ヴォーン・ウィリアムズ(1872-1958)

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SACD 輸入盤

交響曲第9番、仮面劇『ヨブ』 アンドルー・デイヴィス&ベルゲン・フィル

ヴォーン・ウィリアムズ(1872-1958)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
CHSA5180
組み枚数
:
1
レーベル
:
フォーマット
:
SACD
その他
:
ハイブリッド,輸入盤

商品説明


ヴォーン・ウィリアムズ:交響曲第9番、仮面劇『ヨブ』
アンドルー・デイヴィス&ベルゲン・フィル
ヒコックスからバトンを受け継いだヴォーン・ウィリアムズの交響曲!


故リチャード・ヒコックスより「英国音楽の伝道師」としてのタクトを受け継ぎ、エルガー、ディーリアス、ホルスト、バックスなど英国音楽の新たな名録音を生み出してきた名匠、サー・アンドルー・デイヴィス。最新録音のヴォーン・ウィリアムズは、リチャード・ヒコックスが活動後期にスタートし、志半ばで未完となっていた交響曲チクルスを引き継ぐという偉大な事業の一環。グラモフォン大賞を受賞した『ロンドン交響曲』を始め、ヴォーン・ウィリアムズの録音史に多大な功績を築いてきたChandosによるヴォーン・ウィリアムズ録音集に新たな一枚が加わります。
 今回の録音でコンサートマスターと『ヨブ』のソリストを務めるアレクサンドル・カガンは、ロシアの偉大な音楽一家、オレグ・カガンとナターリャ・グートマンの間に生まれた若きエリート・ヴァイオリニスト。現在ベルゲン・フィルのアソシエイト・コンサートマスターとともに、2016/17年シーズンからノルランド・オペラのコンサートマスターも務めています。また、イギリスの伝説的なコルネット奏者として活躍し、現在はベルゲン・フィルなどノルウェーを拠点に活動するマーティン・ウィンターが交響曲第9番でフリューゲルホルンのソロを吹いています。(輸入元情報)

【アンドルー・デイヴィス】
アンドルー・デイヴィスは、1944年の生まれ。オックスフォード大学キングス・カレッジでオルガンを学びますが、在学中から指揮の才能を認められ、卒業後ローマの聖チェチーリア音楽院へ留学、フランコ・フェラーラに指揮法の基礎を授かります。帰国後は英ロイヤル・リヴァプール・フィルハーモニー協会に選抜されて経験を重ねる一方、ネヴィル・マリナー率いるアカデミー・セント・マーティン・イン・ザ・フィールズの鍵盤楽器奏者としてプロの演奏家の道を歩み始めます。
 そのキャリアが急展開をみせるのは、1970年11月、准指揮者のポストにあったBBCスコティッシュ交響楽団の演奏会で急遽代役指揮を務めてセンセーショナルな成功を収めてから。翌年からはイギリス国内の主要オケに次々と客演する多忙な日々がはじまり、1975年にトロント交響楽団の音楽監督に就任する頃には、既に若いながらも場数を踏んだ経験豊かな指揮者へと成長を遂げていました。同じ頃に開始されたレコーディング活動も、ソニーを中心に積極的におこなわれました。
 その後、1988年にグラインドボーン音楽祭の音楽監督に任命され、翌1989年にはBBC交響楽団の首席指揮者に就任していますが、2000年からはシカゴ・リリック・オペラの音楽監督を務めて現在に至っています。(HMV)

【収録情報】
ヴォーン・ウィリアムズ:
1. 仮面劇『ヨブ』
2. 交響曲第9番ホ短調

 アレクサンドル・カガン(ヴァイオリン・ソロ:1)
 シーグル・メルヴェル・オーゴール(オルガン:1)
 マーティン・ウィンター(フリューゲルホルン・ソロ:2)
 ベルゲン・フィルハーモニー管弦楽団
 サー・アンドルー・デイヴィス(指揮)

 録音時期:2016年5月2,3,4,6日
 録音場所:ベルゲン、グリーグホール
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
 SACD Hybrid
 CD STEREO/ SACD STEREO/ SACD SURROUND

収録曲   

  • 01. Introduction - Pastoral Dance - Satan's Appeal to God
  • 02. Sarabande of the Sons of God
  • 03. Satan's Dance of Triumph
  • 04. Minuet of the Sons of Job and Their Wives
  • 05. Job's Dream - Dance of Plague, Pestilence, Famine and Battle
  • 06. Dance of the Messengers
  • 07. Dance of Job's Comforters - Job's Curse - a Vision of Satan
  • 08. Elihu's Dance of Youth and Beauty
  • 09. Pavane of the Sons of the Morning
  • 10. Galliard of the Sons of the Morning
  • 11. Altar Dance
  • 12. Epilogue
  • 13. I. Moderato Maestoso - Martin Winter/Bergen Philharmonic Orchestra
  • 14. II. Andante Sostenuto - Martin Winter/Bergen Philharmonic Orchestra
  • 15. III. Scherzo: Allegro Pesante - Martin Winter/Bergen Philharmonic Orchestra
  • 16. IV. Andante Tranquillo - Martin Winter/Bergen Philharmonic Orchestra

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故ヒコックスが全集を完成せず逝った後 空...

投稿日:2017/12/26 (火)

故ヒコックスが全集を完成せず逝った後 空白を埋めたのはA.デイヴィスだった 自身が成した全集以上に音が緊密に寄せ来て凝縮する印象がある 畳み掛けるのではなく目の詰んだ織物のように強靭であり風合いも豊かだ 勿論”第9番”が聴きたくて求めたが 仮面劇と呼ばれるバレエ音楽”ヨブ”の不思議な魅力に惹きつけられた 舞踊のための音楽としては穏やかなテンポと曲想に面食らう 実際当初バレエではなく管弦楽曲として初演されたと記録がある 振付師もさぞ困惑したことだろう らしいといえば如何にもRVWらしい風情なのだ ヨブの信仰心を試すために神が様々な試練を与えるという天上の人々の身勝手な物語を踊ろうというのだから面白い キリスト教には教えられる面も多々あるが随所に偏個人主義が顔を出すのには閉口する 全12曲の”ヨブ”の中で第3曲”サタンの勝利”の活き活きと跳ねる音楽 第7曲”ヨブの慰め役たち”のサックスからヴァイオリンへ継がれるモノローグそしてオルガンの轟音へ至る音楽 第8曲”若く美しいエリフ”のカガンによるヴァイオリン・ソロは聞き耳を立てた あなたも如何

風信子 さん | 茨城県 | 不明

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