ベートーヴェン(1770-1827)

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CD

交響曲第6番『田園』、第8番、大フーガ(弦楽合奏版) ケント・ナガノ&モントリオール交響楽団(2CD)

ベートーヴェン(1770-1827)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
SICC1474
組み枚数
:
2
:
日本
フォーマット
:
CD

商品説明

剛毅な響きがベートーヴェンの現代性を浮き彫りに

ソニー・クラシカルへのデビュー盤となった2008年発売の2枚組(ゲーテの戯曲「エグモント」を1990年代のルワンダ内戦に置き換えた「ザ・ジェネラル」と交響曲第5番『運命』をカップリング)、2011年6月発売の交響曲第3番『英雄』『プロメテウスの創造物』に続く、ケント・ナガノと彼が音楽監督を務めるカナダのモントリオール交響楽団による「ベートーヴェン:交響曲全集」プロジェクトの3作目。
 オリジナルのタイトルは「In the Breath of Time」。「時間」「空間」「自然」「人間」など作品にまつわる関連性を浮かび上がらせ、200年前に書かれたベートーヴェンの音楽が21世紀に持つ意味合いを強く意識したカップリング。演奏も、これまでの『運命』や『英雄』同様、ピリオド楽器による演奏スタイルを十分に研究・咀嚼したうえで、それを現代のシンフォニー・オーケストラで再現するというもので、筋肉質で剛毅な響き、ヴァイオリンを両翼に分ける古典配置を取ることでの各パートの立体感の表出など、ケント・ナガノならではの21世紀の最先端ともいえるベートーヴェン演奏となっています。(SONY)

【収録情報】
CD1
ベートーヴェン:
・交響曲第6番ヘ長調 op.68『田園』
・交響曲第8番ヘ長調 op.93

CD2
・大フーガ変ロ長調 op.133(弦楽合奏版)

 モントリオール交響楽団
 ケント・ナガノ(指揮)

 録音時期:2011年
 録音場所:モントリオール、サル・ウィルフリード・ペルティエ
 録音方式:デジタル

内容詳細

現代オーケストラで古楽器奏法を取り入れた、最近では定番の型。その意味ではいっそう小気味よい第8番が相性が良い。「田園」も美しい。特に第1、第2楽章の柔らかく落ち着いた響きがナガノらしい。また、第2楽章は弦楽器に弱音器を付けた解釈。朗読付き。(白)(CDジャーナル データベースより)

収録曲   

ユーザーレビュー

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永遠のエトランゼだから斯うも言われよう ...

投稿日:2019/01/05 (土)

永遠のエトランゼだから斯うも言われよう だが意外でもなんでもない ナガノのベートーヴェンはブロムシュテットの最後の演奏に匹敵する この”田園”はC.クライバー以来の傑作だ 気づいているだろうか ”田園”には緩徐楽章がないということを 第二楽章のAndanteにはMolto Mossoが付いている もうこれはModeratoだ そして”第8”にも緩徐楽章はない すでに古典交響曲の定型を逸脱し打ち壊してさえいるベートーヴェンは当時の保守派の人々には騒々しく暴力的とさえ言われていた 音楽はリズムの時代に踏み出したのだ それは現在にまで続く道でありフィールドでもある ベートーヴェンはロックだと識るべし この駆け抜ける抒情をナガノは感じ取り再創造している ここまで澄んだソノリティがあって初めて音楽に明るい光が届く これほど微笑みに満ちた”田園”を知らない 止まることを知らない”第8”のAllegro Vivaceが眩しい ピリオド精神がもたらした精華だ あなたも如何      

風信子 さん | 茨城県 | 不明

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こんなに綺麗で、さらさらと清流のような田...

投稿日:2011/12/09 (金)

こんなに綺麗で、さらさらと清流のような田園も稀だ。オケのなんと美音なことか。ベートーヴェンの音塊が透明、すなわち和音の一つ一つが聞こえるような響きが、この演奏の最大の特徴だ。デュトワ時代よりオケの特徴が顕著になった。こうした演奏は、○○が無いと言って頭の硬い方たちに貶されるんだろうなあ。でも、空疎なベートーベンでは、決してない。音楽がある。ナガノは意外にも、本物かも知れない。なお、大フーガはさすがに少し物足りない。

機関車パシフィック さん | 埼玉県 | 不明

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ベートーヴェン(1770-1827)

1770年12月17日(16日?):父ヨハン、母マリアの次男としてドイツのボンに誕生。 1778年:7歳でケルンでの演奏会に出演。 1781(1782?)年:クリスティアン・ゴットロープ・ネーフェに師事。 1800年:交響曲第1番を宮廷劇場で指揮。 1804年:交響曲第3番『英雄』を発表。 1805年:交響曲第5番『運命』、交響曲

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