SHM-CD

『ニーベルングの指環』全曲 カラヤン&ベルリン・フィル(SHM−CD)

ワーグナー(1813-1883)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
UCCG9765
組み枚数
:
14
:
日本
フォーマット
:
SHM-CD
その他
:
限定盤

商品説明

カラヤン生誕100年記念SHM−CDシリーズ(限定盤)
ワーグナー:『ニーベルングの指環』全曲

カラヤンが当代の名歌手を起用し、4年がかりで録音したワーグナーの大作。OIBP音源を使用。(ユニバーサル・ミュージック)

1966-70年ステレオ録音。数ある“リング”の中で、最もオーケストラが雄弁なのがこの演奏。カラヤンの音響設計の巧みさはみごとなもので、単にライトモティーフを浮き彫りにすることに終始することなく、常に耽美的なまでの美感を呈することに成功、壮大な迫力から繊細をきわめた弱音まで、その表現能力の幅広さはさすがカラヤン&ベルリン・フィル。適切なリマスターにより、そうした音響美にさらに磨きがかけられているのも嬉しいところです。
 カラヤンによって妥協なく選ばれた粒よりのキャストも豪華かつ強力。ステュアート、ヴィッカース、デルネシュ、シュトルツェなど名だたるワーグナー歌手たちの名唱はもちろん、『ラインの黄金』におけるF.=ディースカウのヴォータン役、『ワルキューレ』におけるクレスパンのブリュンヒルデ役、ヤノヴィッツのジークリンデ役など、カラヤンならではの慧眼にうならされる見事な人選といえるでしょう。

楽劇『ラインの黄金』全1幕
ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(ヴォータン)、ゲルハルト・シュトルツェ(ローゲ)、ゾルターン・ケレメン(アルベリヒ)、ロバート・カーンズ(ドンナー)、ドナルド・グローブ(フロー)、ジョゼフィン・ヴィージー(フリッカ)、シモーネ・マンゲルスドルフ(フライア)、オラリア・ドミンゲス(エルダ)、エルヴィン・ヴォールファールト(ミーメ)、マルッティ・タルヴェラ(ファゾルト)、カール・リッダーブッシュ(ファフナー)、他

楽劇『ワルキューレ』全3幕
ジョン・ヴィッカーズ(ジークムント)、グンドゥラ・ヤノヴィッツ(ジークリンデ)、マルッティ・タルヴェラ(フンディング)、レジーヌ・クレスパン(ブリュンヒルデ)、トーマス・ステュアート(ヴォータン)、ジョゼフィン・ヴィージー(フリッカ)、他

楽劇『ジークフリート』全3幕
ジェス・トーマス(ジークフリート)、ゲルハルト・シュトルツェ(ミーメ)、トーマス・ステュアート(さすらい人)、ゾルターン・ケレメン(アルベリヒ)、カール・リッダーブッシュ(ファフナー)、ヘルガ・デルネシュ(ブリュンヒルデ)、オラリア・ドミンゲス(エルダ)、キャサリン・ゲイヤー(森の小鳥)

楽劇『神々の黄昏』全3幕
ヘルゲ・ブリリオート(ジークフリート)、ヘルガ・デルネシュ(ブリュンヒルデ)、カール・リッダーブッシュ(ハーゲン)、ゾルターン・ケレメン(アルベリヒ)、トーマス・ステュアート(グンター)、グンドゥラ・ヤノヴィッツ(グートルーネ)、クリスタ・ルートヴィヒ(ヴァルトラウテ)、他、ベルリン・ドイツ・オペラ合唱団

 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
 ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)
 録音:1966-70年(ステレオ)

内容詳細

カラヤンが望みうる最高の歌手を集め、4年がかりで完成させた「指環」の全曲盤。当時、室内楽的緻密さに満ちたワーグナーと言われた。カラヤンの眼鏡にかなった歌手陣の充実ぶりも特筆すべきものだ。(CDジャーナル データベースより)

総合評価

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カラヤンとベルリンフィルの絶頂期の作品と...

投稿日:2021/08/11 (水)

カラヤンとベルリンフィルの絶頂期の作品とも言える名盤である。この演奏の主役はあくまでもベルリンフィルであり、このオケから美音を引き出しているカラヤン自身である。オケの演奏を邪魔しない声質の歌手が集められ、レコード芸術として聴き手の側に立って徹底的に計算され成し遂げられた録音である。ここでは劇場で聴くことのできる音楽ではなく、あくまでも交響作品としての音楽が展開されている。私は「リング」鑑賞は専らCDかWALKMANに入れて持ち歩いて聴く派であり、ファースト・チョイスは言うまでもなくこのカラヤン盤である。映像ではなく音楽で「リング」を鑑賞するならこのカラヤン盤を推したい。「リング」全曲盤としては歴史に残る名録音であると言っても過言ではないだろう。

昭和の名盤楽派 さん | 東京都 | 不明

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DECCAのショルティ・ウイーン盤の向こうを...

投稿日:2020/02/10 (月)

DECCAのショルティ・ウイーン盤の向こうを張ってDGが切り札のカラヤン・ベルリンを起用した指輪だと学生時代に皆で話題にしていました。 (カラヤンファンには申し訳ありませんが)当時は、まだ超一流扱いではなかったショルティですが、録音・歌手など総合点で、カラヤン盤はショルティ盤に一歩譲ると思います。

古き良き時代 さん | 大阪府 | 不明

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あらゆるリングのディスクの中で、精妙さで...

投稿日:2016/07/31 (日)

あらゆるリングのディスクの中で、精妙さでもってワーグナーの叙情面までも表出させることに成功した演奏である。カラヤンのパルジファルにも通低する彼一流の美学が全編を貫いている。私たちがワーグナーに抱くイメージとは違うのかもしれないが、クナッパーツブッシュやショルティの力強さからは一歩ひいた視点からスコアを研究しているようだ。じっくり聴き込むには最適なディスクではあるまいか。個人的には、ベームのバイロイト盤に次ぐ演奏だと考えている。

silver さん | 岐阜県 | 不明

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