ヴェーベルン(1883-1945)

ヴェーベルン(1883-1945) レビュー一覧

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商品ユーザーレビュー

24件
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  • かつての20bitマスタリングのCDBOXに比べて格段に美し...

    投稿日:2013/10/28

    かつての20bitマスタリングのCDBOXに比べて格段に美しく瑞々しい音質に向上しています。やや大らかなグラモフォンの新録音に比べて、このSONYの旧盤は集中力・緊張感の高さ、音色の多彩さで優れています。もちろん歴史的名盤。

    poo さん

    4
  • 非常に新鮮な音質です。演奏は見事です。ウェーベルン...

    投稿日:2013/10/20

    非常に新鮮な音質です。演奏は見事です。ウェーベルンが面白く鑑賞できます。

    カズニン さん

    4
  • 至高の作品を最高の演奏で網羅した素晴らしい全集。ブ...

    投稿日:2008/06/24

    至高の作品を最高の演奏で網羅した素晴らしい全集。ブーレーズの指揮したオーケストラ作品に関しては、CBSの旧盤のほうがより精密な演奏であったというところもあるが、これはこれで捨て難い魅力がある。それになによりも、エルツェの歌の比類のない美しさ。また、エマーソン・カルテットによる弦楽四重奏のための作品の演奏も、圧倒的な名演である。中でも、《緩徐楽章》が心にしみ入る。

    ザルツブルクのワグネリアン さん

    4
  • クラフトのウェーベルン全集が聴ける日が来るとは思わ...

    投稿日:2021/12/07

    クラフトのウェーベルン全集が聴ける日が来るとは思わなかった。私がクラシックの雑誌を熱心に読んでいたのは70年代で、この時にはこの全集はとっくに廃盤。当時の作曲家、評論家の話題には上るのだが褒められたためしがない。「音符を音にしただけ」という評価であった。さらに三浦淳史氏のコラムにクラフトのスキャンダルが取り上げられた。ストラヴィンスキーの晩年のコンサート批評はクラフトが書いたもので、ストラヴィンスキーはそのコンサートに行ってもいないというのだ。これでストラヴィンスキー後年の執筆自体が疑われることになり、クラフトの動向も聞かなくなった。しかし、捨てる神あれば拾う神あり、コッホ=シュヴァンでクラフトは復活。これがウェーベルン全集再発の契機にもなったのだろうが、正直怖いもの見たさで購入となった。さて演奏だが、これが悪くない。演奏者は誠心誠意ウェーベルンに取り組んでおり、デッドな音質もあって今音楽が誕生しているというヒリヒリした緊張感が伝わってくる。今のウェーベルンはもっと情感豊かに演奏されるし、この演奏に生硬なところがあるのは否定しないが、聴けてよかったとつくづく感じる。それにしてもコロンビアがシェーンベルク、ストラヴィンスキー、ワイル等50〜60年代に大量に録音したのは素晴らしいことだ。社長のリーバーソンの方針だったのだろうが、メジャーでこれほど現代ものに利益を還元した会社はなく、後世への影響も計り知れない。クラフトのシェーンベルクも是非オリジナルジャケットで復活してほしい。

    フォアグラ さん

    3
  • ヴェーベルンの全集が素晴らしい。後にブーレーズはDG...

    投稿日:2009/10/28

    ヴェーベルンの全集が素晴らしい。後にブーレーズはDGに、作品番号の付かない曲も含めたより資料的価値の高い全集を完成する。しかし、この旧全集は一種独特の緊張感があって、全体的にはこちらの方が演奏の質が高い気がする。新全集だと、精緻ではあるが、どこか演奏が弛緩しているのだ。歌手の歌唱も、この旧全集の方が私の好みである。ただし、曲によってはブーレーズの解釈にかなりの違いがあり、一概には甲乙をつけがたい面もある。時間とお金に余裕があるなら、両方を聴き比べても悪くない。

    AUSNAHME さん

    3
  • 戦後の前衛音が、戦争の悲劇の後にあって、その過ちか...

    投稿日:2007/04/18

    戦後の前衛音が、戦争の悲劇の後にあって、その過ちから人間の絶対的理性に基づく創作活動を開始するべく、ブーレーズをはじめとする音楽家たちの最良の拠所は、ウェーベルンの音楽だった。十二音技法を極め、その直系の後継者とも言えるブーレーズのこの上ない繊細な演奏、録音でウェーベルンを聞けることは、21世紀を生きる我々にとって至高の喜びである。

    ヒートアイランド さん

    3
  • 素晴らしいという一言に尽きる。 作品一つ一つが宝...

    投稿日:2011/08/29

    素晴らしいという一言に尽きる。 作品一つ一つが宝石のようだ。 実に洗練されている。 初期の歌曲は15歳の作とは思えない程美しさに満ちている。 それを磨きあげる演奏者ももちろん素晴らしい。

    ユローヂィヴィ さん

    2
  • なかなか入れなかった現代音楽の世界への扉を開けてく...

    投稿日:2009/06/28

    なかなか入れなかった現代音楽の世界への扉を開けてくれたセットです。ずっと大切にしていたいと思います。後から聴いた新盤との比較ですが、ピリピリした感じのない、柔らかい感触の、この新盤の方が私には抵抗なく聴けます。ただ、旧盤も魅力的であることは確かです。

    masato さん

    2
  • 天才の条件は?、と訊かれたA.ウォーホルの一言、作...

    投稿日:2005/07/26

    天才の条件は?、と訊かれたA.ウォーホルの一言、作品の数の多さ、に従えば、CD6枚に全作品が収まってしまうウェーベルンはさしずめ鼻糞作曲家となりましょうが、どうしてどうして一つ一つの作品の密度の濃さは比類のないもので、かえって広くしかも深い世界が展開され、ブーレーズの絶賛が理解できます。特に歌曲の網羅が嬉しいですね。

    ゆがみごん さん

    2
  • 久しぶりに”ケーゲルのヴェーベルン”を聴いた 何と...

    投稿日:2018/02/28

    久しぶりに”ケーゲルのヴェーベルン”を聴いた 何と色彩に富んだ音楽だろう いや演奏というべきか これまで何を聴いていたのだろうわたしは ヴェーベルンの横への動きに視点が置かれていた だが縦の響きと打ち込まれる楔の存在感に驚く Op.1, 5, 6は番号を追って縦に重なる音の意味は深まる この3曲は演奏時間が10分を超える しかしOp.10は5分にも満たない そして音は削られ自ずと縦の響きは失われた 数え切れないほどの”間”を抱き込みながら 横へ横へと音は流れていく やはり凡てはOp.21”シンフォニー”へ収斂していく ベートーヴェンの最晩年のピアノ・ソナタの形式を踏襲しながらも独自のソノリティに達した Op.21は繰り返し繰り返し聴いて飽きない 聴いても聴いても汲み取りきれない幻視と幻想が湧き出てくる それでも決してこの神秘の泉に身を浸してはいけない 水の傍に立って胸震わせながらよく見なくてはいけない 永遠ほど時間が要るかも知れないが あなたも如何

    風信子 さん

    1

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