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March Classical レビュー一覧 2ページ目

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商品ユーザーレビュー

160件
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  • このCDは、ヴェルナー・ジンメルマン中佐指揮、西ドイ...

    投稿日:2021/07/07

    このCDは、ヴェルナー・ジンメルマン中佐指揮、西ドイツ連邦陸軍第1山岳師団軍楽隊の演奏による、ドイツとオーストリアの行進曲集である。 この軍楽隊はガルミッシュパルテンキルヘンに駐屯するドイツ連邦陸軍の軍楽隊の一つ。 同国の軍楽隊では司令部軍楽隊や、第6軍楽隊、第5軍楽隊、第11軍楽隊と共に、LP時代から有名なバンドである。 指揮のジンメルマン中佐は2代目の楽長として永くこのバンドの指揮者を務めていた人物で、ポリドールなどにも録音があるがこの音源はコッホから出たもの。 選曲としては比較的有名な曲を中心としたもので目新しさはないが、ドイツ行進曲の要である、編曲に問題がある。 ハッケンベルガーやダイゼンロートらの編曲による正統派ドイツ行進曲の演奏を期待して聴くと肩透かしを食らう。 というのも新しく中人数向きの編曲がされており、金管中心のドイツやオーストリア、チェコなどの民間バンドで聴かれるような伸び伸びとした編曲だからである。 この手の編曲としては演奏そのものは立派なので、そこはいいのだが、やはりなんだか物足りないのも事実である。 録音年はよくわからないが1978年以前であるのは確かなので、まぁ時期相応の音質だろう。

    レインボー さん

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  • フレデリック・フェネルが残したマーチ・アルバムは幾...

    投稿日:2021/07/06

    フレデリック・フェネルが残したマーチ・アルバムは幾つかあるが、これはイーストマン・ロチェスター・ポップス管弦楽団を振って録音したアルバム。 所謂、クラシック・マーチと言われる分類の作品を収録した内容である。 フェネルはいくつかの団体でオケを振っているのだが、こと録音になるとイーストマン以外は殆どない。 ここでの演奏はイーストマンの弦楽群の音色が細く、管楽器は鳴っている物の、全体的に大雑把な演奏に聴こえる。 収録曲は他に録音が多数あるのでこれはちょっとおすすめし難いだろう。 尚、最後のワーグナーの2曲はイーストマン・ウィンド・アンサンブルによる演奏で、これを聴くとやはりフェネルは吹奏楽の人間なんだと思う。

    レインボー さん

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  • エリートというレーベルから出たこの3枚組のCDはスイ...

    投稿日:2021/04/19

    エリートというレーベルから出たこの3枚組のCDはスイスの行進曲と言うタイトルの通り、スイス行進曲を集めたアルバム。 但し厳密に言えばドイツやアメリカの作品も数曲はあるが、日本ではまず聴けないスイス行進曲がたくさん聴けるアルバムとして貴重なもの。 但し意外な事に最も日本で知られたスイス行進曲である、ベリンゾーナは収録されていない。 新しい録音ではなく、エリートが保有する過去の音源を組み合わせた物で、音質は良いものから曇ったものまで様々である。 演奏はスイスの軍楽隊が大半であり、少しだけ民間団体が演奏している。 これらは玉石混交というべきで、スイス陸軍合同軍楽隊やスイス陸軍歩兵第15軍楽隊、スイス陸軍野戦第7師団軍楽隊、チューリッヒ警察音楽隊等の演奏はいずれも勢いがあったり、聴き手を惹きつける魅力がある演奏が多く、中々優れた団体だと思った。 ライナーは演奏者と曲目だけしかないが、十分だろう。

    レインボー さん

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  • ユージン・オーマンディ指揮、フィラデルフィア管弦楽...

    投稿日:2021/01/04

    ユージン・オーマンディ指揮、フィラデルフィア管弦楽団の演奏で録音されたマーチ集。 フィラデルフィア管弦楽団とはRCA復帰後にも録音しているが、これはコロムビア時代に録音されたLP2枚を収録したもの。 今まで何度も出たオーマンディによるマーチ・アルバムはこのCD収録音源を切り貼りした物で、完全なCD化はこれが初との事。 フィラデルフィア・サウンドと呼ばれたオーマンディ独自のサウンドを駆使したこのアルバムはどれも安定してゴージャスな楽しい演奏です。 いずれも肩の凝らないマーチというジャンルですので気軽に聴けます。 選曲はいわゆるクラシック・マーチ中心で、その分野の中の有名曲を集めた内容です。 録音は年代を考えれば殆どがいい音です。

    レインボー さん

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  • 日本の戦前から戦後の行進曲を武藤英明指揮、ロンドン...

