ベルリオーズ(1803-1869)

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SACD 輸入盤

幻想交響曲、歌劇『ベアトリスとベネディクト』序曲 ティチアーティ&スコットランド室内管弦楽団

ベルリオーズ(1803-1869)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
CKD400
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
SACD
その他
:
ハイブリッド,輸入盤

商品説明


ベルリオーズ:幻想交響曲、他
ティチアーティ&スコットランド室内管


マッケラスとの数々のアルバムでも高い評価を得ていたスコットランド室内管弦楽団は、室内オケならではの声部情報の克明さと機動力の高さに特徴がありましたが、2009年から首席指揮者の地位にある指揮者、ロビン・ティチアーティとの録音はまだリリースされていなかったので、今回のベルリオーズ・シリーズのスタートは歓迎されるところです。
 ロビン・ティチアーティは1983年にロンドンに生まれたイタリア系のイギリス人。コリン・デイヴィス、サイモン・ラトル、シャルル・デュトワなどに指揮を師事したほか、ピアノ、ヴァイオリン、パーカッションも学んでいます。  早くから才能をあらわしたティチアーティは、2005年には史上最年少でミラノ・スカラ座にデビューし、2006年にはザルツブルク音楽祭デビュー、以後、世界各地のオーケストラに客演し、2009年スコットランド室内管首席指揮者就任、2014年にはユロフスキーの後任としてグラインドボーン音楽祭の音楽監督就任が決まっているという逸材です。(HMV)

【収録情報】
ベルリオーズ:
・幻想交響曲 Op.14
・歌劇『ベアトリスとベネディクト』序曲

 スコットランド室内管弦楽団
 ロビン・ティチアーティ(指揮)

 録音時期:2011年10月7-10日
 録音場所:エジンバラ、アッシャー・ホール
 録音方式:デジタル(セッション)
 Produced by Philip Hobbs
 Engineered by Philip Hobbs & Calum Malcolm
 Assistant Engineer: Robert Cammidge
 SACD Hybrid
 CD STEREO/ SACD STEREO/ SACD SURROUND

収録曲   

  • 01. Berlioz: Symphonie Fantastique - I. Reveries - Passions (15:12)
  • 02. II. Un bal (06:20)
  • 03. III. Scene aux champs (16:17)
  • 04. IV. Marche au supplice (06:35)
  • 05. V. Songe d'une nuit de sabbat (10:21)
  • 06. Ouverture: Beatrice et Benedict (08:14)

総合評価

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モーツァルトを始めとする、素晴らしいCD...

投稿日:2014/04/18 (金)

モーツァルトを始めとする、素晴らしいCDを世に出してくれたLinn レーベル、スコティッシュ室内管の後任は、1983年生まれのイタリア系イギリス人。同じくイギリスの俊英、ニコラス・コロンとともに、これまた若いオーロラ・オーケストラを創設した才覚の持ち主。マッケラスとの共同作業等で、実力申し分ない、ピリオドアプローチだって何でも来いの室内オケと、超過激を期待すると裏切られますが、美とイカレ具合、情、バランスよく、時にハッとさせられるような新鮮、驚きの音をブレンドしての見事な演奏、録音。速い処は、速め、遅い処は、遅め。クルレンティス、ロトとヨーロッパ各地から、ピリオド・アプローチをモノにし、駆使した若者の活発な、冷静、熱くなり過ぎない、次世代の響きが、聴けるようになってました。楽しみな1枚が、又、増えました。これなら、クラシックに未来はある、よね。

sunny さん | 兵庫県 | 不明

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最近、若手指揮者の活躍が多く見られるよう...

投稿日:2014/01/16 (木)

最近、若手指揮者の活躍が多く見られるようになりましたが、このティチアーティの幻想、録音当時28歳、またオケがスコットランド室内管弦楽団ということで興味が湧きました。実際に聴いてみて弦がピリオド奏法で旋律が非常に明晰、曲の進め方もテンポをあまり動かさず、しかし、アクセントはきっちりと明確にという点が印象に残りました。ただ同じピリオド奏法でもノリントンは縦横無尽に表情付けをしていたのと比べると多少おとなしく感じます。、第一楽章は強弱をしっかり付け慎重に、二楽章は割とあっさりと進み、三楽章から情感が出てきて、四、五楽章はエネルギッシュな演奏になります。それでいてグロテスクなものにならないところがこの指揮者の資質かなと思います。聴き手によっては物足りなく感じる人もいるかもしれませんが若い指揮者の新たな解釈、演奏の登場としてお薦めです。録音も演奏同様に明晰、打楽器の迫力も素晴らしくオーディオ的にも注目です。

ミシェル・スズキ さん | 静岡県 | 不明

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 刺激的な演奏・解釈も求めてしまう楽曲の...

投稿日:2013/04/02 (火)

 刺激的な演奏・解釈も求めてしまう楽曲の代表がベルリオーズの『幻想交響曲』(行き過ぎて“乱暴”なのは困りますが…)。そういった面で、かなり満足。でも決して刺激・刺激の連続ではありません。底辺にあるのは、やはり繊細な“美しさ”。それを土台に、刺激が明滅する。特に、時に鋭利で、時にどっしりとした打楽器群にはしびれます。「気を惹いてやろう」とか「驚かせてやろう」なんて指揮者の思惑が感じられたりすると、一気に興醒めなのですが、そんなことは微塵もなし。全てが自然な流れの中で起きています。美しさを維持しながらも一気呵成の勢いで聴かせてくれるマルケヴィチやミュンシュ、ただただひたすらに美しいチョン・ミュンフン、バランス感覚に脱帽のブーレーズ、そして最高のライブ感のクリュイタンスの東京ライブ…いい『幻想』はたくさんある。完全にその仲間入りだ。

masato さん | 新潟県 | 不明

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