弦楽四重奏曲全集　コントラ四重奏団（７ＣＤ）

ホルンボー：弦楽四重奏曲全集（７ＣＤ）
コントラ四重奏団

ヴァン・ホルンボー[1909-1996]は20世紀デンマークの作曲家ですが、作風は近代の作曲家に近い雰囲気で、伝統的なスタイルを基調とした作品も多く、交響曲全集など比較的聴きやすいことでも知られています。
　ホルンボーは王立デンマーク音楽院で学んだのち、ベルリンでエルンスト・トッホに師事して研鑽を積み、やがてルーマニア人ピアニスト、メータ・グラフと結婚したことでルーマニアなど東欧の音楽にも深い関心を持つようになりました。
　番号付の弦楽四重奏曲は、1949年から1985年までのあいだに書かれており、バルトークやカーターの影響も感じさせるものの、その雰囲気は決して神経質なものでは無く、どこか自然な感触が親しみを感じさせるものとなっています。
　演奏のコントラ四重奏団は、デンマークを代表するカルテットで、ハンガリー生まれのアントン・コントラ（第1ヴァイオリン）によって1973年に創設されています。（ＨＭＶ）

【収録情報】
CD1
・弦楽四重奏曲第1番 Op.46
・弦楽四重奏曲第3番 Op.48
・弦楽四重奏曲第4番 Op.63
CD2
・弦楽四重奏曲第2番 Op.47
・弦楽四重奏曲第5番 Op.66
・弦楽四重奏曲第6番 Op.78
CD3
・弦楽四重奏曲第7番 Op.86
・弦楽四重奏曲第8番 Op.87
・弦楽四重奏曲第9番 Op.92
CD4
・弦楽四重奏曲第10番 Op.102
・弦楽四重奏曲第11番 Op.111
・弦楽四重奏曲第12番 Op.116
CD5
・弦楽四重奏曲第13番 Op.124
・弦楽四重奏曲第14番 Op.125
・弦楽四重奏曲第15番 Op.135
CD6
・弦楽四重奏曲第17番 Op.152『マッティナータ』
・弦楽四重奏曲第19番 Op.156『セレナータ』
・弦楽四重奏曲第20番 Op.160『ノットゥルノ』
CD7
・弦楽四重奏曲第16番 Op.146
・弦楽四重奏曲第18番 Op.153『ジョルナータ』
・群れ Op.190B
・クァルテット・セレーノ（遺作）

　コントラ四重奏団

　録音時期：1992年-2000年
　録音方式：デジタル