1曲目の異様な爆音フィードバックギターノイズを聴いた瞬間から真っ暗な異界へと連れて行かれます。次作の3枚目「Maggot Brain」が有名すぎて影に隠れがちだけど内容は決して負けてませんよ〜。（70年代）ロックファンにこそ聴いてほしい。

いろんな色を混ぜたら黒になる事を体現する世紀のファンク集団の、数ある作品の中でも名盤中の名盤！ロックしグルーブする演奏、曲の硬軟のバランス、初期BOREDOMS（特にヤマタカEYE氏）に多大な影響与えたであろうアートワーク、混沌と猥雑さとポップさの共存（今だとOUTKASTが一番近い）、と全く非の打ち所がないファンクタペストリー。世界にもっとグルーブを！

単音ユニゾンリフ有り！ファンクグルーブ有り！適度なキモさが肝！ 何よりもこれがファンカの歴史的第一歩！！ 最近、レッチリのジョン・フルシアンテもお気に入りの１枚に入れてました。

初期３部作中の2作目。1stと�Aｎdは取り上げられる機会が割とある中、これは皆無に近い。ところが、これが鬼ヤバ!!もうファンクというよりサイケ、それもジャーマン・ロックもかくや、というほどグチャグチャのドロドロ・サイケが聴けます。興味のある方は試されては？

このジャケの根源的な気迫を凌ぐものがこの世に在るか？エディ・ヘイゼルが弱冠19歳で書き上げたとされるタイトル曲を始め、何物かの〔真髄〕がこれには確かに存在する。

一家に一枚!!

鳥肌翌日まで消えないぜ