眠りの森 講談社文庫

東野圭吾

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784061851306
ISBN 10 : 4061851306
フォーマット
出版社
発行年月
1992年04月
日本
追加情報
:
15cm,328p

商品説明

美貌のバレリーナが男を殺したのは、ほんとうに正当防衛だったのか?完璧な踊りを求めて一途にけいこに励む高柳バレエ団のプリマたち。美女たちの世界に迷い込んだ男は死体になっていた。若き敏腕刑事・加賀恭一郎は浅岡未緒に魅かれ、事件の真相に肉迫する。華やかな舞台の裏の哀しいダンサーの悲恋物語。

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東野圭吾作品全般に共通していることだと思...

投稿日:2021/03/20 (土)

東野圭吾作品全般に共通していることだと思いますが、文章が読みやすく、主人公や周りの人物の心の葛藤や思考の動きがわかりやすい作品だと思います。また、前作と同様に主人公の恋という要素も含まれておりエンターテイメントとして楽しめる作品になっていると思います。

aozo さん | 鳥取県 | 不明

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • Tetchy さん

    率直な感想、ビリビリ来た!もう心が震えた!正に不意打ちだった。何のガードもしてなかった。だから非常に打ちのめされた。ああ、悔しい!東野にここまであからさまに翻弄された、そしてそれが正直心地よい。それが偽らざる感想だ。冷静に考えると、本作は推理小説としては決して歴史に残る名作とは云い難い。本格ミステリとしては、普通の部類に入るだろう。しかし、この作品には小説としての熱がある。始まりは普通の物語。普通の正当防衛による事件のお話。しかしやがてそれは立派な大輪の花を咲かせるかのような素晴らしい話へと結実する。

  • Kircheis さん

    ★★★★☆ 推理小説として考えると微妙…。 だけど、加賀刑事の恋愛やバレエ団の皆さんそれぞれの悲しい運命は見所あり! 続きがどうなるのか想像したくなるエンディングも好き。

  • 再び読書 さん

    加賀恭一郎シリーズ第2弾、相も変わらないクールな彼がいる。しかし、学生から刑事になり、おまけに教師を経由している。現実、こんな過程を経て刑事に辿り着けるのか?正当防衛?から事件は動き出し、またもやXの悲劇ならぬニコチンを針を使っての殺人に続く。主人公のクールな所作とは裏腹にまだ事件は少しづつ動く。今回の事件は終わっても加賀自身の謎解きも含め、シリーズは続いていくのだろう。次作にチャレンジします。

  • 射手座の天使あきちゃん さん

    バレエ団の事務所で男が鈍器で殴られ死亡した。殴ったのは前途有望な美貌のバレリーナ・葉瑠子 彼女たちは、プルミエールからエトワールへ、あるいはプリンシパルへ一段ずつ階段を昇るため、恋も美食も我慢してひたすら減量とレッスンに励んでいたのになぜこんな事件が? 事件に臨場した加賀刑事は、聞き込みに奔走しながらも、美緒という美しいバレリーナに心惹かれていく。  めちゃくちゃ恋に一途な加賀刑事に、若いころの東野さんの情熱が感じられますね(笑)。

  • Yunemo さん

    本作品、平成元年作とは思えません。今は使われてないものが記されますが、26年後の今でも新鮮さに溢れてます。本著におけるキーパーソン「未緒」、として読み進んでました。何となくボンヤリしていた背景が、後半に一挙に進んでいく様に、ある意味感激。ここのところ、著者作品に嵌りつつ、全く違ったジャンルをそれに応じた書きっぷり、ここに酔いしれます。加賀恭一郎シリーズなのですね。それも2作目、平成25年に10作目。自身、この10作目が初めて。この間の加賀自身の生き様をじっくりと読み進めたい、そう思って読了。

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人物・団体紹介

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東野圭吾

1958年大阪府生まれ。大阪府立大学工学部電気工学科卒業。85年『放課後』で第三十一回江戸川乱歩賞を受賞。専業作家に。99年『秘密』で第五十二回日本推理作家協会賞、2006年『容疑者Xの献身』で第百三十四回直木賞、第六回本格ミステリ大賞、12年『ナミヤ雑貨店の奇蹟』で第七回中央公論文芸賞、13年『夢

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