    投稿日:2020/09/29

    日本の戦前から戦後の行進曲を武藤英明指揮、ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団で演奏したCDである。 通常これらの作品は吹奏楽で演奏されるのが通例でオーケストラによる演奏・録音は殆どない。 そのため、大変珍しいアルバムと言えるだろう。 オーケストラへの編曲は『祝典行進曲』『スポーツ行進曲』『鉄腕アトム』が作曲家自身によるもの、『オリンピック・マーチ』が栗山和樹によるもの、それ以外が横山淳の編曲である。 指揮の武藤英明はチェコを中心に活躍していて、他に出回っている音源もチェコのオケが多いがここではロンドンのオケが起用されている。 これについてはライナーで個性の強いチェコのオケより、この手の作品はロンドンのオケの方が良いと言った判断によるものだそうだが、これがこの盤にとって良い方向にプラスされたようだ。 オーケストラでの演奏となると、吹奏楽より音が増える分、下手すると重いリズム感のない演奏になったりするが、この演奏では躍動感があるので、見通しの良い軽快さがあるし、編曲の良さもあるがオーケストラが音色が美しく格調高く演奏されている。 近年の行進曲アルバムでは高水準な1枚だと思う。 録音はロンドンAIRスタジオで収録されたもの。 元教会という歴史があるスタジオだけに残響が豊かに収録されており、エクストンの優秀な録音もあって、良い音質となってます。 唯一、収録時間が39分とCDにしては短いのが不満だが、それを差し引いてもおすすめのアルバムです。

    レインボー さん

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  • エフレム・クルツが、フィルハーモニア管弦楽団を振っ...

    投稿日:2019/08/05

    エフレム・クルツが、フィルハーモニア管弦楽団を振って録音したオーケストラで演奏される、いわゆるクラシック・マーチを集めたアルバムです。 クルツはバレエ指揮者として有名で、残された音源も多くない上に、復刻もあまりすんでないといった感じです。 いわば知られざる指揮者の一人といったところなのですが。 しかし、この行進曲集を聴けば印象もだいぶ変わるのではないでしょうか。 当時のフィルハーモニア管弦楽団の優秀な奏者からなる卓越した技術、しなやかな弦楽器、クルツの色彩的で、音楽にメリハリがついたこの演奏、なかなか良いです。 1959年録音なので、音質はこんな物と言ったところでしょうか。

    レインボー さん

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  • 20世紀イギリスの戴冠式で使われた行進曲を集めた、な...

    投稿日:2019/05/20

    20世紀イギリスの戴冠式で使われた行進曲を集めた、なかなか面白い一枚。 トム・ヒギンズ指揮、ロンドン・シンフォニック・コンサート・バンドの演奏で収録された物。 収録曲はほぼ機会音楽として書かれた物で、この手の作品の中では知名度の高いウォルトンの2つの戴冠式行進曲、更にブリスやエルガーの作品の他に、バックスやジャーマン、ゴドフリーやマッケンジーといった珍しい曲まで収録しているのが、このCDの良いところ。 演奏団体はロンドンの演奏家からなる団体らしく、この盤が初めてのCDのようだ。 所々にキズがあるのが気になるが、演奏はなかなか立派なものであるし、少し一本調子なところはあるが曲が曲だけにこういう演奏でも良いと思う。 2013年の録音で、音質は問題ない。

    レインボー さん

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  • このCDは、ヴァレンティン・リャシチェンコ少佐、レニ...

    投稿日:2019/03/01

    このCDは、ヴァレンティン・リャシチェンコ少佐、レニングラード海軍本部軍楽隊の演奏で録音されたもので、帝政ロシア時代に演奏された行進曲や讃歌を集めた内容となっています。 ロシアの作品だけでなく、この時代に作曲、演奏されたドイツ、オーストリア、フランス等の作品も収録されており、バラエティに富んでます。 ウンラート『カール王』プランケット『サンブル・エ・ミューズ連隊』のように良く知られた曲もあるのですが、今では珍しい曲も多く、選曲面でも満足です。 演奏団体はアレクセイ・カラバノフ中佐指揮、サンクトペテルブルク海軍本部軍楽隊の名前でロシアン・リラやミラサウド等に録音していたバンドで、この盤で指揮しているリャシチェンコ少佐は、カラバノフ中佐がロシア海軍中央軍楽隊に転出した後任として、2008年からこのバンドの指揮者を務めており、このコンビによるCDはこれが初と思われます。 ロシアの軍楽隊らしい独特の重厚感と、スムーズに流暢に流れる演奏で、なかなか良いです。 2016年9月及び2018年3月、サンクトペテルブルク海軍学校訓練センターで録音されており、柔らかく残響のある録音です。

    レインボー さん

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  • 珍しい、フルオーケストラ・バージョン。弦が加わる事...

    投稿日:2019/01/01

    珍しい、フルオーケストラ・バージョン。弦が加わる事で、音色が豊かになり響きに厚みも。でも、けっして重たくはなっておりません。

    kuniko89 さん

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  • 行進曲といえば運動会などの入場の際に流れるもの音楽...

    投稿日:2018/12/24

    行進曲といえば運動会などの入場の際に流れるもの音楽という程度の認識でしたが、勧められてこのCDを聴いたところ、今までの行進曲に対する概念が吹き飛びました。 かくも音楽として完成され、心を鼓舞されるのは言を俟ちませんが、その美しい響きや流麗さは感動ものです。 日本人作曲家の技量の高さももっと評価されるべきです。 ロンドンフィルといえば、エルガーの威風堂々なども録音していますから、このオーケストラが演奏するということにも大変意義深いものがありそうです。 日本の行進曲を武藤英明がイギリスのオーケストラと共に奏でることの意義。興味ぶかいですね。

    鈴の木さん さん

    2

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ありがとうございました

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