CD

Symphony No.8: Ken-Ichiro Kobayashi / Japan Philharmonic Orchestra

Mahler (1860-1911)

User Review :4.0

Item Details

Genre
:
Catalogue Number
:
OVCL00319
Number of Discs
:
2
Label
:
Format
:
CD

Product Description

Mahler: Symphony No. 8

Japan Philharmonic Orchestra
Ken-Ichiro Kobayashi, conductor

Live Recording: 14-15/05/1998
DSD Creation

Track List   

Disc   1

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Disc   2

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昨今の若者にyesterdayの旋律を聴かせ、何...

投稿日:2012/08/05 (日)

昨今の若者にyesterdayの旋律を聴かせ、何の曲か知ってるか?と問うと、ほぼ皆、曲そのものは知ってはいるが、「え?コレってビートルズだったの?」みたいな返答も返ってくるらしい。 そういう人は皆yesterdayを、漠然と 昔から歌い継がれているイギリス民謡のようなものだと思っていたとのこと。 転じてコバケンのマーラー。マーラーの音楽が日本で一般的に演奏され始めるようになってまだ40年くらいだろうか? かつてもマーラー臭を感じさせないマーラーの録音(例えば小澤征爾)も数多くあったが、このコバケンのマーラーは、(おそらく実際はそのようなことはないのだろうが)演奏者そのものの意識の中にすらマーラーはおらず、まったく”読み人知らず”の出発点から演奏されているような印象すら受ける。僕にとってこのCDを聴いての感想は当に「マーラーの顔を全く意識させないマーラー」であり、yesterdayとイギリス民謡の関係にダブってしまう。その点、物足らなさが残らないわけではないが、カセットテープも含めれば10余種類ほど所有する同曲の演奏の中で、最も頻繁に取り出して聴くのがこのコバケン盤である以上、個人的には「★5つ」評しかないだろう。

ヒューブーン さん | 静岡県 | 不明

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みなさまのレビューはなかなかに面白いなあ...

投稿日:2012/05/05 (土)

みなさまのレビューはなかなかに面白いなあ。けなしている方がおられるのはもっともだし、高評価の方も文を読むと誉めているんだかどうだか微妙な感じだしね。要は、小林氏のアプローチの「個性」をどう受け止めるかにかかっているのでしょうね。私として一言でこの演奏を表現すると、「頑張った大賞」的演奏、ですね。参加された演奏者のみなさん、頑張っていますよ。オケは遅いテンポでつらそうで、美感を欠く個所も目立つけど、頑張っているなあ。独唱者のみなさん、音域でも声量でもつらそうだし、おかげで充分な表現に達していないけど、頑張っているなあ。合唱のみなさん、迫力はあるけど、そのせいで美しくはなくなっちゃって、でも頑張っているなあ。そして、指揮者は大いに唸って頑張っているなあ(この頑張りは不要だな)。皮肉っぽい書き方になってしまいましたが、演奏者がこの演奏に傾けたひたむきな「情熱」を揶揄する気はありません。但し、その「情熱」を一種「内向きに」凝縮させるという、志向の転換もあっていいのではないかと思うのであります。「あふれるものをそのままにあふれさせる」のではなく、気体のガスを液体にするが如く、水を氷にするが如く、密度の濃い形へと向かう、そんな演奏を試みてはどうでしょうか。「炎から氷へ」、コバケンさんのパラダイム転換、期待してみるものです。テンポの設定、各パートのバランス、彫琢の余地は山ほどあります。かつて都響を振ってこの曲を演奏(録音)したベルティーニさんもインバルさんも、それぞれの旧録音とはずいぶん違うスタイルになっていたのは、演奏者の「力量」を十分に推し測っての賢明なありようだったのではないかしら。録音は優秀。実演で聴くのに近い音圧があって、結構だと思います。

ほんず内閣総理大臣 さん | 北海道 | 不明

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ブルックナーもモーツァルトも、「それらし...

投稿日:2009/09/02 (水)

ブルックナーもモーツァルトも、「それらしい」演奏の出来るアーティストは日本に少なくないが、「マーラーらしい」音の出せる指揮者は日本人で誰もいないのではないか? コバケンのマーラーも マーラー節とは程遠い。しかしこういう解釈こそインターナショナルであり、幅広いリスナーに受け入れられる演奏であろうことは間違いないと思われる。

エーテルの風 さん | 長野県 | 不明

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