ベートーヴェン(1770-1827)

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CD 輸入盤

交響曲全集 ティーレマン&ウィーン・フィル(6CD)

ベートーヴェン(1770-1827)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
88875112822
組み枚数
:
6
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
通常盤,輸入盤

商品説明


ベートーヴェン:交響曲全集(6CD)
クリスティアン・ティーレマン&ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団


「BEETHOVEN9」と題したティーレマン&ウィーン・フィルによるベートーヴェン・チクルスは、2008年12月から2010年4月にかけてムジークフェラインザールでおこなわれたコンサートのライヴ録音からの全集。先にメイキングDVD付限定盤が発売されていましたが、今回はようやく通常盤仕様での発売となります。

【高品位な収録条件】
ティーレマンとウィーン・フィルのこの全集は、音響抜群で、しかもニューイヤーコンサートなどにより高品位映像と音声収録の経験も豊富なコンサートホールであるムジークフェラインザールを舞台に、ユニテル・クラシカとオーストリア放送協会(ORF)の共同制作によって収録・編集がおこなわれ、高音質での再現に成功しています。

【ウィーン・フィルのベートーヴェン全集】
さまざまな指揮者たちと数多くのベートーヴェンの交響曲を録音しているウィーン・フィルですが、交響曲全集は、シュミット=イッセルシュテット、ベーム、バーンスタイン、アバド、ラトルしかなかったため、ティーレマン盤の登場は歓迎されるところです。

【ティーレマンとウィーン・フィル】 ベルリン・ドイツ・オペラの音楽監督、ミュンヘン・フィルの音楽監督を歴任し、現在はシュターツカペレ・ドレスデンの首席指揮者として活躍するクリスティアン・ティーレマンは、いまや独墺圏を代表する存在となった実力の持ち主で、ウィーン・フィルやベルリン・フィルにも多く客演してもいます。
 ティーレマンとウィーン・フィルといえば、リヒャルト・シュトラウスの英雄の生涯やアルプス交響曲のCDが話題でしたし、ウィーン国立歌劇場でのワーグナーのDVDも人気を博していました。
 ウィーン・フィルから力強い音楽を引き出すことにかけて、現在最高の手腕を発揮するのがティーレマンであることは多くの聴衆が認めるところと思われますが、ベートーヴェンの交響曲にはそうした要素が不可欠であると考えられるだけに、この組み合わせは注目されるところです。

【ウィーン・フィル・サウンド】
ベートーヴェンの交響曲についてティーレマンは「9つすべてのシンフォニーにおいて、ベートーヴェンはそれぞれ異なる世界を切り開いたのです。しかも、ベートーヴェンは初めからこうしようと計画していたのです。」と語っています。
 今回、ティーレマンがウィーン・フィルに求めた楽器配置は、いつものヴァイオリン両翼型の正統的なスタイルですが、楽器編成に関しては個々の作品に合わせて幅を持たせており、1番から8番までは小規模から中規模、9番については史実にも照らしてか大編成が採用されるという柔軟な姿勢をみせています。(HMV)

【収録情報】
ベートーヴェン
DISC1
・交響曲第1番ハ長調作品21
・交響曲第2番ニ長調作品36

DISC2
・交響曲第3番変ホ長調作品55『英雄』

DISC3
・交響曲第4番変ロ長調作品60
・交響曲第5番ハ短調作品67『運命』

DISC4
・交響曲第6番ヘ長調作品68『田園』

DISC5
・交響曲第7番イ長調作品92
・交響曲第8番ヘ長調作品93

DISC6
・交響曲第9番ニ短調作品125『合唱』

 アネッテ・ダッシュ(ソプラノ)
 藤村実穂子(アルト)
 ピョートル・ベチャワ(テノール)
 ゲオルク・ツェッペンフェルト(バス)
 ウィーン楽友協会合唱団
 ヨハネス・プリンツ(合唱指揮)
 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
 クリスティアン・ティーレマン(指揮)

