ベートーヴェン(1770-1827)

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CD 輸入盤

ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲、サン=サーンス:ハバネラ、他 マリア・ドゥエニャス、マンフレート・ホーネック&ウィーン交響楽団(2CD)

ベートーヴェン(1770-1827)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
4863512
組み枚数
:
2
レーベル
:
Dg
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明


ヴァイオリン界の新星、
ベートーヴェンの協奏曲を中心とした衝撃のデビュー・アルバム


「明らかに誰にも止められない」(ストラッド誌)人気急上昇中のヴァイオリニスト、マリア・ドゥエニャスのドイツ・グラモフォンへのデビュー・アルバムです。中心となる曲に選んだのはすべてのヴァイオリン協奏曲の中でも音楽的に一番の難曲とされるベートーヴェン。マンフレート・ホーネックとウィーン交響楽団との共演でウィーン楽友協会でライヴ録音され、ドゥエニャスはこの協奏曲のために自身のカデンツァを作曲しました。アルバムにはクライスラー、サン=サーンス、シュポア、ヴィエニャフスキとイザイの作品とともに、彼らによるベートーヴェンのカデンツァも収録されています。
 マリア・ドゥエニャスはスペイン、グラナダ生まれ、ウィーンを拠点に活躍しています。現在のクラシック界で最も思慮深く、コミュニケーション能力のある音楽家のひとりで、世界の著名な会場でのコンサート予定が目白押しです。スペイン語、英語、ドイツ語を完璧に話すことができるマリアは、多くの世界一流のオーケストラからソリストとして引っ張りだこで、この数年、マドリードの国立音楽堂、ベルリン・フィルハーモニー、ウィーン楽友協会、ニューヨークのカーネギー・ホールとロサンジェルスのウォルト・ディズニー・コンサート・ホールといった輝かしい会場に招かれて演奏しています。2022年5月には自身に献呈されたガブリエラ・オルティスのヴァイオリン協奏曲『Altar de cuerda』を、ロサンジェルス・フィルハーモニック&グスターボ・ドゥダメルとともにウォルト・ディズニー・コンサート・ホールで世界初演しました。そして同じ楽団と指揮者と共にロサンジェルスで再び、2022年10月にはボストンのシンフォニー・ホールとカーネギー・ホールでも共演しました。
 2021年、若きヴァイオリニストにとって世界で最も著名な「ユーディ・メニューイン国際コンクール」で、「自由さと歓喜に溢れた個性」(フランクフルター・アルゲマイネ・ツァイトゥング紙)のある演奏が歓迎され1位を獲得しています。(輸入元情報)

【収録情報】
1. ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲ニ長調 Op.61
(カデンツァ:マリア・ドゥエニャス)
2. シュポア:ヴァイオリンとハープのためのコンチェルタンテ第1番ト長調 WoO13より第2楽章:アダージョ
3. イザイ:子守歌 Op.20
4. サン=サーンス:ハバネラ Op.83
5. ヴィエニャフスキ:伝説曲 Op.17
6. クライスラー:愛の悲しみ

 マリア・ドゥエニャス
(ヴァイオリン)
 フォルカー・ケンプフ(ハープ:2)
 ウィーン交響楽団
 マンフレート・ホーネック
(指揮)

 録音時期:2023年1月25-27日(1,3,6) 1月28日(2,4,5)
 録音場所:ウィーン、ムジークフェラインザール(1,3,6) ウィーン、Synchron Stage(2,4,5)
 録音方式:ステレオ(デジタル/ライヴ:1,3,6、セッション:2,4,5)

Disc2
7. ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲第1楽章のためのカデンツァ集

 ルイ・シュポア
 ウジェーヌ・イザイ
 カミーユ・サン=サーンス
 ヘンリク・ヴィエニャフスキ
 フリッツ・クライスラー

 マリア・ドゥエニャス(ヴァイオリン)

 録音時期:2022年7月22日
 録音場所:ベルリン、マイスターザール
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)

【アーティストプロフィール マリア・ドゥエニャス】
6歳でヴァイオリンを始め、7歳でグラナダ音楽院、11歳でドレスデンのカール・マリア・フォン・ウェーバー音楽大学に入学。その後、ヴァイオリニストのヴォルフガング・ヘントリッヒと指揮者のマレク・ヤノフスキに見出され、サンフランシスコ交響楽団でソリスト・デビューを果たす。ウィーン市立音楽芸術大学およびグラーツ音楽舞台芸術大学で著名なヴァイオリン教師ボリス・クシュニールに師事。

