雑誌やHMV氏には評判高いですが，Brendel信奉者の私にはBrendelは「枯れてきた」とちょっとがっかりしました．（Piano concertoも）勿論よい演奏ではありますが，以前のほうがずっと良かったと感じます．その枯れ方を「衰えた」と感じるか，「新境地」と捉えるかは，その人

GoodeのMozart Piano Concerto のシリーズは出色の出来です．最近のBrendelのmozartが「枯れてきた」と感じる方々には，濃い目ながら整然としたGoodeの演奏はお奨めです．期待を裏切られることはないと確信します．

GoodeのMozart Piano Concerto のシリーズは出色の出来です．最近のBrendelのmozartが「枯れてきた」と感じる方々には，濃い目ながら整然としたGoodeの演奏はお奨めです．期待を裏切られることはないと確信します．

先日、ウィーン国立歌劇場でデッセイが魔笛の夜の女王で出演しているのを生で見ましたが、大変感動しました。その生の感動が、このＣＤでは十分に伝わってきました。

円熟のモーツァルト演奏を堪能するならコレ!!ソリストとして華やかでありながら管弦楽と共に音楽と作り上げようとする姿勢に拍手。

気心知れたどうしが心から寄り添って奏で合う、理想的なモーツァルト・デュオ。単に音が合っているのみならず、流麗で快活なアンサンブルがたまりません!

ルプーと再び組んだ理想的なモーツァルト演奏。共に語り合うようなソロが魅力的。二人のピアノを聴き比べるという大変贅沢な味わい方も出来ます。これは必聴!!

ペライア初のモーツァルトソロ。録音に際して悩みに悩んだ末のひとつの答えが奏されています。持ち前のまろやかな美音でなめらかに歌われていく至極の音楽!!

ペライア弾き振りのモーツァルト協奏曲から短調2曲。第20番第2楽章では切なくも甘美なピアニズムが聴かれ、きっと感涙にむせぶ事でしょう。

ペライア弾き振りによるモーツァルトの短調協奏曲2曲。曲に込められた哀切を切々と歌い上げています。自作カデンツァも流麗な中にドラマを含んでいて、またひと味違うモーツァルトを堪能する事が出来ます。特に第20番の中間楽章は｢アマデウス｣の一シーンをほうふつとさせる