昭和の戦争と独立 二十一世紀の視点で振り返る

保阪正康

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784634150409
ISBN 10 : 4634150409
フォーマット
出版社
発行年月
2013年08月
日本
追加情報
:
297p;20

内容詳細

日本人はなぜ「想定外」と「恐るべき楽観主義」を繰り返してしまったのか?高まる領土問題、米軍基地問題を私たちはどう考えるべきか?入門「昭和史」人気講義録!

目次 : 第1部 昭和の戦争(原発事故と太平洋戦争―二つの失敗、その共通点/ 「勝利」‐快進撃に隠された組織の非合理―真珠湾攻撃、シンガポール作戦、比島作戦/ 「挫折」‐組織のメンツが生む隠ぺい愚劣な作戦―ミッドウェー作戦、ガダルカナル争奪戦/ 「崩壊」そして「解体」「降伏」‐建前と観念、組織対立の果てに―アッツ・サイパン・レイテ決戦と沖縄戦/ あの戦争を新視点で考えるナイフとフォーク)/ 第2部 昭和の独立(戦後日本のはじまりを知る―「独立」への道と吉田茂/ 「講和」とは何だったのか―保守本流・吉田茂の歴史的意思/ 「憎悪は憎悪によって取り除かれない」―講和会議の五日間/ 「北方領土、尖閣、竹島」再考―講和条約と領土問題/ 日本の「ありうべき姿」とは何か―日米安保、米軍基地問題)

【著者紹介】
保阪正康 : ノンフィクション作家。1939年北海道生まれ。同志社大学卒業後、出版社勤務を経て著作活動へ。昭和史を中心とした著書多数。「昭和史を語り継ぐ会」を主宰し、『昭和史講座』を独力で刊行し続けている。一連の昭和史研究で第五十二回菊池寛賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • がんぞ さん

    保阪は“負けるに決まっている戦争”を無計画に始めたと非難し吉田茂の米国追従軽武装路線を支持する。昭和一桁は深い思弁家が多いが十年ほど遅く生まれると何故こうナイーブなのか?戦後政治を理解するには「大韓民国」と称する不法集団の我が国への侵略の歴史を抜きにしては語れないはずだが。最近昭和四十年の日韓基本条約無視の振る舞いが目立つが、仮にも国家として条約が守れないというのなら中国属国に戻るしかない?仮に日本が戦争したのが罪であっても民族差別は不可。50年かけて半島統一するぐらい強力な指導者は持てなかっただろうか。

  • matsu04 さん

    保阪氏の真摯な主張は心地よい。

  • 石司晃 さん

    星5つ。

  • kinjiro さん

    著者のことはラジオ番組で知った。穏やかな語り口で「まとも感」のあることを語る人だと思った。この本の中身は戦前から戦後まで駆け足で語っているが、新しく知ったこともかなりあり戦後70周年の今年読むには向いていた。

  • tuki さん

    この本は独立に関する部分を重点的に読んだ。日本が講和条約締結にあたり非武装中立を目指すのは、憲法の信条から考えてむしろ当然かもしれなかった。しかし、東西の大国の狭間にある日本がそのような「真空地帯」となることは、当時の世界情勢から、かえって他国の侵略を招きかねないというのは理解できる論理。取り急ぎ吉田茂は日米安保条約で急場をしのいだけど、今はそんなものに頼らずに国防できるところまで来たとみなすべきなんだろうか?もっといろいろ調べないと自分なりの結論は出ない。

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