上橋菜穂子

人物・団体ページへ

本

獣の奏者 3 探求編 講談社文庫

上橋菜穂子

評価 : 5.0
★
★
★
★
★
(2)
レビューを見る 

基本情報

ジャンル
：
文芸
ISBN/カタログNo
：
ISBN 13 : 9784062773447
ISBN 10 : 4062773449
フォーマット
：
本
出版社
：
講談社
発行年月
：
2012年08月
発売国
：
日本
追加情報
:
５６０ｐ；15

内容詳細

愛する者と結ばれ、母となったエリン。ある村で起きた闘蛇の大量死の原因究明を命じられ、行き当たったのは、かつて母を死に追いやった禁忌の真相だった。夫と息子との未来のため、多くの命を救うため、エリンは歴史に秘められた真実を求めて、過去の大災厄を生き延びた人々が今も住むという遙かな谷を目指すが…。

【著者紹介】
上橋菜穂子 : １９６２年東京都生まれ。川村学園女子大学特任教授。オーストラリアの先住民アボリジニを研究。野間児童文芸新人賞、産経児童出版文化賞をダブル受賞した『精霊の守り人』を始めとする「守り人」シリーズ、『狐笛のかなた』（野間児童文芸賞）、ほか著書、受賞多数。２００９年に英語版『精霊の守り人』で米国バチェルダー賞を受賞（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

（「BOOK」データベースより）

ユーザーレビュー

総合評価

★
★
★
★
★

5.0

★
★
★
★
★
 
2
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0
レビューを書く
★
★
★
★
★
遂に闘蛇の真相へと近づいていきます。昔な...

投稿日：2021/07/03 (土)

遂に闘蛇の真相へと近づいていきます。昔なぜ母は殺されなければならなかったのか。昔に一体何があったのか。徐々に分かっていく真実がとても面白いです。

m さん | 兵庫県 | 不明

0
★
★
★
★
★
コミック版を読んで続きが気になりました。...

投稿日：2021/04/09 (金)

コミック版を読んで続きが気になりました。この本から物語上は続きとなっています。コミック版では、とても綺麗なままで終わったけれど・・・やはりそうはいきません。

まきた さん | 山口県 | 不明

0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • kishikan さん

    読了日：2015/08/09

    前２作があまりにもスリリングで、それでいて愛情がいっぱい詰まっていて、面白かったので、ちょっと間があいたけどこの「探求編」を手にしました。今回は劇的な展開はなかったけれど、闘蛇の秘密とかこれまで謎だった事柄の真実に迫っていく重要な作品になっており、全４編を読もうと思っているなら、これを外すことはできませんね。エリンの子ジェシが出てきて、どんな展開になるのやら、とも思いましたが、この壮大なストーリが世代を超える物語となっていますので、次作はきっと全ての謎も解け、ハッピーな結びとなるのでしょう。期待してます。

  • absinthe さん

    読了日：2020/06/15

    前半ちょっぴり間延びしちゃったかな、と思ったが後半それを取り返すかのように物語が急加速。30歳になり、結婚して子供も持ったエリンの物語。王獣と闘蛇は軍事的意味が強く、やっぱり平穏無事には済まなかったのか。秘密を握るエリンが翻弄されていく姿が儚い。なんだかあまり明るくない未来が暗示されるが。続きが楽しみ。

  • ナルピーチ さん

    読了日：2022/07/16

    前作から十数年が経ち、母となったエリン。イアルと結ばれ子供を授かり、平安と暮らす日々が続くかと思いきや、突然と訪れる過酷な運命。それは彼女の“母”が残した最大の謎に纏わる事。新たなる旅路の前に待ち受けるのは希望かそれとも絶望か…。前作までの王道ファンタジーから一転して、空気が重い展開が続いていく。エリンの覚悟。イアルの覚悟。二人の想いとは裏腹に、“国家”の命運を背負う姿がとても悲痛に感じる。次巻となる『完結編』で全ての謎が解明されるのだろうか。只々、彼女達に幸せな人生が訪れる事を願うばかりだ。

  • ミュポトワ@猫mode さん

    読了日：2020/09/29

    獣の奏者 3巻目読了しました。この巻は、なかなか辛いものがありましたね。運命という波に翻弄されるのは見ていて辛いものがあります。いったいどうしてこうなったって考える気持ちもわからなくはないけど、為政者のやってることもわからなくはない。人間はそもそも変化を望まないですし、それに戦争での変化はもっと嫌でしょう。最終的な決断が良かったのか悪かったのかは4巻目を読んでみないことにはわかりませんが、そもそもの歯車は1巻のときから回っていた気がします。ってことで、どうなるか気になる4巻目に行ってみたいと思います♪

  • 七色一味 さん

    読了日：2013/03/15

    読破。最初の巻が「闘蛇編」になっていたけど、闘蛇についてならこの巻の方が詳らか。編のネーミングミスかな、と言うのは、「闘蛇編」を読んだときに感じた。期間が空いて再び綴られた本編から、前2巻とは作品の傾向が異なるように感じられる。『獣の奏者』は、確かに前巻で終わっている。そう考えると、語られていないこと、語り切れていないことは多々あるものの、この巻からの主人公が、エリンである必然性はないかな。この巻からは、国の存亡が絡み合った、国際的な流れとなっていく。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

上橋菜穂子

１９６２（昭和３７）年東京生れ。川村学園女子大学特任教授。オーストラリアの先住民アボリジニを研究中。著書の、『孤笛のかなた』（野間児童文芸賞）の他に、『精霊の守り人』（野間児童文芸新人賞、産経児童出版文化賞、バチェルダー賞）、『闇の守り人』（日本児童文学者協会賞）、『夢の守り人』（路傍の石文学賞）、

プロフィール詳細へ

上橋菜穂子に関連するトピックス

文芸 に関連する商品情報

おすすめの商品

HMV&BOOKS onlineレコメンド

CD・DVD・レコード・本・ゲームを売るなら
HMV宅配買取