 録音時期:2008年12月(第1番&第2番)、2009年3月(第3番&第4番)、2009年11月(第7番&第8番)、2010年4月(第5番、第6番&第9番)
 録音場所:ウィーン、ムジークフェラインザール
 録音方式:デジタル(ライヴ)

収録曲   

ディスク   1

  • 01. Symphony No. 1 in C Major, Op. 21 / I. Adagio Molto - Allegro Con Brio
  • 02. Symphony No. 1 in C Major, Op. 21 / II. Andante Cantabile Con Moto
  • 03. Symphony No. 1 in C Major, Op. 21 / III. Menuetto. Allegro Molto E Vivace
  • 04. Symphony No. 1 in C Major, Op. 21 / IV. Finale. Adagio - Allegro Molto E Vivace
  • 05. Symphony No. 2 in D Major, Op. 36 / I. Adagio Molto - Allegro Con Brio
  • 06. Symphony No. 2 in D Major, Op. 36 / II. Larghetto
  • 07. Symphony No. 2 in D Major, Op. 36 / III. Scherzo. Allegro
  • 08. Symphony No. 2 in D Major, Op. 36 / IV. Allegro Molto

ディスク   2

  • 01. Symphony No. 3 in E-Flat Major, Op. 55 "Eroica" / I. Allegro Con Brio
  • 02. Symphony No. 3 in E-Flat Major, Op. 55 "Eroica" / II. Marcia Funebre. Adagio Assai
  • 03. Symphony No. 3 in E-Flat Major, Op. 55 "Eroica" / III. Scherzo. Allegro Vivace
  • 04. Symphony No. 3 in E-Flat Major, Op. 55 "Eroica" / IV. Finale. Allegro Molto

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総合評価

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時代考証を重んじた演奏が主流となっている...

投稿日:2021/03/09 (火)

時代考証を重んじた演奏が主流となっている現代で、伝統的な重厚な演奏を聴かせてくれるこの指揮者の存在は貴重である。ただ、このような伝統的な解釈に軸足を置いた演奏だと、どうしても過去の巨匠達の演奏を聴くことを選んでしまうので、何度も愛聴する気にはならない。

トロ さん | 不明 | 不明

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ラトルの後のベルリンフィルの後継と思って...

投稿日:2021/02/23 (火)

ラトルの後のベルリンフィルの後継と思っていたが外した。 ドイツものの正統派指揮者。 ワーグナーなどのリリースも含め、常に期待しているひとり。 ウィーンフィルとのベートーベン全集だが、 録音が素晴らしい。

ハッチ さん | 愛知県 | 不明

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テンポの緩急を存分に活用したティーレマン...

投稿日:2013/12/02 (月)

テンポの緩急を存分に活用したティーレマンの「工夫」は好き嫌いが分かれるだろう。フルトヴェングラーの二番煎じ的な言い方もできるのかも知れないが、ピリオド楽器による演奏が台頭し、書かれている楽譜に忠実に演奏することが最近のトレンドとなり、また、いろいろな伝達手段・媒体が並立している現在の聴衆に対して、より身近に分かりやすくベートーヴェンの楽曲の持つ魅力や情熱を伝える試みとしての「工夫」と捉えたい。テンポの緩急の箇所あるいは揺らし方それ自体に違和感はあったとしても(解釈が一定しなかったり、板についていないんじゃないか、と思しき箇所もあるにしても)、この演奏は、楽曲が持つ魅力を伝えてくれている。この指揮者はまだ50代。再び「全集」を上梓されることを心待ちにしたい。

どぜう さん | 東京都 | 不明

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ベートーヴェン(1770-1827)

1770年12月17日(16日?):父ヨハン、母マリアの次男としてドイツのボンに誕生。 1778年:7歳でケルンでの演奏会に出演。 1781(1782?)年:クリスティアン・ゴットロープ・ネーフェに師事。 1800年:交響曲第1番を宮廷劇場で指揮。 1804年:交響曲第3番『英雄』を発表。 1805年:交響曲第5番『運命』、交響曲

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