ベートーヴェン(1770-1827)

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CD 輸入盤

交響曲第6番『田園』、『エグモント』序曲 テンシュテット&ロンドン・フィル(1992、91)

ベートーヴェン(1770-1827)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
LPO0085
組み枚数
:
1
レーベル
:
Lpo
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

ベートーヴェン『田園』、『エグモント』序曲
テンシュテット&ロンドン・フィル
スタジオ盤より3分遅い『田園』!


テンシュテット晩年、1992年2月に収録された『田園』と1991年9月収録の『エグモント』がLPOレーベルから登場。
 テンシュテットは、1985年、アメリカ演奏旅行中に喉に違和感を訴え、病院で診察を受けると喉頭癌であることが判明、その後、治療を続けながら指揮する道を選び、1993年の春までの7年半も活動を続行、数々のコンサートで多くの人々に感動を与えました。しかし1993年後半から病状が悪化し、その後は治療に専念するものの、5年後の1998年1月12日、北ドイツのキールの自宅で静かに世を去ることとなります。

【幻の来日公演直前の演奏】
今回登場する『田園』は、ロンドン・フィルが保管していた1992年2月の録音ということで、翌3月に来日した際、体調不良のため指揮することができなくなった『田園』を楽しみにしていた方にはまたとない音源の登場と言えるかと思います。
 テンシュテットの『田園』といえば、1985年にEMIが録音したスタジオ盤も素晴らしい演奏だったので、今回の演奏内容にも期待のもてるところです。なにしろ演奏時間が3分も違っているので。
 なお、組み合わせの『エグモント』序曲は、かつてBBCレジェンドからリリースされていたものと同じ日付なので同じ演奏と思われますが、音質向上に期待したいところです。(HMV)

【収録情報】
● ベートーヴェン:『エグモント』序曲
[9:22]

 録音時期:1991年9月26日(BBC Radio3収録)

● ベートーヴェン:交響曲第6番ヘ長調 Op.68『田園』 [45:55]
 第1楽章:田舎に到着したときの愉快な感情の目覚め [12:15]
 第2楽章:小川のほとりの情景 [13:08]
 第3楽章:田舎の人々の楽しい集い [5:50]
 第4楽章:雷雨、嵐 [3:54]
 第5楽章:牧歌 嵐の後の喜ばしい感謝の気持ち [10:48]

 録音時期:1992年2月21日

 ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
 クラウス・テンシュテット(指揮)

 録音場所:ロンドン、ロイヤル・フェスティヴァル・ホール
 録音方式:ステレオ(ライヴ)
 Producer: Misha Donat (Egmont Overture)
 Remastering Engineer: Deborah Spanton, K&A Productions

収録曲   

ユーザーレビュー

総合評価

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24年前にサントリーホールで聴けたであろ...

投稿日:2015/07/24 (金)

24年前にサントリーホールで聴けたであろう演奏に、ほぼ理想的な形で立ち会うことができた。すでに色んな機会に、色んな方が述べてきたことではあるが、テンシュテットは3度目の来日を果たしたにも関わらず、三半規管の不調で「田園」「運命」を演奏できず、間もなく完全に引退したことから、2度と日本では彼の演奏を聴くことなく今日に至っている次第である。このCDと同じ演奏会のものが海賊版として手元にあるが、その貧弱な音からでも、大変大きな感銘を受けたものだ。やっと入手したこのCDは、音質も非常に素晴らしく、私にとって、何物にも代え難い宝物だ。演奏は隅々までテンシュテットの采配が徹底しており、それでいて堅苦しいところは全くない。第2楽章、特に後半での静寂感には心奪われる思いだ。終楽章コーダの祈りは、その深さにおいてケーゲルをもしのぐほどだ。ベームの枯れた表現にも素晴らしいものがあるが、この演奏にはもっと自然な呼吸を感じる。あとは1988年に人見記念講堂で演奏され、オンエアもされた「英雄」の正式版が発売されれば、テンシュテットコレクションが完成だ。

mozart さん | 神奈川県 | 不明

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まちがえたー!!!!!プロフィールじゃのうて...

投稿日:2015/04/28 (火)

まちがえたー!!!!!プロフィールじゃのうて「コンセプト」だコンセプト・レーベル!!!!!!!ぶるああああああ!!!!!!書くといっっっも何か抜けてやがる!!!!!!(爆死)

ニトロプレス さん | 愛知県 | 不明

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うああああ!!CD再生に使ってるPCがブッ壊れ...

投稿日:2015/04/28 (火)

