初めて買ったポールLP。タイトル曲が特にいいです。歌詞が無いインストの部分が気持ちいいです。しましたこのアルバムからTUG OF WAまでは捨て曲無しの素晴らしいアルバムだと思います。

'01年にさらに音の良いﾍﾞｽﾄ｢ｳｲﾝｸﾞｽﾊﾟﾝ｣が出てますが、｢ｱﾅｻﾞｰ･ﾃﾞｲ｣から始まるこのｱﾅﾛｸﾞ時代のﾍﾞｽﾄは曲順が好きで思い入れある1枚。｢あの娘におせっかい｣が入ってないのは残念だが、ｿﾛ?ｳｲﾝｸﾞｽ時代のﾋｯﾄ曲が凝縮されてて楽しめる。

ジミーとジョーが抜け、「BAND ON THE RUN」同様トリオ編成で製作された6th（2と8は5人での音源）。ゆったりとした1・3・8がお気に入りですが、そんな中でデニーも6や11で自己主張を始めており、WINGSの作品の中で最も奥が深いアルバムだと思います。

随分前の話ですが、地下街を歩いていたらGetting Closerがかかっていました。その後、家に帰って久し振りにこのアルバムを引っ張り出して聴きました。アルバム発表後は、ポールの麻薬所持による来日中止〜デニー・レインの脱退に伴う解散などのゴタゴタが続きましたが、今聴いてもそれほど悪くはない。「ロックとオーケストラの融合」を掲げたインスト８や、しっとりとしたバラード調で始まる１１、ジャジーな１４など佳曲揃いの1枚には間違いない。

ｳｲﾝｸﾞｽの最高傑作でしょう。中学生の時に針を降ろして流れるタイトル曲からロックショウでﾉｯｸｱｳﾄしました。ﾌｫｰｸ小僧が洋楽の扉を開けた瞬間でしたね。

これをダメというなら、音楽ファンをやめたほうがいい！それくらい、最高です。 ビートルズから４０年以上聴き続けてきて、ベスト１０はもちろん、ポールの最高の１枚です。これは、超お勧め！

「シリー・ラヴ・ソング」は名曲。全体的にポール以外の曲もあって民主的に作られたアルバム。たぶんメンバーの脱退を避けたかったのでは。牧歌的な印象。

３０年マッカートニーを聴いて来た。これだけは聴く気になれず、先週やっと聴きました。アメリカを意識し過ぎた大味で散漫な音楽集団WINGS満載♪ こりゃポール自身リマスタリングをする気にもならない盤だろ？ ただクリストーマスが音をまとめ上げ、この時の手腕を見直し、ウィングス有終の美である傑作「BackToTheEgg」のプロデュースを任す事になる。

次回作「ヴィーナス＆マース」は最高傑作でも何でもなくゴージャスな厚めの音をしているだけ。まだ今作の方がマシ。頭３曲のインパクトだけではあるアルバム。

ビートルズを70年代に聴きたければこのアルバムを聴けと言われた程の作品です。デニーレインが歌うときに黙々とベースを弾いてコーラスをつける姿はまさにビートルズ時代のポールを彷彿させてくれます。ラストの盛り上げ方は尋常じゃないですね。Soilyなんて歌いこなせる奴、ほかにいません。