2017年珠海国際モーツァルト音楽コンクール、2018年ウラディーミル・スピヴァコフ国際ヴァイオリン・コンクール、2021年ゲッティング・トゥ・カーネギー・コンクール、2021年ヴィクトル・トレチャコフ国際ヴァイオリン・コンクールで優勝するなど、多くの世界的コンクールで成功を収める。また、2021年に若手ヴァイオリニストの登竜門とも言われるユーディ・メニューイン国際コンクールで1位と聴衆賞を獲得し、世界の主要オーケストラの注目を集める。以来、ソリストとしてハンブルクのエルプフィルハーモニー、モスクワのチャイコフスキー・コンサートホール、ウィーンのムジークフェライン、マドリードのナショナル・オーディトリアム、ニューヨークのカーネギーホール、ロサンゼルスのウォルト・ディズニー・コンサートホールなどの一流コンサートホールに招かれている。また、BBCラジオ3のニュー・ジェネレーション・アーティスト2021-23に選出されている。

昨シーズンは、マンフレート・ホーネック指揮ピッツバーグ交響楽団とオスロ・フィルハーモニー管弦楽団、マレク・ヤノフスキ指揮ドレスデン・フィルハーモニー管弦楽団、グスターボ・ヒメノ指揮ルクセンブルク・フィルハーモニー管弦楽団、アラン・アルティノグル指揮シュターツカペレ・ベルリン、ドミンゴ・インドヤン指揮ロイヤル・リヴァプール・フィルハーモニー管弦指揮と共演。2021年8月にはハリウッド・ボウルでグスターボ・ドゥダメル指揮ロサンゼルス・フィルハーモニックと共演し、2022年5月にはウォルト・ディズニー・コンサートホールで、自身に献呈されたガブリエラ・オルティスのヴァイオリン協奏曲《アルタル・デ・クエルダ》の世界初演を披露している。2022年9月にドイツ・グラモフォンと専属契約を結ぶ。

使用楽器は、ドイツ音楽財団から貸与された17?4年製ニコロ・ガリアーノと、日本音楽財団から貸与された1710年製ストラディヴァリウス「カンポセリーチェ」。(メーカー資料より)


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実に音の美しい、歌い口のうまいヴァイオリ...

投稿日:2023/07/22 (土)

実に音の美しい、歌い口のうまいヴァイオリニスト。ストラディヴァリウスの名器「カンポセリーチェ」(映像はイザイしかないが、たぶん弾いているのはこれ)を完璧に鳴らす術を心得ている。全楽章とも遅いテンポで終楽章など「優雅」と言うにふさわしいが、節回しがきれいなのでもたれない(その点、ほぼ同時にディスクが出たヴェロニカ・エーベルレとは大違い)。第1楽章は彼女自作のカデンツァが長い(5分近い)せいもあって、27:56という空前の長時間演奏だ。名高いクライスラー以下、五種の第1楽章カデンツァを別収録しているのも、このディスクの特色だが、結局、自分のカデンツァが一番良いだろうと誇っているようなもので、少々厭味ではある。実際、彼女のものに比べるとクライスラーはもはや「甘すぎる」と感じるほどで、作曲家としても相当な腕前のようだ。もっとも、第2、第3楽章のカデンツァにはそんなに感心しなかったが−−そもそも、第2楽章の終わりにあまり長いカデンツァを入れるのは私の好みではない。 ホーネックの指揮は手兵ピッツバーグ響とのベートーヴェン・シリーズと同じく大編成ながらHIPを加味したスタイル。遅いテンポは独奏者に合わせたものと思われるが、第1楽章カデンツァ後のひときわ遅い入りと最後の一撃、第2楽章でオケがffで入ってくる所のハードな感触など見事だ。

村井 翔 さん | 愛知県 | 不明

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ベートーヴェン(1770-1827)

1770年12月17日(16日?):父ヨハン、母マリアの次男としてドイツのボンに誕生。 1778年:7歳でケルンでの演奏会に出演。 1781(1782?)年:クリスティアン・ゴットロープ・ネーフェに師事。 1800年:交響曲第1番を宮廷劇場で指揮。 1804年:交響曲第3番『英雄』を発表。 1805年:交響曲第5番『運命』、交響曲

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