーグナー:『タンホイザー』より「おごそかなこの広間よ」
 ワーグナー:『タンホイザー』より「マリア様、願いをお聞き下さい」
 ワーグナー:『ローエングリン』より「エルザの夢」
 ワーグナー:『トリスタンとイゾルデ』より「イゾルデの愛の死」
 ビゼー:『カルメン』より「ハバネラ」
 ビゼー:『カルメン』より「カルタの歌」
 サン=サーンス『サムソンとデリラ』より「愛よ私に力を与えておくれ」
 サン=サーンス『サムソンとデリラ』より「あなたの声に心は開く」
 マスネ:『マノン』より「さようなら私たちの小さなテーブルよ」
 マスネ:『マノン』より「あなたの手はもう私に触れては下さらないのね」

 ニュー・フィルハーモニア管弦楽団
 アントン・グァダーニョ(指揮)
 録音時期:1969年(ステレオ)

Disc60
● 『クリスマス・フェスティヴァル』

 讃美歌第111番(神の御子は)
 J.S.バッハ/グノー編:アヴェ・マリア
 ブラームス:子守歌
 御使いうたいて
 アダン:オ・ホーリー・ナイト
 あなたは星空から降りてくる
 清しこの夜
 フランク:天使の糧
 グノー:悔悟
 シューベルト:子守歌
 シューベルト:アヴェ・マリア
 讃美歌第111番(神の御子は)

 ニュー・フィルハーモニア管弦楽団
 アントン・グァダーニョ(指揮)
 録音時期:1971年(ステレオ)

Disc61
● 『イタリア歌曲の夕べ』

 ドニゼッティ:家を建てたい
 マスカーニ:あなたの星
 トスティ:夢
 ロッシーニ:誘い
 ザンドナイ:みみず
 チマーラ:ストルネッロ
 ポンキエッリ:私たちは一緒に読んだ
 マスカーニ:セレナータ
 パリゾッティ:もしあなたが私を愛して
 パラディージ:彼は私をわなにかけた
 スカルラッティ:おお私を傷つけるのはやめて
 グルック:おお我が甘き炎
 リッチ:ヴォメロの御者
 メルカダンテ:漁夫の妻
 ベッリーニ:メランコリーやさしいニンフよ
 プッチーニ:そして小鳥は

 リチャード・ボニング(ピアノ)
 録音時期:1972年(ステレオ)

Disc62
● 『オペラ・デュエット集』

 プッチーニ:『マノン・レスコー』より「あなたいとしい人あなたなの?」
 ヴェルディ:『アイーダ』より「憎むべき恋敵」
 チレア:『アドリアーナ・ルクヴルール』より「それは本当ですか?」
 ポンキエッリ:『ジョコンダ』より「誰が来たというの?」
 ザンドナイ:『フランチェスカ・ダ・リミニ』より「スミレの花冠」

 フランコ・コレッリ(テノール)
 スイス・ロマンド管弦楽団
 アントン・グァダーニョ(指揮)
 録音時期:1973年(ステレオ)

Disc63
● 『イタリア古典歌曲集』

 マルティーニ:愛の喜びは
 サルティ:『ユリウス・サビヌス』より「いとしい女から遠く離れて」
 ボノンチーニ:ああ、もう私から姿を隠さないで
 ヘンデル:『アルチーナ』より「緑の牧場よ」
 スカルラッティ:『ビッロとデメトリオ』より「すみれ」
 グルック:『アルチェステ』より「あの世の神々」
 ヘンデル:『クセルクセス』より「オンブラ・マイ・フ」
 パイジェッロ:『身分違いの恋』より「もはや心には感じない」
 ペルゴレージ:『奥様女中』より「おこりんぼさん、私のおこりんぼさん」
 伝ペルゴレージ:ニーナの死
 パイジェッロ:『祭りの日のジプシー』より「ジプシー娘をお望みなのは」
 ヴィヴァルディ:私は泣きうめき
 グルック:『パリスとエレナ』より「おお、いとしき恋人よ」

 ニュー・フィルハーモニア管弦楽団
 リチャード・ボニング(指揮)
 録音時期:1973年(ステレオ)

