ベートーヴェン(1770-1827)

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CD 輸入盤

交響曲第9番『合唱』 ハンス・シュミット=イッセルシュテット&北ドイツ放送交響楽団(1970ステレオ)

ベートーヴェン(1770-1827)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
TALT024
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
International
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

自身の70歳の誕生日に行われた古希記念公演。
ドイツ音楽の伝統を称えた、大きなスケールと威厳に満ちた『第九』!


ターラ・レーベルの名盤を最新リマスタリングで復刻。1900年5月5日生まれのシュミット=イッセルシュテットが、自らの70歳の誕生日に指揮した『第九』のライヴ録音です。
 オーケストラはシュミット=イッセルシュテット自ら大戦直後にあちこちの捕虜収容所を回り演奏家を集めて創設した北ドイツ放送交響楽団。彼は1945年から26年間にわたり初代首席指揮者を務めてこのオーケストラを鍛え、世界有数のオーケストラに育て上げました。その信頼関係が生む悠然とした演奏に注目です。
 記念すべき日の公演だけあって、オーケストラのメンバーの献身的な演奏が目に浮かぶような熱気が嬉しい演奏です。そしてシュミット=イッセルシュテット御大の伝統を重んずる真摯な解釈も実に堂々たるもの。ウィーン・フィルとの録音とはまた違った、ドイツ本流のベートーヴェン。どっしりとしたテンポ設定による大きなスケールと威厳を備えた『第九』です。終楽章、「歓喜の主題」の提示で弦がたっぷりと音を保ち豊かに変奏される部分の心地よさは特筆に値します。合唱もシュミット=イッセルシュテットのコントロール下で全体のバランスを乱すことなく大いに盛り上がり、至高のベートーヴェン演奏を祝福します。(販売元情報)

【収録情報】
● ベートーヴェン:交響曲第9番ニ短調 Op.125『合唱』


 ヘレン・ドナート(ソプラノ)
 ツヴェトカ・アーリン(アルト)
 ヴェルナー・ホルヴェーク(テノール)
 ハンス・ゾーティン(バリトン)
 北ドイツ放送合唱団
 ヘルムート・フランツ(合唱指揮)
 北ドイツ放送交響楽団
 ハンス・シュミット=イッセルシュテット(指揮)

 録音時期:1970年5月5日
 録音場所:ハンブルク
 録音方式:ステレオ(ライヴ)

 国内プレス
 日本語帯・解説・歌詞対訳付

【ALTUSの「TAHRA復活シリーズ」について】
「TAHRA(ターラ)」はルネ・トレミヌ氏と、その夫人ミリアム・シェルヘン女史が立ち上げたフランスのレーベルです。ミリアム夫人は指揮者ヘルマン・シェルヘンの娘であり、大指揮者たちとの家族ぐるみのつながりも強い人物。1992年に初のCDをリリース、その後も精力的に活動を続けますが、2014年に主宰者トレミヌ氏が惜しくも急逝。レーベルは活動縮小を余儀なくされ、現在多くのタイトルが入手困難の状態にあります。歴史的音源を正規かつオリジナルの形で音盤化することを特徴とし、ヒストリカル・ファンに大いに愛されたレーベルでした。
 そんなTAHRAの残した遺産の素晴らしさを世に問うべく、国内レーベル「ALTUS(アルトゥス)」はミリアム夫人の承認のもと正式に音源のライセンスを受けた上で、新たなリマスタリングを施し発売するターラ復活シリーズを進めています。
 ここに聴ける音は貴重なTAHRAオリジナルに基づくもので、他レーベルの同演奏とは一味もふた味も違う、なまなましい音像がお聴き頂けることと思います。(販売元情報)

内容詳細

70年、聴衆不在の放送録音らしく、音質は当時のレコード用と何ら変わらない。ウィーン・フィルとの全集でも聴かれるように、シュミット=イッセルシュテットはここでも非常にすっきりと見通しが良く、格調の響きを再現している。独唱、合唱も優秀。(白)(CDジャーナル データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

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数ある曲の中で、ベートーヴェンの第9が一...

投稿日:2019/03/05 (火)

数ある曲の中で、ベートーヴェンの第9が一番好きなので、自分の理想とする演奏をいつも探していました。これまでは、カラヤンベルリンフイルの1977年東京ライブでした。しかし、本CDにより、ようやく理想とする第9に出会えました。40年くらい前、イッセルシュテットとウイーンフィルとのベートーヴェン全集を買って、格調高いとかエレガントとかいう評価で、ワインガルトナーの典雅な英雄の再来とかいう評価もあり、実際まったく的外れではないとも思いました。もう少し力強さがほしいと思いました。しかし、その数年後、NDRとのブラームスの全集を買って、その情熱的な演奏にびっくり。これがこの指揮者の真髄であると考えました。その後、できる限り買い集めましたが、モノラルとかステレオ初期のものしか手に入りませんでした。CD時代になっても、同様でした。ところが、最近NDRとの1960年代や1970年代のCDが発売されていました。ただ、ベートーヴェンの第9は当初はモノラル録音が発売されていました。その評価の高さから買おうかと思いましたが、この曲でモノラル録音は抵抗があり、躊躇していました。ところが、ついに、ステレオ録音が発売されていました。しかも誕生日の記念すべきライブ。録音時期もアナログ最盛期。レビューで、これはすごい、とありました。期待を込めて購入。本当にこれはすごい第9です。分厚い弦、重厚な低音、ティンパニ、ホルン、トランペット、トローンボーンの強奏。独唱、合唱のすばらしさ。録音もオーケストラと合唱が自然のバランスを保っています。全員が指揮者と一体となって誕生日の記念演奏に燃えています。最後の和音の連続もバッチリ。感動の連続。この記念すべき名演奏を世に送り出してくれました関係者の方に感謝の気持ちでいっぱいです。今後も、NDRとのステレオ録音、その中でもライブ、を送り出してくれることを期待します。

cattleya さん | 福島県 | 不明

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これは凄い。同指揮者と同楽団の同曲では51...

投稿日:2018/08/19 (日)

これは凄い。同指揮者と同楽団の同曲では51年のライブ盤も見事だが、こちらはステレオだけに合唱がよりクリア。1970年といえばベートーベン生誕の200年記念祭が世界中で行われ、クレンペラー翁が偉大なチクルスをテレビ収録したことでも盛り上がった。イッセルシュテットの第9はVPO盤がかなり不出来だったが、こちらはまるで別人の覇気!ダントツのオススメ。

アヌンナキリル さん | 京都府 | 不明

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ベートーヴェン(1770-1827)

1770年12月17日(16日?):父ヨハン、母マリアの次男としてドイツのボンに誕生。 1778年:7歳でケルンでの演奏会に出演。 1781(1782?)年:クリスティアン・ゴットロープ・ネーフェに師事。 1800年:交響曲第1番を宮廷劇場で指揮。 1804年:交響曲第3番『英雄』を発表。 1805年:交響曲第5番『運命』、交響曲

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