SACD

Symphony No, 1, : Oramo / Royal Stockholm Philharmonic

Mahler (1860-1911)

User Review :4.5
(3)

Item Details

Genre
:
Catalogue Number
:
EXCL00034
Number of Discs
:
1
Label
:
Format
:
SACD
Other
:
Hybrid Disc

Product Description

Gustav Mahler: Symphony No. 1 in D "Der Titan"

The Royal Stockholm Philharmonic Orchestra
Sakari Oramo, conductor

DSD Recorded 09/2009
High Quality SACD
CD STEREO/ SACD STEREO

Customer Reviews

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久々に、よい「巨人」を聴きました。テンポ...

投稿日:2011/02/01 (火)

久々に、よい「巨人」を聴きました。テンポ設定は極めて妥当。早すぎず遅すぎず。良い流れができています。音量の増減もごく自然。不自然な弱音もなく、クライマックスは迫力満点。内容的には若さそのものなのに書法的には成熟したこの曲の特質をうまく表現したものと言えましょう。録音も細部は鮮明、強奏はマスをよくとらえた量感たっぷりの見事なもの。充実した「巨人」です。なお、交響曲第1番は本当は「巨人」と称すべきではないのですが、子供の頃、音楽誌でこのタイトルを見て「聴いてみたい!」と憧れた記憶が強くて、何であろうとこの曲は私にとっては「巨人」と呼びたいという思い入れがあります。40年くらい前はマーラーのディスクは少ないし、あっても値段が高くて貧乏小僧ではとても聴けなかったのですね〜。ま、関係ない小話でした。

ほんず内閣総理大臣 さん | 北海道 | 不明

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数あるこの作品の録音から、このディスクを...

投稿日:2010/02/26 (金)

数あるこの作品の録音から、このディスクを手にする聴き手は少ないかも知れませんが、マーラー演奏が新たな局面に入ったことを強く印象づける、極めてフレッシュな秀演です。オーケストラのサウンドは凛と引き締まり、いらざる夾雑物は一切ないという純音楽的なアプローチ。過去の演奏慣習を洗いざらいぬぐい去り、ひとつの音楽作品として設計し直すといったところでしょうか。しかし、振り返ってみれば、こうした演奏スタイルは21世紀を見据えたラトルの演奏あたりから、すでに今日的なマーラー演奏のスタイルとして確立していたと言えるでしょう。現代において、マーラーを特殊な音楽と捉えるのはもはや時代遅れなのではないでしょうか。演奏スタイルは時代によって確実に変化を遂げてゆきます。いつまでも、ワルター、バーンスタインではありますまいに…。

I amSterdam さん | 東京都 | 不明

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確か今月後半オラモ/RSPOは来日公演する予...

投稿日:2010/02/02 (火)

確か今月後半オラモ/RSPOは来日公演する予定でしたがそれに先たっての彼としては第5番に続いてのマーラーの交響曲です(2009年録音)。オラモは同じフィンランド出身指揮者でライバルとなろうサラステ、ペッカサロネンを追いかける様に最近の活躍が著しく私などはシベリウス指揮者の範囲でしか認識しておらず現に諏訪内晶子とのシベリウス・ヴァイオリンコンチェルトの演奏盤を楽しんでいる位でした。ただ彼のCD他のHMVカタログを見ますと全く殆ど私の知らない作曲家の作品を多く扱っており彼の姿勢というものが分る感じがします。そうした状況でマーラーという極めて特質が要求される作曲家作品に取り組むのも当然で今後ますますレパートリーの広がりが期待されるでしょう。さて、この第1交響曲・・・マーラーのポリフォニーを明晰に表しながらちょつとした「間」の扱いにハッと気づかせるものがあります。演奏タイムは@16’07A7’02B10’47C19’25で全体としては過不足感はありません。最終楽章など出だし速めなのですが壮烈なクライマックスを終えた結果ほんの少し短いかなという程度・・・この曲に内包されるエグさにはちょっと隔たりはありますがそれに代わる知的なエネルギーを内に感じさせてくれたこれはこれで素晴らしい演奏と思います。進出して来るこの北欧オーケストラ(かつてはドラティ等が振ったらしいです)、弦が結構美しい様に聴きました。(タイムについては盤により多少異なる場合があります)

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