1973年の5作目。ﾘﾁｬｰﾄﾞ･ｼﾝｸﾚｱが脱退し、ﾊﾟｲ･ﾍｲﾃｨﾝｸﾞｽが主導となり、彼のﾎﾟｯﾌﾟｾﾝｽが生かされた逸品。ｳﾞｨｵﾗの導入でｻｳﾝﾄﾞがより明るく開放感に溢れるものとなった。ｵｰｹｽﾄﾗを導入した大曲も素晴らしい。

ﾘﾁｬｰﾄﾞ･ｼﾝｸﾚｱ在籍時最後のｱﾙﾊﾞﾑだが、ﾌﾞﾝﾌﾞﾝはねる彼のﾍﾞｰｽが凄い。ﾊﾟｲとのｳﾞｫｰｶﾙﾊｰﾓﾆｰも良い。曲も粒ぞろいでかなり好き。ﾎﾞｰﾅｽﾄﾗｯｸのﾊﾟｲの弾き語りなんかｵｼｬﾚです。ﾌﾟﾛｸﾞﾚやｶﾝﾀﾍﾞﾘｰの括りで語るのは勿体ないなぁ。

70年代後半のCaravanは人気ありませんが、私にとってリアルタイムで聞き入った時代だけに思い入れ深いです。最近のライブで再現される曲も多く、彼等自身にとっても重要作でしょう。なんとなく聴くとポップスに聴こえるかもですが、メンバーの演奏のテンションは高い！The Last Unicornはプログレとしても名曲であす！

車の中で聞くにはとてもよろしいです。５曲目の組曲もいいですが、４曲目のアルバムタイトルになっているin the land・・がお勧め！２分過ぎからのピアノ部分が何とも気持ちイイー！どこか牧歌的な雰囲気を感じてしまうのは私だけか？

彼らの曲は、そのタイトルと同じくらい一筋縄ではいかない(笑)。そんな中、『いのししの館』は、堂々と名曲してます。

ロッキン・コンチェルト発売後デイヴ・シンクレアが抜け、ヤン・シェルハースが参加したツアーの貴重音源。意外とカンタベリーしているヤンが嬉しい買いの一枚。

このアルバムは一般には前作と次作に比べて「過渡期」のアルバムとされあまり評価が高くないが、個人的には最も好きなアルバムである。このアルバムにしかない雰囲気がよい。

あの幻の’BEST　OF　CARAVAN　LI VE’が遂に完全にジャケも新たにCD化された！先に出たNEW　SYMPHNIA とのLIVEも凄かったがこっちの方がテンションは上！Pye,Coughlan、Sinclair、Richardson、Wedgewoo ｄ、皆元気だ！

知らない人は、知らないまま　人生を 終えていく。　キャラヴァンとであってよかったと思うこの気持ちを あなたにも伝えたい。

まだ、キャラヴァンを知らない人たちへ ぜひ 見てください。