空飛ぶタイヤ Jノベル・コレクション

池井戸潤

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784408535357
ISBN 10 : 4408535354
フォーマット
出版社
発行年月
2008年08月
日本
追加情報
:
19cm,533p

内容詳細

トレーラーの走行中に外れたタイヤは凶器と化し、通りがかりの母子を襲った。タイヤが飛んだ原因は「整備不良」なのか、それとも…。容疑者と目された運送会社の社長が、家族・仲間とともに事故の真相に迫る。

【著者紹介】
池井戸潤 : 1963年岐阜県生まれ。慶應義塾大学卒業。銀行勤務を経て、1998年『果つる底なき』で第44回江戸川乱歩賞を受賞しデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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江戸川乱歩賞作家でここ最近唯一といってい...

投稿日:2009/11/22 (日)

江戸川乱歩賞作家でここ最近唯一といっていい良質な作品を書き続けている池井戸さんです。とにかくこの作品は某自動車メーカーを恐らくイメージしてしまうのですが、それよりも被害者の家族・加害者の家族・企業者の家族・内部告発者の家族とそれぞれの心理がとてもリアルで読んでいてゾクゾクするほどでした。この作品は自分自身をどの家族もしくはどの当事者にあ当てはめて読むかによっても捕らえ方が違います。現実にこのような事態が起こったときにあなたはどの立場にいるでしょう?社会人ならばこの作品のような状況になりえるという事を忘れてはならないのではないでしょうか?

メタリック さん | 東京都 | 不明

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • こうじ さん

    ⭐️⭐️⭐️⭐️4/5 面白かった(*^_^*)半沢直樹シリーズや下町ロケットパターンっと分かっていても、最後は感動しスッキリできた〜(*^_^*)やっぱり正義は勝たないとね!^_^

  • えちぜんや よーた さん

    すじは分かりやすくて面白いんだけど、個人的にはわらえなかったな〜。以前、この話に登場するようなどこに顔が向いているのか分からない会社に勤めてたから。「小役人体質」が一旦つくと、洗い落とすのに相当苦労する。今もって悩ましい...。

  • マッツ さん

    池井戸さんのの中で、なかなか読んでなかったんだけど、やっと読みました。ドラマ化されただけある、力作でした。

  • れみ さん

    タイヤ脱落事故で失われた命。事故の加害者側とされた運送会社の社長・赤松がその真相に迫ろうと奮闘するお話。なかなか事態が好転せず終盤近くまでジリジリさせられつつ、赤松の挫けそうになりながらも諦めない姿勢と、周りで支える人たちの思いに胸を打たれました。言わずもがな、実際のリコール隠しと死傷事故が基になったお話ですが、ほぼ毎日車を運転する身から言わせれば、自動車メーカーとして、ユーザーはもちろん社会に対して、これほど酷い裏切り行為はないですね…!

  • も さん

    初めての池井戸作品。そして見事にハマッた。読み始めからあっという間に引き込まれ、本の厚さなどまったく問題なかった。1件のトラック事故が引き金となり、運送会社と大手自動車メーカーの戦いが始まる。結果は予想がついたものの、最後の最後までハラハラさせられっぱなしでした。赤松さん、よく耐えた!面白かったので、他の池井戸作品にも手を伸ばしてみようと思います。

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池井戸潤

1963年岐阜県生まれ。慶應義塾大学卒。98年『果つる底なき』で江戸川乱歩賞を受賞しデビュー。2010年『鉄の骨』で吉川英治文学新人賞、11年『下町ロケット』で直木賞、23年『ハヤブサ消防団』で柴田錬三郎賞をそれぞれ受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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