うああああ!!CD再生に使ってるPCがブッ壊れやがったー!!聞けねえええ!!!とりあえず皆さんの感想を楽しみにしております。チキショー!!!これじゃ結局どう言う演奏か録音かわからねええ!!!でも、でもだ!!もし、いつも通りのリマスタだったらおとなしい演奏に聞こえる可能性が高い。だからエグモント聞いて「テンション低い」とか「このときのテンシュテットは調子が悪かった」とか思ったら「今すぐyoutube飛んでください!!」現時点で来日公演(1988)のとこの91年のがアップされていますんでそちらを聞いてください!!91年のBBC盤の方を聞いて「やる気がなかった」という感想は出ないと思います。これずっと繰り返してるんです。ある人は「やる気満々だ」と言い、ある人は「やる気がない」と言う。どうしてそんな根本的なところで感想わかれるの?って。端的な例としてEMI(現ワーナー)から出た国内盤のテンシュテットのベートーヴェン「田園」「第8交響曲」の解説書で宇野功芳氏は前者を(おおよそですが)「まろやかですんなり流す」後者を「典雅なな小品」「fやffもmfで弾かれる」と書いていらっしゃる。ところが吉井亜彦氏の「名盤鑑定百科」で前者は(いま手元にないのでだいたいですが)「ゴツい感じの演奏でヤワではない。内容あるがやや力みもある」とし後者を「柄が大きく力がこもる。意欲的だが様式的にはややズレもある」と書かれていたのです。(EMI1300再発の際、たしか中村孝義氏はレコ芸で後者を「壮大なスケール」と評していた気がします。記憶ですみません。)特に吉井氏の「ヤワではない」の一言は「解説書に書いてあることおかしいよ」と言うツッコミであるのは間違いないと推察します。こんなことずっと続いてるんです。「演奏の実態が把握できない」っていう。あと、ここで宇野功芳氏を責めるのはおかしいんです。だって「だったらちゃんと伝わるように作れよ」って話じゃないですか。なんで「力みもある」「ゴツい」演奏が「まろやかですんなり流す」というふうに聞こえるようにつくっちゃうの?どうしてもレコードって綺麗に作らなきゃいけないの?っていつも思う。だってみんなに伝わってないもの!!初出当時のマラ5ライブ(ワーナー、1988)の解説書にテンシュテットの人気がイマイチ出ないと書いてあった(要因はいろいろでしょうが)けど「そりゃそうだ」と思ったもの。「まろやかで流すだけに聞こえる演奏家なんて誰がききたいの?」って。また「最近名盤らしい名盤がなくなった」なんて聞いたとき「ただの懐古趣味」と思いつつも「そうだろう」ともおもってしまった。「完璧で綺麗なレコードにしようとするあまり演奏を、演奏家を殺してきたんだろう?」なんておもってしまった。テンシュテットに関してはライヴの時代になれば変わると期待していたのですがうまくいきません。どうにも。プロフィール・レーベルのブラ1のレコ芸での批評は個人的にトドメでした。(このレコードについてはやむを得ない事情もあるようで後述します)宇野功芳氏と故・小石忠男氏(亡くなられたと知った時はショックでした)の批評が掲載されたのですが「愕然としました。」もう完全に「田園」「第八」の繰り返し。宇野氏は「はみだしのない模範的なもの」「速めのテンポですんなり進んでゆく」なのに小石氏は「かなりスケールの大きな演奏」終楽章では宇野氏は「主部も凄みを期待する方が無理というものだ。凄みのないこの曲のフィナーレなど聴きたくないが、それが不要だというのなら、個性や新鮮味を求めたい」なのに小石氏は「冒頭から波打つようで、例のアルプスの旋律も強靭である」「もちろん主題は明朗にひろがる。生命力が湧出し、輝かしく発展する。」「テンシュテットらしい雄渾かつ劇的な演奏である。」・・・どっかでみた景色。マジうんざり。「感想は人それぞれ」というのならフルトヴェングラーの戦時中の鬼気迫るライヴを「まろやかですんなり流す」と言っても、その一言ですましてもらえるのかな?そして肝心のこのレコード、LPOレーベルが豹変して、もしかしたらムチャクチャ生々しい音かもしれないけど、例え今まで通りでも、LPOレーベルのレコード作りは残酷なほど正しい。でも、そうでないレーベルの登場も正直なところ願っている。(ICAやアルトゥスはまだ?)ああだこうだ言ってるけど、わたしは誰も恨むつもりはない。ただレコードの歴史を恨む。あと細かいことだけどひとつ謝罪させてもらいたい。ガチで細かいことです。消しちゃったレヴューだけど、プロフィールのブラ1を「音をいじってる」って書いたことがあったのですが間違いです。私が聞く限り全く迫力なくきこえたのですが「音をいじった」のでなく「そういうふうに収録しちゃった」が正しい気がします。それはリマスタリングではどうにもならないようなので。ICAから再発されても印象がほとんど変わらなかったのが良い証拠かなと考えています。申し訳ありませんでした。そういうふうに収録してしまったものについては「しかたがない」って思います。それは発売してもらえて感謝です!!レコ芸読んでうんざりはしたけどどうにもならないもの。それは「積極的に諦めます」ので「しょうがないよね。テンちゃんの演奏だし空想で補いながら聞こう!!」という気持ちです!!もともと凄まじいド迫力の音源を、それこそ「まろやかで流すだけ」に聞こえるように処理されたら、それはガチうんざりですけど。マジでやめろ。あとレーベルってlabelって書くの忘れとった。levelだと勘違い(ザ・阿呆)してめっさレーヴェルと書いてまった。(そりゃレヴェルだぜえ)

ニトロプレス さん | 愛知県 | 不明

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ベートーヴェン(1770-1827)

1770年12月17日(16日?):父ヨハン、母マリアの次男としてドイツのボンに誕生。 1778年:7歳でケルンでの演奏会に出演。 1781(1782?)年:クリスティアン・ゴットロープ・ネーフェに師事。 1800年:交響曲第1番を宮廷劇場で指揮。 1804年:交響曲第3番『英雄』を発表。 1805年:交響曲第5番『運命』、交響曲

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