怪物中毒 3 電撃文庫

三河ごーすと

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784049150704
ISBN 10 : 4049150700
フォーマット
出版社
発行年月
2023年09月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
356p;15

内容詳細

“仮面舞踏街”にばら撒かれた“闇サプリ”は史上最悪の混乱をもたらした。零士と月の二人は本腰を入れて一連の事件の黒幕を追う。しかしその矢先、突如舞い込んだBT本社・CEO危篤の報。“怪物サプリ”の根幹を担う彼女が死ねば、その影響は計り知れない。後継者として白羽の矢が立ったのは“調薬の魔女”である蛍。彼女を狙い、闇サプリをキメた合成人獣や古の怪異が追い迫り、悪夢のような逃避行が始まる!少年少女はかけがえのない友人を守りぬくことができるのか?―過剰摂取禁物のオーバードーズ・アクション第三夜!

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • よっち さん

    史上最悪の混乱をもたらした闇サプリ。しかし楢崎社長から捜査打ち切りを宣言され、怪物サプリの基剤製法を唯一知るBT本社・CEO危篤の報が届く第三弾。仮面舞踏街で横行する原液を使ったヤバいサプリの使用。そこで出会った獣化が常態化している二人が抱えている事情、そして次期CEOとして白羽の矢が立った調薬の魔女・蛍。闇サプリをキメた合成人獣が跋扈して、西洋と東洋の魔法使いが激突する状況で、悪夢のような逃避行を繰り広げる展開でしたけど、大切なものは揺るぎない彼女たちらしい決断がもたらした結末はなかなか良かったですね。

  • 真白優樹 さん

    一連の事件が本部預かりとなり零士たちの手を離れてしまう中、本社のCEOから蛍が呼び出される最終巻。―――この乱雑な混沌の中、人間らしくこの叫びを。 詰め込んで駆け抜けていく中、黒幕との一先ずの決着と様々な真実が書かれていく巻であり、人ならざる獣達の、生の叫びが最後まで心を劈いていく、最後まで面白さたっぷりの巻である。何も変わらぬように見え、けれど少しずつ何かが変わりだす。底辺以下から底辺へ、望んだものを少しずつ。そんな日々を繰り広げながら彼等はこの街で生きていく。 うん、とても面白かった。

  • 冬野 さん

    シリーズ最終巻だそう。個人的には物語が綺麗に閉じていたので不満はなし。一貫して筋が通っていた命が終始好きでした。胆が据わっている蛍も好き。女子が強くて最高だったなあ。かなりアクが強い(そして案外テーマが重い)作品なので、メインストリームにならないのは仕方ないけれど、この物語とキャラクターたちに出会えて良かったと思う。結末の先でも四人でずっとわちゃわちゃしててほしい。楢崎の秘密については、なんかこう…何とも言えない気持ちに笑。一巻で感じた長寿すぎるハムスターの謎もちゃんと回収されてて良かった。星:4.5/5

  • 色素薄い系 さん

    前回で脱落しようと思ったけどこの巻で終了という事で読んでみた。うん、やっぱりこの雰囲気は好みがはっきり分かれちゃうよねぇ…というのが正直な所。ずっと蛍に秘密があるな、とは思っていたけど出生の秘密はあっさり明かされたな(ページ数の都合だと思うけど)。楢崎さんが清明って事は果心は芦屋って事?なんか喋り方もわざとなのか某ソシャゲのキャラにそっくりだったんだけど……

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三河ごーすと

ライトノベル作家&漫画原作者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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