クラゲ・アイランドの夜明け

渡辺優

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784120053665
ISBN 10 : 4120053660
フォーマット
出版社
発行年月
2020年12月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
渡辺優 ,  
追加情報
:
308p;20

内容詳細

殺人、傷害、性犯罪、交通事故、違法薬物、違法労働、自殺者がゼロの海上コロニー―通称“楽園”。その七つのゼロをはじめて「自殺」で破った少女・ミサキ。ミサキの死に疑問を抱いた僕は、生前の彼女の行動を探りはじめる。そこには、七日前に現れた新種の人喰いクラゲの存在が?

【著者紹介】
渡辺優 : 1987年宮城県生まれ。大学卒業後、仕事のかたわら小説を執筆。2015年に「ラメルノエリキサ」で第28回小説すばる新人賞を受賞しデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • rosetta さん

    岩手県沖に作られた人工島の楽園。ベーシックインカムを受け取りあくせくすることも無く暮らす人々。ある時猛毒を持ち人間をも飲み込むような新種のクラゲが異常発生する。クラゲ偏愛のミサキは主人公の目の前でクラゲの海に飛び込む。だがその自殺は楽園の管理者によって事実を隠蔽される。主人公はミサキの自殺の理由を知るため人と会い探偵を頼む…最初はSF設定を受け入れるのに戸惑うがそんなに難しくはない。この主人公がまるでクラゲのように流されやすくて意思がはっきりしなくてイライラする(笑)。p225口椀→口腕の誤植

  • オフィーリア さん

    近未来の世界観をベースにしたSFミステリー。あらすじをを見た時からワクワクさせられましたが、「え、」「ああ、」を多用する会話文に今一乗り切れない間に淡々とお話は進み、終わってしまった印象。友人の自殺の真相・突然大発生した新種のクラゲ・近未来の海上コロニー「楽園」、どれかに焦点をを絞ったお話なら私の琴線にどストライクだったと思います。世界観は素敵なのにちょっと残念。

  • 信兵衛 さん

    最近、読む作品の中に近未来小説が多くなったなぁと思います。過去と未来、その過渡期の時代だからなのでしょうか。

  • caramel さん

    今回は設定に近未来感があり、ちょっと入りづらかったりする部分があったりするけどミステリーになっていて、内容的にはテンポ良く読めて面白かったです。ミサキのキャラも良かった。個人的には、現代物の毒のある主人公のお話の方が渡辺優さんの作品としては好きですが、どんどん新挑戦してくれる方なので、今後も楽しみです。

  • りお さん

    クラゲが好きなミサキはクラゲのいる海に落ちて亡くなった。事故として扱われているが友人のナツオは自殺だと考え何故ミサキが自殺をしたのか真相を追う。 自殺を隠している楽園の人間、うちの学校は虐めなんてありません!と断言する学校に似てるなって思った。生きていれば犯罪も自殺も起こってしまう。

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