ベートーヴェン(1770-1827)

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CD

Piano Sonatas.14, 17, 32 Variations: Vedernikov

ベートーヴェン(1770-1827)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
COCO78431
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
日本
フォーマット
:
CD

内容詳細

93年の来日公演を前に73歳で他界したヴェデルニコフ。日本ではあまり知られてはいないが、これはすごい演奏だ。73年と74年に録音されたベートーヴェン。あくまで自然な表情を見せながら、深々と展開する変奏曲。ソナタもすばらしい。録音は多少硬質。(長)(CDジャーナル データベースより)

収録曲   

  • 01. 自作の主題による32の変奏曲 ハ短調
  • 02. ピアノ・ソナタ 第14番 嬰ハ短調 Op.27-2「月光」
  • 03. ピアノ・ソナタ 第17番 ニ短調 Op.31-2「テンペスト」

ユーザーレビュー

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誰もレビューを書いていないので書きます....

投稿日:2010/06/20 (日)

誰もレビューを書いていないので書きます.ヴェデルニコフのベートーヴェンは後期のものはピアノの状態が悪いなどのハンディはあるものの,いずれも最高の名演奏です.私はこの中期のものが一番だと思います.「ハンマークラヴィーア」も良いですが…まず「自作の主題による32の変奏」が凄い!ショスタコのソナタ1番と並ぶ名演奏です.一気呵成と言うのか,埃一つ寄りつくことができないような,まっしぐらのベートーヴェン! もうあまり「悲劇の巨匠」として聴きたくはないですが,なんというか,これほど音楽の軸を一瞬たりとも離さない人は聴いたことがありません.何をそこまでと思うような強い演奏! 音楽と演奏の間に夾雑物を感じないという点ではリパッティと双璧でしょうか.リパッティは自然にそう出来てしまう天才だと思うのですが,こちらはやはり意志と修練によるものでしょう.ヨガの訓練によって演奏中ほとんど呼吸していないような気がします.32の変奏が終ると,もうどこまでも真っ暗の森のど真ん中で遠く月を見上げるような「月光」の1楽章が始まります.録音のせいもあるのでしょうが,この出口のないような暗さはクン・ウー・パイク(良い演奏ですけど)の比ではありません.あまり頻繁に聴くべきではありませんが,忘れないでほしいディスクです.

kamescian さん | 神奈川県 | 不明

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ベートーヴェン(1770-1827)

1770年12月17日(16日?):父ヨハン、母マリアの次男としてドイツのボンに誕生。 1778年:7歳でケルンでの演奏会に出演。 1781(1782?)年:クリスティアン・ゴットロープ・ネーフェに師事。 1800年:交響曲第1番を宮廷劇場で指揮。 1804年:交響曲第3番『英雄』を発表。 1805年:交響曲第5番『運命』、交響曲

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