詩の点滅 詩と短歌のあひだ

岡井隆

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784048763714
ISBN 10 : 4048763717
フォーマット
発行年月
2016年07月
日本
追加情報
:
239p;19

内容詳細

浸食する詩歌の境界線。短歌、俳句、川柳、現代詩―定型詩と自由詩との境界線はどこにあるのか。いま、詩歌の現場で何が起きているのか。歌集、詩集と岡井隆が全身全霊で対峙する。

目次 : 詩と短歌のあひだ/ 一行詩と多行詩のあひだ/ かな遣ひの話/ 荒川洋治の「口語の時代はさむい」/ 岸田衿子から『旅人かへらず』まで/ 短詩の検討/ 作者と作品/ 作者と作品(再)/ 時代の変化と詩歌の変遷/ 時代と詩〔ほか〕

【著者紹介】
岡井隆 : 1928年名古屋市生まれ。「未来」編集・発行人。歌集『禁忌と好色』により迢空賞、詩集『注解する者』により高見順賞を受賞。『『赤光』の生誕』など評論集多数。2007年より宮内庁御用掛。日本藝術院会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • なま さん

    角川「短歌」の2013年1月号から連載の「詩の点滅ー・・・」250回分をまとめた一冊。短歌、俳句、川柳等の定型詩に反し詩は自由詩と呼ばれ定型を持たない。同じ詩人でも定型詩も自由詩も作る。現代どのような作品が作られ、どんな関係があり、定型詩と自由詩の境界はどこか? 多くの書籍の中の詩や短歌を実際に持った疑問から探究、解明、分析し一作一作を考えていかされる本。

  • yumicomachi さん

    話題が広範にわたり(といっても詩歌の周りに限られているのだが)ときについてゆくのに苦労しながらも愉しい読書体験だった。

  • ベルモット さん

    詩、短歌の論理的な読み方が分かる本。若手や女性の芸術家に対して平等に誠実に向き合い、作品に対しても大御所とは思えない程の謙虚さで臨む、そんな岡井隆という人物をすごく好きになった。美しい言葉を追求し続けた彼を尊敬して止まない。 そして本作の中でも言及された、詩や歌の歴史を知ること、それについて論ずることはそれを詠む者の義務とも宿命ともいえるのだということ。それを彼自身が証明しているのを感じた。岡井隆は真に歌人であり詩人であり、文芸評論家であった。

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人物・団体紹介

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岡井隆

1928年名古屋市生まれ。1945年17歳で短歌を始める。翌年「アララギ」入会。1951年現在編集・発行人をつとめる「未来」創刊に加わる。1983年歌集『禁忌と好色』により迢空賞を受賞。2010年詩集『注解する者』により高見順賞を受賞。『詩の点滅』など歌集、評論集多数。1993年より宮中歌会始選者を

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