まさに神業、ボーマディエと工藤重典夢の共演
ピッコロの第一人者ボーマディエ。2018年4月にも来日公演が予定されています。ここに収められた作品は19世紀末から20世紀初頭に作られたフルート曲で、いずれも名フルーティストの手によるものをピッコロで演奏しています。
オペラの主題による幻想曲は2本のフルートのためのものを、大御所・工藤重典とデュオで聴かせてくれるのも注目。さらに面白いのが、シルヴァ=カラード Jr.のブラジル民族舞曲に基づく『特性的ルンドゥ』。ラテンのノリの良さにひき込まれます。もちろんボーマディエの演奏は冴えに冴えて神業です。(輸入元情報)
【収録情報】
1. チャルディ:狂女 Op.64
2. チャルディ:ドニゼッティの「マリア・パディッラ」による二重奏曲
3. シルヴァ:初恋 Op.4/マズルカ「マルガリーダ」 Op.3
4. アンデルセン:無窮動 Op.8
5. ドンジョン:演奏会用マズルカ
6. ユグー:ヴェルディの「アイーダ」による幻想曲第1番 Op.70
7. ライヒェルト:パラの思い出 Op.10/タランテラ Op.3/センシティヴ Op.8
8. シルヴァ=カラード Jr.:特性的ルンドゥ
9. ラッボーニ:リゴレットの思い
ジャン=ルイ・ボーマディエ(ピッコロ)
工藤重典(フルート:2,6,9)
マリア=ホセ・カラスクエイラ(ピアノ:3,7,8)
ラエティティア・ブニョル(ピアノ:1,4,5)
アンヌ・ギディ(ピアノ:2,6,9)
録音:2004年、2007年/マルセイユ