ヴェーベルン(1883-1945)

ヴェーベルン(1883-1945) レビュー一覧

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商品ユーザーレビュー

24件
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  • クラフトのウェーベルン全集が聴ける日が来るとは思わ...

    投稿日:2021/12/07

    クラフトのウェーベルン全集が聴ける日が来るとは思わなかった。私がクラシックの雑誌を熱心に読んでいたのは70年代で、この時にはこの全集はとっくに廃盤。当時の作曲家、評論家の話題には上るのだが褒められたためしがない。「音符を音にしただけ」という評価であった。さらに三浦淳史氏のコラムにクラフトのスキャンダルが取り上げられた。ストラヴィンスキーの晩年のコンサート批評はクラフトが書いたもので、ストラヴィンスキーはそのコンサートに行ってもいないというのだ。これでストラヴィンスキー後年の執筆自体が疑われることになり、クラフトの動向も聞かなくなった。しかし、捨てる神あれば拾う神あり、コッホ=シュヴァンでクラフトは復活。これがウェーベルン全集再発の契機にもなったのだろうが、正直怖いもの見たさで購入となった。さて演奏だが、これが悪くない。演奏者は誠心誠意ウェーベルンに取り組んでおり、デッドな音質もあって今音楽が誕生しているというヒリヒリした緊張感が伝わってくる。今のウェーベルンはもっと情感豊かに演奏されるし、この演奏に生硬なところがあるのは否定しないが、聴けてよかったとつくづく感じる。それにしてもコロンビアがシェーンベルク、ストラヴィンスキー、ワイル等50〜60年代に大量に録音したのは素晴らしいことだ。社長のリーバーソンの方針だったのだろうが、メジャーでこれほど現代ものに利益を還元した会社はなく、後世への影響も計り知れない。クラフトのシェーンベルクも是非オリジナルジャケットで復活してほしい。

    フォアグラ さん

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  • 久しぶりに”ケーゲルのヴェーベルン”を聴いた 何と...

    投稿日:2018/02/28

    久しぶりに”ケーゲルのヴェーベルン”を聴いた 何と色彩に富んだ音楽だろう いや演奏というべきか これまで何を聴いていたのだろうわたしは ヴェーベルンの横への動きに視点が置かれていた だが縦の響きと打ち込まれる楔の存在感に驚く Op.1, 5, 6は番号を追って縦に重なる音の意味は深まる この3曲は演奏時間が10分を超える しかしOp.10は5分にも満たない そして音は削られ自ずと縦の響きは失われた 数え切れないほどの”間”を抱き込みながら 横へ横へと音は流れていく やはり凡てはOp.21”シンフォニー”へ収斂していく ベートーヴェンの最晩年のピアノ・ソナタの形式を踏襲しながらも独自のソノリティに達した Op.21は繰り返し繰り返し聴いて飽きない 聴いても聴いても汲み取りきれない幻視と幻想が湧き出てくる それでも決してこの神秘の泉に身を浸してはいけない 水の傍に立って胸震わせながらよく見なくてはいけない 永遠ほど時間が要るかも知れないが あなたも如何

    風信子 さん

    1
  •  旧全集を長く聴いていてからようやく新全集を入手し...

    投稿日:2016/02/05

     旧全集を長く聴いていてからようやく新全集を入手したクチです。旧全集盤の緊迫感あふれる厳しい音作りも魅力的だが、新全集盤のふくよかな音の流れも素晴らしい。むしろどちらがいいというより感じ方の角度の問題なのであろう。富士山が様々な角度・視点から見ることができ、そのどこから見ても「不二山」であるように。   他のレビュワー氏がご指摘の「作品一つ一つが宝石のよう」なのは私も同感です。蛇足ながら加えて言うと、音の一粒ずつが砂金採りの工程のように思える。あまたの砂粒の中からきらっと光る砂金が見つかる・・・ウェーベルンの音、そして音楽をこのように表してみたい。この一粒の砂金をブーレーズと仲間たちがきれいに掬い取ってくれるわけだ。とても価値ある6枚組としておすすめしたい。

    うーつん さん

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  • カラヤンさん、素晴らしい。面白く聴けました。

    投稿日:2014/03/24

    カラヤンさん、素晴らしい。面白く聴けました。

    カズニン さん

    0
  • ブーレーズさんによるヴェーベルンの演奏は面白いです...

    投稿日:2013/12/09

    ブーレーズさんによるヴェーベルンの演奏は面白いです。録音も素晴らしい。

    カズニン さん

    0
  • かつての20bitマスタリングのCDBOXに比べて格段に美し...

    投稿日:2013/10/28

    かつての20bitマスタリングのCDBOXに比べて格段に美しく瑞々しい音質に向上しています。やや大らかなグラモフォンの新録音に比べて、このSONYの旧盤は集中力・緊張感の高さ、音色の多彩さで優れています。もちろん歴史的名盤。

    poo さん

    4
  • 非常に新鮮な音質です。演奏は見事です。ウェーベルン...

    投稿日:2013/10/20

    非常に新鮮な音質です。演奏は見事です。ウェーベルンが面白く鑑賞できます。

    カズニン さん

    4
  • 音楽がそのまま語りかけてくるかのような印象を感じら...

    投稿日:2012/06/14

    音楽がそのまま語りかけてくるかのような印象を感じられる至高の演奏。この人の卓越した色彩感を改めて思い知らされたCDだった。他の新ウィーン派のCDも聴いてみたい。

    waldmorgen さん

    1
  • 『夏風の中で』をオーマンディの演奏で聴いて感銘し、...

    投稿日:2012/04/06

    『夏風の中で』をオーマンディの演奏で聴いて感銘し、ウェーベルンに興味を持ったのがこのCDを購入するきっかけだった。他曲は初聴だったので、比較としての感想は『夏風の中で』だけになってしまうが、オーマンディの方が耳当たりがよく聴きやすい。シノーポリに比べ、オーマンディで聴いているとあまり20世紀の音楽であることを意識しないで聴ける。もう少し全曲通しで聴きこんでみないと詳しい感想は難しいが、無意識に自然と聴きたくなるCDではない。よって評価もどっちつかずの★3つとなってしまった。

    ヒューブーン さん

    1
  • 素晴らしいという一言に尽きる。 作品一つ一つが宝...

    投稿日:2011/08/29

    素晴らしいという一言に尽きる。 作品一つ一つが宝石のようだ。 実に洗練されている。 初期の歌曲は15歳の作とは思えない程美しさに満ちている。 それを磨きあげる演奏者ももちろん素晴らしい。

    ユローヂィヴィ さん

    2

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ありがとうございました

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