DVD 輸入盤

歌劇『アロルド』全曲 ピッツィ演出、モランディ&トスカニーニ財団管、ポルタ、ダマート

ヴェルディ(1813-1901)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
AB20003
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
Italy
画面サイズ
:
ワイドスクリーン
:
カラー
フォーマット
:
DVD
その他
:
ライブ盤,輸入盤

商品説明

日本語字幕付き
映像初登場!
ヴェルディ:『アロルド』全曲(DVD)

なんとCDでも正規録音は2種しかない、ヴェルディの極レア・オペラ『アロルド』が、DVDになりました。もちろんDVD初登場、嬉しい日本語字幕付きです!
 『アロルド』は、数年前にカレーラスがタイトルロールを歌って大評判になったオペラ『スティッフェーリオ』の改作。『スティッフェーリオ』は、大傑作『リゴレット』に先立つことわずか5ヶ月の作品で、ヴェルディの創作意欲が最も盛んだった頃の作品です。19世初頭を舞台に、妻の不倫に苦悩する牧師を描いた異色作に、ヴェルディはかなり入込んで作曲したにもかかわらず、大きな成功を収められませんでした。
 そこで、舞台設定を1200年頃の第三次十字軍の時代にし、1857年にリミニで初演したのが、この『アロルド』。宗教色が払拭されたものの、物語の大筋は『スティッフェーリオ』と変わりません。『アロルド』は、かつては時折上演されたのですが、1990年代に『スティッフェーリオ』の再評価が進み上演が盛んになると、逆に『アロルド』の上演が稀になりました。このピアチェンツァでの上演の映像は貴重です。
 グスターヴォ・ポルタは、アルゼンチン生まれの、今バリバリに活躍中のテノール。2006年3月に藤原歌劇団の『蝶々夫人』でピンカートンを歌っています。アドリアーナ・ダマートは、南イタリア、バーリ出身のソプラノ。2003年、ドミンゴ主催のオペラリア国際声楽コンペティションで優勝、ドミンゴ主演のプッチーニ『エドガール』のCDにフィデーリア役に起用されています。ピッツィの、時代様式に則した、手堅くも鋭い演出も見物です。RAI収録の映像を、ライセンスを受けてDVD化。(キングインターナショナル)

・ヴェルディ:歌劇『アロルド』全曲
 グスターヴォ・ポルタ(T アロルド)
 アドリアーナ・ダマート(S ミーナ)
 フランコ・ヴァッサッロ(Br エグベルト)
 エンリコ・ジュゼッペ・トーリ(Bs ブリアーノ)
 ヴァルター・ボリン(T ゴドヴィーノ)、他
 ピアチェンツァ市立劇場合唱団
 アルトゥーロ・トスカニーニ財団管弦楽団
 ピエール・ジョルジョ・モランディ(指揮)
 演出、舞台装置、衣装:ピエール・ルイージ・ピッツィ
 収録:2003年10月13日(ライヴ)
 収録時間:120分
 画面:カラー、16:9
 音声:Stereo, Dolby 5.1
 字幕:イタリア語/英語/フランス語/日本語
 NTSC
 Region All

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このDVDでこの作品の魅力が十分に味わえた...

投稿日:2021/12/14 (火)

このDVDでこの作品の魅力が十分に味わえた。 『アロルド』は『スティッフェーリオ』の改訂版。主人公を牧師から軍人に替えることで、牧師が妻の不倫に苦しむという衝撃の設定は薄れてしまったが、キリスト教の精神に馴染みのない国では『アロルド』の方が理解しやすいように思う。 この作品が日本でも上演されることを期待したい。 2003年のライブ映像だが画質は悪い。 一流の歌劇場での上演ではないので舞台セットや衣装にそれほどお金がかかっていないのと、歌手たちが少し力不足なのが残念。 ただミーナを歌うADRIANA DAMATOはなかなか素晴らしい。(第2幕が特に。)

ユローヂィヴィ さん | 大阪府 | 不明

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人物・団体紹介

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ヴェルディ(1813-1901)

1813年10月10日、ジュゼッペ・フォルトゥニオ・フランチェスコ・ヴェルディは、カルロ・ヴェルディの10番目の子供として、ブッセート近郊レ・ロンコーレに誕生。この頃は政情が不安で、翌年1月には同地にロシア軍が侵攻しています。生家は旅館兼居酒屋を営み、宿泊客の旅芸人の音楽に幼少から惹かれていたとのこと。1821年、父親からスピネットを買ってもらい、やがてピエトロ・バイストロッキにオルガンの奏法も習

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