Disc64
● 『レアリティーズ(Rarities)』

・チャイコフスキー:『エフゲニ・オネーギン』より「タチアーナの手紙の場面」
・ボーイト:『メフィストーフェレ』より「いつかの夜暗い海の底に」
・ポンキエッリ:『ジョコンダ』より「L'Amo come il fulgor」

 シカゴ・リリック・オペラ管弦楽団
 サー・ゲオルグ・ショルティ(指揮)
 録音時期:1956年

・レハール:『メリー・ウイドウ』より「ヴィリアの歌」

 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
 ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)
 録音時期:1960年(ステレオ)

・ベッリーニ:『ノルマ』より「清らかな女神よ」
・ベッリーニ:『清教徒』より「貴方の優しい声が」
・ベッリーニ:『夢遊病の女』より「ああ信じられないわ」
・ヴェルディ:『ナブッコ』より「私が見つけてよかったこの宿命の文書を」
・ヴェルディ:『ドン・カルロ』より「むごい運命よ」

 モンテ・カルロ国立歌劇場管弦楽団
 ファウスト・クレヴァ(指揮)
 録音時期:1968年(ステレオ)

Disc65-66
● ヴェルディ:レクィエム

 ネル・ランキン(メゾ・ソプラノ)
 ジャチント・プランデッリ(テノール)
 ニコラ・ロッシ=レメーニ(バス)
 ミラノ・スカラ座管弦楽団&合唱団
 ヴィクトル・デ・サーバタ(指揮)
 録音時期:1951年1月27日(モノラル/ミラノ、スカラ座でのライヴ)

 レナータ・テバルディ(ソプラノ)

総合評価

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カラスの録音がほぼ入手出来たので、次はテ...

投稿日:2015/04/20 (月)

カラスの録音がほぼ入手出来たので、次はテバルディを、と考えていた矢先の発売だったのでためらわず注文しました。届いたのは素晴らしい完璧なコレクションで満足すべきはずだったのですが、残念ながら今一つ充実した気分にはなれません。中身は白い紙の内袋に入っているだけのCDで、解説書も物足りない。ここにはかつて眺めたテバルディの魅力的な姿をみる事が出来ません。着物やかつらがなんか似合っていない喋々さんや、威厳のあるきりっとしたトスカや、可憐なミミはいません。カラスのようなコンプリートボックスが出たら絶対買い替えます。それまでせめて彼女の美しい声を音源のみで楽しむ事にします。音さえあればよいという人には大変重宝するボックスではあります。

マッドハッター さん | 栃木県 | 不明

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私もブックレットのジャケ目当てで買ったク...

投稿日:2014/11/12 (水)

私もブックレットのジャケ目当てで買ったクチなのでショック!でも後悔はしていません。カヴァレリアやジョコンダも入っているし、入手困難だったシカゴ・リリックオペラのコンサートライブも入っているし。 ただ、デ・サバタとのヴェルレクはノイズを取った分、響きも削がれて音に奥行きが無くなったような気がしました。どれだけノイズがあろうとオケの音がボケていようと、もぎたての果実のようなレナータの声だけはまっすぐピーンと飛んでくる、いうのがこの人の最大の美点だったので…。でも合唱とオケはクリアになって聞きやすくなっています。 箱は正方形に見えますが微妙に縦と横が違っていて逆にフタをしめるとなかなか抜けなくなるので注意(笑)

爽健美茶 さん | 愛知県 | 不明

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HMVのレビュー担当者も、ブックレットが...

投稿日:2014/11/06 (木)

HMVのレビュー担当者も、ブックレットが148ページもあるので、たぶん「レアな写真多数」を予想したのでしょうが、残念ながら10枚ほど。それもレコードジャケ用のポーズ写真ばかり。残念でした。Decca本体(実質もうないようですが)ではなく製作会社(WLP)が編集製作したようで、オフィシャルなものしか入手できなかったのでしょう。1951〜52年のモノは、ノイズ除去のためかオケの音が薄くなってしまったような。しかし逆にレナータの歌声がより輝かしくなっているような気がします。

蓮華人 さん | 千葉県 | 不明

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